今さらYouTuberについての個人的見解

YouTuberは嫌い

この1点です。ただ盲目的に嫌いなのでは無く明確な嫌悪感があります。

よくある批判意見として「楽して稼いでいる」「つまらないのになぜ人気」色々ありますが大体的を得ていません。youtubeは動画共有サイトなので投稿するにはまず動画を用意しなければなりません。自分の持てる力を出して長時間かけて編集した動画が全く再生されないこともあるでしょう。一生このままなのかと不安を抱えながらそれでも動画を投稿し続け、何とか人気を得られることもあれば、結局辞めなければならない事態に追い込まれることもあります。だから楽しているというのは全く的外れです。

しかし、自分で選んだ道で俺たちは苦労しているんだと声高に語ることは非常に見苦しいです。

俺たちは休む間もなく毎日頑張って動画投稿しているんだと叫ぶことは、自らと同業者を馬鹿にした言葉です。自分で選んだ茨道で戦っているのにそれに対して文句をつける行為は愚の骨頂です。超有名YouTuberであるHIKAKINさんは毎日楽しい動画を何の苦労もなさそうに投稿し、自分は頑張っているとアピールしたこともありません。(それがYouTuberのイメージを作ることになりましたが)それが本当のプロだと思います。

つまらないという意見はごもっともだと思います。そもそも面白いつまらないは主観なのでつまらないと感じることは正しいです。ただし、人気YouTuberはともなると大多数が面白いと思ってくれるので成り立つのです。筆者も人気YouTuberを面白いと思ったことは一度もありませんが、筆者が小さい頃ダウンタウン観て大笑いしている時に父親に何が面白いのか分からないと言っていた時と全く同じ状況でしょう。新しいコンテンツは年を重ねるごとに受け入れられなくなってくるものです。

それは自分が楽しんでいた時代のコンテンツが最高だと信じているからです。

10年後世代交代が起きた時、昔のほうが良かったと思うことでしょうね。

いろいろ書きましたがここからが本題です。

なぜ筆者がYouTberを嫌いなのか...

それは...

面白くもない連中が楽しそうにお金を稼いでることが我慢ならないから

でした。出た嫉妬(笑)

と、馬鹿にされるでしょうが所詮人間は嫉妬する生き物です。人間は嫉妬に生き嫉妬に殺されるのです。

出る杭は打たれる、ということわざがあります。あからさまに自分の成功を吹聴しているといずれ杭は打たれます。自分の失態か、誰かに足を引っ張られるかいずれにしろ杭は打たれてしまいます。古来より成功を収めた人間は自分の成功を吹聴することを良しとせず、黙って自分の仕事をこなし成功を繰り返し、大成功を収める時には杭など打たれないくらい高くなっているのです。

YouTuberは成功を隠すことをせず、いかに自分が成功しているか見せるために派手な動画を製作し、それで再生数を稼ぎまた同じことを繰り返します。ファンの絶対数が増えれば世間的にいくら嫌われていようとファンが動画を観てくれればお金が入ってくるのです。

人間自分が気に入らない人間が成功しているのを聞くだけでも不快な気分になりませんか?

それは恥じることのない人間の心の動きです。それを自分の原動力とするか足を引っ張る力にするかは自分次第ですが。

某芸能人が不倫スキャンダルですっぱ抜かれた時、尋常じゃないくらいに世論に叩かれました。闇営業をスクープされた某芸人も同じように世間にボロクソに叩かれました。なぜそこまで叩かれたのか、理由は簡単で、

潜在的に嫌っている人が多かったからです。

人の不幸は蜜の味と言いますが、自分の嫌いな人間の不幸はどんな蜜よりも甘いです。だからこそ再起不能になる寸前まで追い込まれたのです。普段から成功を声高に語り、なおかつ面白くないとなれば嫌いになる、嫉妬の対象としては十分です。その人物が転落すれば袋叩きにあうことは明白でしょう。

YouTuberは問題の芸能人と同じことをしているのです。人の羨望を集めるのと同時にどす黒い感情も集めているのです。だからこそ、選ばれし才能をもつ人間以外はYouTberだけでなく、自分を発信する行為は辞めた方が良いのでしょう。

皆それは頭では分かっているのでしょうが、一度手にした喜び、栄光はなかなか手放すことはできません。手放した時の喪失感を味わいたくないので、成功を繰り返すしかなく、最後には自分の成功に食い殺されるのです。本当に凄いのは大成功を収めた人でなく、それをすっぱり捨て去れる人なのでしょうね。


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