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ニュースへの向き合い方とネット社会への警鐘

この情報が”超”氾濫している現代で、毎日ネットニュースを回っている筆者なのですが、最近それを意識的に辞めようとしております。まとめサイトや、ツイッター等の情報が固めて置いてあるところも同様です。

辞める理由は単純です。「しんどくなった」からです。

毎日毎日ネガティブな情報ばっかりが入ってきますし、筆者の性質上気に入らない記事はnoteでついつい意見を書いてしまう...
別にそれが職業でも何でもないのに、思いついた時にニュース斜め切りしている自分に嫌気がさしました。

人間て正直な物で、毎日ネガティブな情報だけを吸い上げて目を通していると、どんどん腐っていく様な感覚に陥るんですよね。だって毎日何かで怒ってるんですよ?

自分から怒る要素を探してそれに対して怒っていたら身が持たないですよ。それなら笑っていたいじゃないですか。嫌なニュースを観たら嫌が応にも心が動かされるので本当に疲れちゃうんですよ。

最近ほとんどニュースは観ていないので知っているのは自分で調べる、コロナの感染状況と天気くらいのものですが、それで何も困りませんしむしろ疲れなくて済むので助かっています。大変なニュースは職場の方が教えてくれるので自分で観なくて済みますし、わざわざ怒る必要もない訳です。

だから色んな書き込める媒体でニュースに関する自分の主張だったりコメントを書くのはもう辞めます。noteに日々の考えたことを載せるくらいでしょうか。以前あったのですが、とあるニュースに関してこう思うと書き込みをしたら顔が見えないからってとんでもない長文で「否定&○○の発言について本当は○○なんですが間違ってますよね?ご意見を伺いたいです。」って筆圧と感情が物凄い文章を書き込まれたんですよ。それに対して10分の1くらいで返したらまた最初の倍くらいの文章で返してきて、筆者の言葉尻を捕まえて「これはヤクザ発言ですよ!!」って言われますしね。

ネット社会の弊害と言うのでしょうか。ネット社会はリアル社会では言えない怒りを書き込んで発散できるという怒りの受け止める場所である訳なのですが、それが肥大化しすぎた結果ネット社会がギスギスしすぎてしまい、アメリカの銃社会の様に皆が武装している状態なわけですよ。人は基本的に精神は肉体にに大きく影響されるので、言葉と言うのは容易に人を殺せるんですよね。

それを理解していない状態でお構いなしに銃を乱射する、家に乗り込んでボコボコにしに行く、多人数で一人に対し銃を撃つことをしているのでもうどうしようもありません。筆者もどこかでその片棒を担いで銃を撃っていたと考えると罪悪感がありますね...

昔はリアル社会の別世界がネット社会であったのですが、現在ではリアル社会を肥大化させたものがネット社会であるという見解があります。

しかし、今のこの状況を見るに、ネット社会と言うのは今も昔も別世界であると言うのが筆者の一つの答えです。だってネットの書き込みをリアルでやりますか?

おそらくやらないのが普通でしょう。普段から筆者みたいな過激思想をベラベラ喋っていたらおかしい人だと思われても致し方ないですが、そう思われたくないですし、上手くやりたいのでnoteに書き込んでいます。

自分の内面をさらけ出して発散して、リアルでは気持ちよく過ごすことができる。これって全く別世界の話ですよね?

ネットでの言動をリアルでもやっているなら、拡張現実とでも言えるのでしょうが、大多数はそうでないのでやはりネット世界は別世界の話なんですよ。ネットに別人格を持たせてMMORPGの様にロールプレイを楽しんでいるだけなのです。そのアバターの過激派が怒りをまき散らしているのですが...

ですがこのままネット世界が更に隆盛していくと、リアル世界を侵食していくと思います。別世界のアバターがリアル世界でも顕在するようになり、それがリアルを食いつぶしリアルになり替わろうとします。別世界でしか生きられなかったはずの怒りをまき散らす何かがリアル世界でも暴れだすと考えると怖くないですか?

ただでさえ、リアル世界でもそんな人はいっぱいいるのに、ネット世界から逆輸入されてきたら、世界は更に良くない方向に行くでしょうね。

ずっと前から言っていますが、書き込むときは電話番号を登録させるようにして識別できるようにしてネット世界を手遅れにならないうちに本当の意味で拡張現実とすることが必要なんだと思います。




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