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INIでバズった男が、やっとツアー参戦した話

2023年11月29日、Kアリーナ横浜で行われた2023 INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!]に行ってまいりました。

遡ること1年半ほど前、東京ドームに野球を見に行ったときに、INIの始球式とパフォーマンスを見て感動し、友達のために撮った動画を、短めに編集してSNSに投稿した。すると、自分史上最大のバズり方をした。

見れば見るほど増えて行く良いねに戦々恐々としている中、引用ツイートやリプ欄など追ってみると、クソリプなんて一つもなく、ファンの方の感謝で溢れかえっており、その多さにまた驚いた。

そこで「どうやらファンの方のことを通称MINIと言うみたいだ。」とか「動画で真ん中で踊ってるバットのスイングをアレンジしたのは、西くんというのか。」とか、さまざまな事を学んだ。

さすがにそこまで知るとかなり気になってしまい、YouTubeを調べると、PVだけでなく、お笑いやバラエティ好みな私にドンズバな、INIフォルダシリーズがあるのを知る。そこでメンバーの一人一人の性格や人となりを知る事で、なんか男子校みたいで楽しくやってるな。なんて思いながら、今でも楽しく拝見している。参考までに、最近のINIフォルダでおもろかった動画載せておきます。

全編楽しそうにしてて大変良いのですが、瞬き我慢対決のところが特に良いです。

他にももちろん新曲のチェックとかもしていく内に、沸々といつかタイミング合えば、ぜひライブに行きたいなと思っていた。

前回のツアーはタイミングが合わず行けなかった。そして、あれよあれよとINIのメディア露出も増え、1年半前とは比べ物にならないくらい知名度も大きくなった。

2NDツアーの申し込みが始まるよというタイミングで、MINIの友人から連絡があり、チケットを取ってもらうことになった。タイミングが良く、休みも前もって取れたので、あとは日が来るのを待つのみとなった。

いわゆるアイドルグループのライブ参戦は初めて。ライブが始まる前はかなり緊張していた。果たして男性客はいるのか(いや、いるにはいるだろうと思っていたけど)。アイドルを目の前にした女性ファンの方々の歓声ってどんな感じなのか。などなど色んなイメージを膨らませていた。

いざ当日。
何度も今回のツアーに参戦している友人に予め買っておいてもらったペンライトと、作ってくれたうちわを受け取った。わざわざ作ってくれたという事で、その嬉しさと、いよいよだなと少し気合が入った。

ライブ前に軽く食事をしていたら、メンバーの1人である佐野雄大さんが、体調不良でお休みという情報が流れた。残念だったけど、心配するだけだと気持ちも落ちてしまうので、少しでもポジティブに、他のメンバーがどうフォローするんだろうとか違う想像をするようにした。

いよいよ、会場入り。Kアリーナ横浜は、マリノスタウン跡地に建てられた事をこの日に知り、マリノスサポであり、かつマリノスタウンには学生の頃に週1回実習で足繁く通った場所でもあったので、ものすごく感慨深かった。

グッズ売り場でアルバムを予約すると、抽選でメンバーとの交流会(通称ミーグリ)に参加できる権利が当たるとの事で挑んでみた。MINIの方々は他の当選者とのタイミングを図って、駆け引きみたいな事をしていたが、そんなん関係ないっしょ。一枚買ってみるかーと軽い気持ちと行ってみたら、神様に足元見られていたようで、見事に落選した。

座席はLEVEL1(アリーナ席)の左側。まさかアリーナレベルで観れるとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったし、より楽しみになった。男性客はちらほら見受けられて心強かった。

いざ開演。
ステージからせり上がりでメンバーが登場すると、黄色い割れんばかりの歓声が押し寄せてきた。アリーナ席だったので、全て感じていた。圧倒された。この歓声を受けてパフォーマンスするのかと思うと、ステージに立つ人は本当すげえなと語彙力を失った感想を思うしかなかった。

統一感やキレがすごい振り付け、透き通るような美声、時たまにある愛嬌、繰り広げられる男子校みたいなノリを見ながら、こりゃ売れるわと思って見ていた。

パフォーマンスの合間に繰り広げられるコーナーも良かった。MINIからINIへの願い事を叫ぶコーナーや、ご当地クイズコーナーなど、ライブだけど親近感が生まれる企画ばかり。こりゃ売れるわと思った。

途中、トーク中に急遽お休みになった佐野雄大さんの話題になり、アクリルスタンドを用いて、上手く笑いに変える温かさを感じたところで、前の座席の方が泣いていたのも印象的だった。おそらく雄大さん推しなのだろう。そりゃまあ推しが突然休んだら心配だろうし、見たかっただろう。でも他のメンバーが温かいので、それに感動したんだろうと勝手に想像していた。

そして、アンコールも2曲ほど終わったあと、一人一人の挨拶の時間になった。この時間が素晴らしすぎた。当然、この日急遽お休みになった佐野雄大さんへのメッセージが多かった。その中でも後藤威尊さんから、ぜひ「#佐野雄大に届け」を付けて、今日の事や労いの言葉をSNSに投稿してほしいとの提案は、度肝を抜かれた。こんな良い奴いるんかと感動した。また、巷で話題になったKアリーナの終演後の混雑にも触れ、これで救われる運営の人が何人いるんだろうと、どこまで気配り出来るんだと感心した。
また中国出身のフェンファンさんの家族が来ているという話も感動せざるを得なかった。最初家族の話出さずに、周りに促されて話す感じもカッコいい。めちゃくちゃ売れるぞこの人達。

最後、ステージを回ってくれるINIに左手にはペンライト、右手で手を振り、両手でファンサを狙う自分がいた。

そして終演。
終演後も営業している7階にあるバーで、少し混雑を避けてから、帰路についた。余韻が冷めぬうちに、ライブを振り返れる場があるのはありがたい。

今回、佐野雄大さんを残念ながら見られなかったけど、これはまた来て会いに来いという事だと理解している。こうしてINIには伏線をまた張られてしまったが、この伏線は来年の京セラドームで回収出来るかなと思っている。そして、こうしてレポートを書いている中、30日からの復帰が発表されて、とても安心した。良かった良かった。

そして、こうして書かせてもらって何もしないのはいかがなものかと思うので、先程ファンクラブに加入いたしました。本当に端くれだと思いますが、私もMINIという事で良いのでしょうか?まだ足りてない気がするけど、それは追ってやっていきたい。

普段は日常のエッセイがほとんどだけど、たまにはこういうレポートも書いていきたい。ライブを振り返るの楽しいっすね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは!また!


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