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世界三大トラウマ映画、レスリーチャンの嵐の青春

レスリー仕事選べよ、ってたまに思うことがある。
上海グランドも相当キツかったわ。
レスリーには男小悪魔でいて欲しいんですよ、私としては。

それにしてもこの映画、見た目が80年代テイストむき出しで、あー気恥ずかしい。
おぼっちゃま役のレスリーの自室にはデビッドボウイのポスターが貼られていて、テレビでは、原宿の竹の子族の様子がながれてて。
つかみは超ダサい青春映画?って感じ。

レスリーが住むマンションに、日本への留学から帰って来た従姉妹のキャシーが同居を始めてから、おやおや?おかしな展開に。

キャシー貧乳なのにほとんど半裸といえそうな服ばかり着てるし、そりゃ夏場の香港は蒸し暑いだろうけど、あんなに大胆な服ばかり着なくたっていいのに。

キャシーを追って香港に来たボーイフレンドのシンスケの登場で一気に話の流れが変わっちゃったよ。

シンスケは学生運動の活動家で、ってかその設定は10年古いでしょう。
日本の80年代の大学生はノンポリでおとなしいもんですよ。

ま、なんかトラブルがあったみたいで日本を追われたシンスケをかくまうためにレスリーと彼のガールフレンドも一緒に離島に逃れる4人とそれを追う日本人刺客のチヨコさん、これがまたありえないくらいブサイクで、パトリックタム完全に日本の女を敵に回したね。

まぁ、チヨコさんの登場からは、執拗に続くバイオレンスシーンだから省略。
もう一度見たいなと思っても怖くて見られない、私のトラウマ映画です。

あとの2作はですね、ミケランジェロアントニオーニの無防備都市とアンジェイワイダの地下水道。
この3本はシャレにならない無理な映画です。

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