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北海道編:マルトマ食堂@苫小牧


北海道新千歳空港に降り立った。
今年の東京の暑さは半端ない。33度は九月に入っても当たり前。
でも北海道は違っていた。寒い。肌寒いぞ。現在24度。涼しい~。
東京と10度違う。非常に快適だ。


さぁ、北海道の旅の始まり!


空港から出ているバスでまずは苫小牧を目指した。
目的はマルトマ食堂のホッキカレー。一度は食べたい逸品だ。

苫小牧行きのバスに乗り、一番前の座席に座って景色を眺めた。
針葉樹林が連なり、人もいない、家もない広い道を走っていく。
苫小牧近くになっても人が歩いていない。
広い北海道、道に迷っても人に聞くことは出来ない感じっ。

マルトマ食堂に一番近いバス停で降り地図を見て歩いた。

海の気配がないもんだから、進む方向を間違えそう。
チェックしても疑心暗鬼。
一本道を間違えたらまた戻るのに大変だ。それだけ北海道はデカイ。


ようやく、それらしき漁港の市場、飲食店が見えた。

もう昼過ぎだ、かなり腹が減っている。
バス停から30分以上歩き、それに朝からメシというメシは食べてない。
頭の中はホッキ貝でいっぱいだ!


マルトマ食堂の看板を見つけ道路を渡る。

港が見える!

ん?

ダッシュするおばちゃんたち。

行列!?


俺も負けじとダッシュ!

と、いきたかったがリュックを背負い込んでる為不可能。
残念ながら最後尾に列ぶ。

マルトマ食堂は漁師さんや漁場で働く人たちの胃袋を満たす食堂。朝6時から昼の2時までの営業。
港から帰ってきた漁師さんがここで朝、空腹を満たすという。
なので、ここの順番は漁師さんたち優先だ。
食堂から出てくる人は皆さん暑そうな顔、皆さん大満足な様子。期待が膨らむ。
太陽の照り付ける中30分列んだ。

そして、店内へ。
バレーボールやスピードスケートの清水選手などの写真がズラリ。
芸能人もいる。
店内は狭く行列するのは理解できた。
だがそれ以上にホッキカレーの存在があるのだろう。

はやく




い。

店内の写真や皆さんが頼むウニ丼や海鮮丼、ホッキカレーを眺め、ようやく奥の席についた。店内ではおばちゃん、アルバイトのお姉ちゃんが注文し、それを運び忙しそう。厨房もフル回転だ。

注文はもちろんホッキカレー!

普通ので。


隣の方がホッキカレーを食べている。かなり大盛りだな~。
大盛り頼まなくてよかった。と、次の瞬間!

これ同じ奴!?


でけ~ぇ!!


普通のカレーの二倍は確実にあるデカさだ。
女性一人で食べるのは無理かな?と思うくらい。
草食系男子も無理だろう。
ではいきだきます!

パクリっ。

う、うまぁーい。

このカレーはうまい!
このインパクトにホッキ貝のエキスたっぷりのカレー。人気が出る訳です。
付いてきた魚のダシが効いた味噌汁も大変よい。

しかし、2/3まで来るとペースが落ちる。
隣の中国人カップルは全然食べれていない。

ここで、ちょっと醤油をたらり、ひとまわし。

カレーには醤油派。味を引き締めてくれ、旨味も引き立つ。

汗かきながら美味しく完食!

1000円ジャスト!値段もわかりやすくてよい!

ねじり八巻のご主人がまた良いのだ。

大変美味しく頂きました。
店を出て一休み。満腹感と体のほてった体温を冷たい潮風とカモメが癒してくれる。
漁港にはカモメが沢山飛んでる。こちら近くにも歩いてくる。
初めてカモメを間近で見た。

そして、俺の後に店から出てきた若者が「くるしーい」と腹をさすっている。

うまい

美味しい

くるしい(笑)


マルトマ食堂のホッキカレー!


また食べたいやみつきカレーでした。
カップルやご夫婦は二人で食べてもよいかもです。

よし、次は札幌へ!

■居酒屋ロマンティクス 2010年9月11日のblogより

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