今まで、禿げについての考察をしてきた。禿げというのは主に男性特有のものである。もちろん女性でも年齢とともにボリューム感が少なくなってきたり、ストレスによる部分的な脱毛も見られるようだ。

女性の場合男性の禿げとは違うし、例外的に抗がん剤治療などでの抜け毛の場合などもあるが、決して他人から笑われるということにはならない。しかも、「ズラ」などと言わずに「ウイッグ」なんて洒落た言葉もある。

なので、今回書きたい女性の髪型に関しては禿げとは関係ございません。

女性の髪型は地雷が埋め込まれてるのか⁉️

女性の髪型に関しては、私のような禿げにうるさい男性でも気付かない地雷がたくさん埋め込まれているようである。

多くの男性は、女性の髪型といえば「長い」か「短い」かのどちら位しか気になってないことであろう。
まぁ、私のように常日頃から周りに女子が多い男性でさえその程度の認識である。

髪型に関する偏差値があるとするなら、女性はみんな60以上。場合によっては70近い。

それに引き換え、男性の髪型偏差値は殆どが45くらいではなかろうか。
それなのに、いわゆるモテ本には「女性の髪型の僅かな変化にも気づいて褒めろ」的なことが書いてあるのだ。

偏差値45のFラン志望の受験生が、60以上のAラン上位校の問題を解けるはずないやん！

だから無理に褒めようとして怒られたり、何も気づかずに放置して怒られたり。

普通地雷って踏んだら爆発するよね。でもね、女性の髪型の地雷って、逆に踏まなくっても爆発するんよ。

こわくなーい❓

まず嫁さんが「今日美容院行ってくるね」って宣言すると、緊張するよな。嫁さんの髪型って、人生の中のどうでもいいものリストの上位を占めてるやん。そんなどうでも良いことを、後2時間後にテストがあるからしっかり覚えとけって言われても、油断すると忘れるもんよ。

嫁さんが帰ってきてから、髪型に一切触れなかったらその日の晩飯は手が抜いてあるのでそこでやっと気づくんや。

そこでおっちょこちょい男子は、取ってつけたように「今回の髪型中々似合って可愛いやん（無理にハート）」みたいな感じで褒めることによって地雷劇踏み‼️

そんなことがあると、次は絶対忘れないように嫁さんが出かけてからずっと「髪型、髪型。。。」みたいに2時間唱えなが嫁さんが帰ってくるや否や「髪型可愛いやん（無理してハート）」みたいに、モテ本の通りに上手く褒めることができたと心の中で小さくガッツポーズ。
そんな時に限って、
「実は予約の日間違えてて、そのまま買い物して帰ってきたよ」

はーっ⁈

ここ絶対試験に出るから覚えとけって言われて、そこだけは忘れないように努力しといたのに、その問題だけキッチリ出なかった定期テストみたいなもんやん。

この地雷。何とかしてよ。

【その他にも失敗が】

そのほかの失敗例としては、いつも真面目にしっかりと仕事をこなしてくれる受付スタッフ。

こちらから仕事を頼まなくても、先回りして必要な仕事を探してキッチリとこなしてくれ信頼度抜群。
それなのに、ある日の朝職場に出てみると受付ちゃんの髪型が何となくボサボサな感じ。ちゃんと、髪型位整えとけよなーって思いながらも、今まで注意するようなことが一度もなかった信頼できるスタッフなので、緊張しながら注意したよ。
「受付ちゃん。髪の毛、何となくボサボサじゃない？」ってね。

そしたら意外な回答。

「これパーマかけたんです」

ここで急に気持ちを切り替えたよ。

「うーん。パーマも似合うねー」ってね。この切り替えの早さが大切。パーマも色々あるんやね。知らんかったよ。

そのことを、当時仲よかった（つい最近結婚したらしい）キャバクラのお姉さんに笑い話として伝えたんよ。

しかも偉そうに
「やっぱ、女性の髪型には直ぐに気付かん男はダメやね」的なことをほざきながら、水割りを飲んだような記憶があるよ。

そしたら、そのお姉さんから帰ってきた言葉にビックリしたね。

「何か私の髪型で気づくことない❓」ってね。

どうやら、当時看護学生をしながらキャバクラのお仕事してたんだけど、病院実習が始まるので腰のあたりまで長かった茶色の髪を肩につかないくらい短い黒い髪に「髪型チェンジ」してたんだよなー。

多くの男性がこんな失敗を繰り返してるはず。
女性の皆さん。髪を褒めてもらうべきタイミングでは、こんな男性でも分かりやすいヒントを上手に出してあげて、少しずつ育てる感じでいこうね。