昨日は女性の髪型には地雷が埋め込まれていることを、世の男性に注意喚起した。

この地雷でボロボロに傷められた男性のハートを少しでも癒すため。また、このような男性をこれ以上増やさないためにもアラフィフ歯医者（敗者）は女子たちと戦って行かねばならないと誓ったのである。

私ことアラハイ（勝手にアラフィフ敗者を略してみた）は日々多くの女性に囲まれている。

そして、その多くの女性と戦っているのだ。

家では妻や娘に怒られ。

職場ではスタッフに怒られ。

それなら中洲のお姉さんたちならアラハイの心を癒してくれるだろうと信じていたのに。。。
そこでもまた怒られてしまう。

サウザーさんの名言

「愛などいらぬ‼️」

この言葉が身にしみる。

周りには味方など居ない。でも、可愛いお姉さんに優しくしてもらいたいのだ。

それで、髪型地雷問題の解決方法を考えた。

髪型が変わったのに気づくのが苦手なら、髪型が変わる瞬間を目撃すればいいのだ。さすが、頓知がきくアラハイだ。✌️

で、お姉さんと一緒に美容院に行って来ましたよ。

ふふふ。これで、終わってから「綺麗になったね（ハート）」とでも言っておけば、美女のハートは鷲掴みかな。なんて、悠長なことを考えていたよ。

で、だいたいこの辺で、一緒に美容院に行ったことを後悔する男性が続出するね。

ただ、横で待ってるだけの場合と、自分も一緒に髪を切ってもらう場合が考えられるやん。

女性の美容院を甘く考えたらいかんよ。

アラフィフ禿げが切ってもらうような10分でささっと終わるようなとこじゃないから。

まず、打ち合わせから入るね(笑)

デートの時にメニューが中々決まらん女子がおるやん。そんな時に心の中で（何でもいいから早く決めろよな）なんて思ってる男性陣は要注意や。

ご飯のメニューより髪の毛の打ち合わせは時間かかるぞ。

禿げたおっさんなら

「まぁ、禿げが目立たん程度に短く切っといて」の一言で済む。もちろん相手も、（それ以外の髪型なんてないやろ）と内心思いながらも、笑顔で「わかりました。言われるほど禿げはまだ目立ちませんよ」なんて、予定調和の会話をしながらサクッと終わるもんね。

こんな感じ。

アラフィフになると、禿げとの戦いだけでなく、白髪とも戦わんにゃならん。まぁ、白髪染めやね。これも、白髪染めを塗る面積が狭い分、すぐに終わるんよね。

もちろんシャンプーも早い。だって洗う髪ないもん。しかも、直ぐに乾くよ。美容院にある、デッカいドライヤーが無駄に思えるね。

でもね、僕らアラフィフ禿げがセット終わった頃に、やっと打ち合わせ終わって切り始めるんよね。

しかも、スタイリストさん（美容師さんのことをこんな風に呼ぶらしいね）、めっちゃ丁寧やん！禿げ相手と対応違くない❓

長い髪が短くなるとかならわかるけど、長い髪が長いままで微妙に毛先が変わってるくらいやん。こんなの気づくわけないやん。めっちゃ時間かけて、こんだけしか切ってないの？と、思っちゃいけんのよ。

この、わずかなカットにいろんな小技が隠されているらしいんや。禿げには小技は不要だけど美女の髪にはいろんな仕掛けがあるんだな。

ここら辺で普通の男子は気が遠くなっている。なんてったって、男子は髪型偏差値45だから。

ここからカラーが始まるんや。

アラフィフの白髪染めとは違うんやで。

なんと！染める前に色を抜くんやって。。。

何それ❓❓聞いてないよ（ダチョウ倶楽部ふう）。

色を抜いた後に染めると、透明感があって艶が出るらしい。

ダブルカラーって言うんだって。しかも、ハゲ頭と違って美女の髪の毛は長いんよ。

このカラーだけで軽く2時間よ。

オイオイ。美女1人綺麗にする時間があったら、禿げは10人こなせるんじゃね？

まぁ、スタイリストさんも禿げ相手よりは美女の髪をスタイリングする方が楽しいよね。

この辺になってくると、時間潰しに美容院から外に出て買い物でもしよっかってなるね。

そこで頑張ってくれているスタイリストさんに差し入れでもと考えて、お菓子を持って美容院へ再訪。
このちょっとした気配りで美女の髪型もより綺麗に仕上がり、美女の機嫌も良くなると言う作戦(笑)。

それでやっと、カラーリング剤を洗い落としてる感じよね。

やれやれ（村上春樹ふう）。

ここから仕上げに行くかと思ってたら、行かないよね。

ヘッドスパってやつに行ってしまったよ。

なんか専用の個室に入って行ってる。癒しの音楽を聴きながら、オイルで頭皮をマッサージする感じらしい。
後で聞いたんだが、美女はここでもマッサージの強弱に注文をつけるらしいよ。

アラフィフ禿げなら、マッサージしてもらいながら「これ以上髪の毛が無くなりませんように」って祈るところだよ。

50分の施術が終わってから、ようやく仕上げに。

禿げを乾かすのは一瞬だけど、美女の髪は時間がかかる。

先ほどのデッカいドライヤーはここで活躍するためのものなんや。もう1人のスタイリストさんも登場して、ドライヤー２つ使って乾かしてたよ。

これでようやく完成‼️

細かい変化はよくわからないが、綺麗にセットしてあるので、可愛い。

確かに艶もありきれいだ。

ここで、思いっきり褒めてみたよ。

「メッチャ綺麗やん。可愛いい（ハート）❣️」

すると。

「はあーっ。。（ため息）」

「ぜんぜん思ってたのと違う。こんなに短く切って💢」

なんかこの人怒ってるやん。怖いよー。

「いやいや、じゅうぶん綺麗になってるやん」実際、美女はどんな髪の毛でも綺麗なんだが(笑)。

こんな、慰めの言葉は役に立たないね。美女自身が気に入らない髪型は全てダメなの。

自分の嫁さんなら変な髪型になったとしても、笑い話で済むのだが。

美女の髪型は、本人が気にいるように完成した時だけが成功なんだな。

それ以外は逆に不機嫌になるから要注意！

そのまま、美女の機嫌を取るために回らないお寿司屋さんに直行することになったとさ。。。