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2023.11.24 生布施明レポート 2023-2024 刹那の夢がたりツアー @東京 文京シビックホール

 なんだかとっても久しぶりに感じる、生布施さんレポート。それもそのはず、自分が最後に行ってから1ヶ月半も!生で布施さんを見ていないではないか!(1ヶ月に1回は生で見たいオタクです← いや贅沢だって分かってるんです、分かってるんですけど。)

 実はこのところなんやかんや色々忙しくバタバタな日々で、しかも直前にひとり息子が溶連菌に感染して果たしてライブに行けるのか?とヒヤヒヤする案件でしたが、なんとかすぐに回復し、ようやく、ようやくこの日を迎えられた…!という感じでありました。ふぅ。

 開場前の会場(ギャグではない)ではたくさんのファン仲間の方とお話しできてとても楽しい時間でした。一方話に夢中になりすぎて会場の写真をあまり撮っておらず、冒頭の写真は地下鉄最寄り駅の出口直結の文京シビックセンターの案内板です(失敬)。

 こうして布施さん公演に行ってレポが書ける、ということ自体が本当に幸せなことだなぁとつくづく感じております。今回のレポもぜひお楽しみいただければ幸いです。

会場

 会場は文京シビックホールの大ホール。布施さんも音響がいいと褒めている(と聞いた)会場です。私はここで聴くのは初めてなのでワクワク。

 今回座席は12列目のやや上手側。遠すぎず全体を見られる良席でした。ファンクラブに今回も感謝です。


 これ以降セトリなどネタバレが多々含まれますので、お嫌な方は回れ右でお願いいたします。
(ネタバレを避ける間)













































流れ

 ブザーが鳴り、幕が上へ。一瞬Nessunn Drumaの太鼓の音(多分)のあと、なんだかカラフルなライトがピカピカしながらの、バンドの皆さんの演奏。広島でも聴いたはずだけどやっぱりなんの曲か分からず。

 そのあとは、MY WAY!!!(分かっていても、ここでMY WAYでいいんですか?という気持ちに。)

 10月18日の岩手公演以来の1ヶ月以上ぶりの公演。ずっと元Tiwtterでも他のSNSでも音沙汰がなく、ファン仲間とも心配をした部分もあったのですが、舞台にいた布施さんはツヤッツヤでした。声も肌も。(心なしか日焼けされていたようにも見えましたが真相やいかに…?)きっと静養をしっかり取られたんだなぁ、と心の底から安心しました。

 聴きながら「もうラストか?」とずっと思ってました(一回聴いてるはずなのにまだ思うのですよ)。照明は紫でキラキラな感じ。

 衣装は、広島でレポした際と同じ。ネイビーのタイ、白いシャツ、濃いグレーのジャケットとズボン。中にグレーのベスト。胸元のピンはキラッと光る石が一粒。

「私には愛する歌があるから」の「わたぁしぃにぃはぁ♪」の力強さが半端ない!パワフルさがいつもに増してすごかった。音響のせいもあるかもしれませんが何より静養と鍛錬の賜物でしょう。ずっと隣の方が目頭を押さえていたような。いや、大感動です。

 そうして終演…じゃないわ次の曲へ。ちょっと有名な何かの曲の一節を挟み、次は君は薔薇より美しい。オーイェー、出ました!
「息を切らし〜」のところが広島と同じく「いきを、き〜らし〜」ではなくて「い、き、を、き〜らし〜」という感じ。(2番の「愛の日々と〜」のところも似た処理)

 「くちびるぅ」のところがセクシー。ピアノ間奏のところでの「ウゥ〜〜」が素敵。ダンスもキレッキレ。途中井川さんの方を向いて指差し。ノリノリ感が伝わってきます。

 2番の「薔薇より美しいぃ」のところ、膝を少し折って歌うところが大好き!(伝わる?)

 観客大興奮の中、次の曲へ。雰囲気がガラッと変わって愛は限りなく(Dio Come Ti Amo)
布施さんの切り替え力に驚きます。後ろに赤のトンネルのような背景。
「怖いぃぃ、くらいなのぉ」の感情がこもりすぎていて怖いくらいでした。
布施さん、よく左足でリズムをとっているのですが、この曲でもそれが素敵でした。この時少し太腿に光が当たってそこがまた良い(何目線)。
最後の"Dio Come Ti Amo"の「オー」の伸びが、ものすごく長く力強い!感激でした…。

曲が終わってMC。

MC内容は箇条書きにします。(以下同様)
・文京シビック、改装して(音響とか)もっとよくなった。以前も良かった。
・やっと嵐の渦が通りすぎたと思ったら
・いいのかな〜という思い
・この星この島がお平らであるように思う
・でも今日はその辺は忘れていただいて
・ツアータイトルは「刹那の夢がたり」。難しい風が好き。分からなくてもつけちゃう(かわいい…)
・刹那は元がサンスクリット語
・指をパチンと鳴らす間に60の刹那がある(このとき布施さんが指を鳴らしたんですがめちゃくちゃいい音が出ていてそこに感動してしまった(笑))
・理数系に疎い私にはチンプンカンプンですが
・「そうそう、あの時はさ、この時はこんな時代だった」って思えるような夢がたりにしたい

 そして小堀さんのギターを叩くカウントで始まったTears in Heaven。カバーだけれども布施さんのモノにしているな、という印象。広島で聞いた時よりも入りの音が低かったような。全体的にとても発音も綺麗で聞き入りました。1番の後「ンーーー♪」と言われていて、こういうところまで耳が幸せ。布施さんのハミング音コレクションを音源化したいくらいです。
 
 その次は木蘭の涙。最初は上手側で歌唱。まず歌詞の内容が、沁みる。「あなたは嘘つきだね わたしを置き去りに」のところは聴くたびに心がキュッとなります。
 細かいところで「空へと旅たった」の最後の「たー」の力の入り方が強く切ない。マイクが遠い。マイク不要説、75歳にしてまだ健在。(しかももうすぐ76歳なのに)
 あと今回多分コーラスが前回聴いた時と変わったような気がします(変わってなかったらすみません)。服部さんと永田さんのコーラスも美しくて、切なく悲しい曲なんだけどずっと聴いていたいような不思議な感覚になりました。
 一回「オーオオオオオー」とサビの前で歌われていて、胸の苦しさMAX。いや、映画見てるみたい。
 最後は下手側に移動して、アカペラで。手を胸にあてながら、切なくも力強く歌い上げていらっしゃいました。あぁ、沁みる…。ちなみにこの時上手側から布施さんにライトが当たるのですが、ハーフシャドウっぽくなってそれがまた最高にかっこいいのです。照明さんの技術、照明の構成もものすごく良い。
 アカペラ終わった時には会場内から「すごいね…」というお声がいくつか聞こえました。いや、すごいですよね…。と心の中でうんうん頷いていました。前回聴いてからオリジナルも聴きましたが布施さんバージョン、とっても好きです。

 ここでMC。
・今年も評判のあまり良くない独白コーナーをやります
・夜中にそっと書きました
・独り言、というか戯言ですね、それを歌で繋ぐ
・お客様一人一人の中でイメージを作っていただけたら

 と話し、始まった独白コーナー。(そういえば今回は広島と違いメガネはつけなかったです。メガネ独白コーナー好きだったのにぃぃぃ!)

独白1
・今大きく息を吐いてあの日を振り返って拳を握りしめてしまう
・たった一歩進むのに涙も道連れにしてしまった

 後半がメモがうやむやです。

 続いて始まった歌は負けちゃいけないよ。イントロはCDの"Us."と同じ感じのピアノのイントロ。立ち位置はやや上手寄りで、紫(ややピンク寄り)のライティング。
 2回目以降、「負けちゃいけないよ」のところで拳で腿の辺りを叩く布施さん。この時の気持ちの入り方がものすごく好き。ちょっと膝を折ってるところも好き!
 「そしたらきっと笑えるから」が1箇所「そしたらきっと笑えるかも」でした(重箱の隅案件)。
 最後の方、ピアノ側(つまり下手側)に行きながら「負けちゃーいけないよ…」と歌い、最後は下手でフィニッシュ。「ゴールはまだ遠い」の最後の「い」の弱音が長くて最後楽器の音と混ざり合って消えていく感じが好きです。線香花火がだんだん弱くなって、徐々に消えるような。(ポトリと落ちる方ではない)余韻が半端ないです。

独白2
寸劇
 書ける範囲でセリフで。全部布施さんのセリフです(当然といえば当然)。
 (最初「久しぶり」みたいなセリフもあったかもしれません。すみませんメモ忘れ)
 「帰ってきたの?」
 「あ、お母さんが…」
 「ご主人は?」
 「あ、そうだったんだ…全く知らなかったから。5年前だったんだ…」
 「僕もまあ色々。親父の跡を継いで薬売りさ」
 「海辺のあの店 あるんだよ」
 「君と最後に別れたのはあの店だったよね」←多分New
 (バスが来る)
 「嬉しかったよ」
 (バスの発車音)
 「じゃあね」
  ※確実に抜けがあるので、ご参考程度に。

  こうして書いてみると、ひとりで相手側の情報も伝えていて結構手が込んでいるなぁと感じます。そしてこれを作って稽古している布施さんを想像して勝手にニヤけるまでがセットです。

 曲はともかくも。大好きすぎる一曲。「あの地平線を超えた 君のところで」の歌詞が大好き。「歩いて歌い続けて」の「歌い続けて」が低音で入るのも好き。この曲は本当に切実に音源化していただきたい…!(生で聴くのが一番良きですが!)好きすぎるのでオリジナルもあらためて貼っておきます。カリブレ50の"Aunque Ahora Estés Con Él"という曲。

独白3
高島野十郎の蝋燭の絵が、西向きの壁に飾ってある
・ノスタルジアが見えるような気がするのは過ぎ去った過去の現れなんだろうか。(過ぎ去った過去って重文?)
・最後に「またね」
 
高島野十郎とノスタルジアというワードの印象が強すぎて、あまり他が覚えられないのです…泣。「未練」というワードがあったっぽいのですが忘却の彼方。

 歌は青空の彼方星
 途中手を叩くところ、長谷部さんが叩いていました。前回の時は服部さんだったような。服部さんももしかしたら今回も叩いていたかも。
 「私を忘れないで」のところは毎回泣きそうになります…。

 にしても改めて、今回のセトリは亡くなった方への想いを歌う曲が多いですね。(Tears in Heaven、木蘭の涙、青空の彼方星)今年はとりわけ有名人の方の訃報も多かったように感じられるので、布施さんも何か思うところがあったのでしょうか。近しい親しい方がお亡くなりになったのではないことを祈りたいです。

 独白コーナーはこれにておしまい。そしてMCへ。
・よく分からない語り物になってしまったんですが
・最高の独白コーナーを作ろうとしたけど今年の夏暑くてぼーっとして
・年齢は関係ない(やや強調したげに)
・異常気候のせいということにしていただいて
・来年以降は優しい夏が訪れて最高の独白コーナーが(できるはず)
・(拍手が起きて)そんなんじゃダメだってことですかね…(笑)
・レコード、カセット、(大きいカセットについても言及)、CD、配信と移り変わってきて恐ろしい時代
・デビューして200曲以上レコーディングしてきた
・でもほとんど覚えてない
・曲のリストを見せてもらっても、分からない
・歌詞を見せてもらっても、分からない
・聞かせてもらっても、分からない
・なので覚えている曲の中からメドレーを作りました
・(メドレーについて)
 仮面ライダー響鬼に出たことがある
・役は前に仮面ライダーで、今は研究所で武器を研究する年寄りの役。

 大きな古時計のくだりはカットされてました。(聴きたかったぁ)

・「それでは、『老人よ!』」(笑!)「じゃなくて『少年よ!』」
と言ってメドレーのスタート。ここの笑顔がたまらなく好きでした。

 「アゥアーウ!」と叫んで始まった少年よはやっぱり盛り上がる!「すり抜けていく」仕草が好き!ややテンポ遅めに感じたのは気のせいだろうか。
1番+サビ2回のショートバージョン。

 「少年よ」、フルで聴きたいなぁー!という想いを抱きつつお次は霧の摩周湖。マイクありではありながら、最初の「あーあーああああー」も「少年よ」が終わってから間髪入れずに入っていてすごい。息は切れないのか…?アップテンポからのしっとり感の切り替えが本当にすごいと感じます。そして「あふ〜れる〜なみだぁ〜あああ〜〜ん」のところのセクシー加減がたまらないっ!

 その後愛の詩を今あなたに。カッコイイ!!!!「あなただけを愛するために今日までひとり生きてきた」なんて布施さんに言われた日には…!たまらん!!!

 それからお馴染み落ち葉が雪に。青春日記〜の「きー」が長い。なんだか広島よりメドレーの完成度が高いように感じられました。(広島が悪かったわけではない)特に全体通じて弱音の伸びが今回は秀逸でした。
 
 そして恋のサバイバル。一瞬咳払いを最初にしたような。(見間違いだったらすみません)イントロからテンションが上がる!「さよなら 平気だわ」のさよならの手振り、ヘイヘイの手の感じ。それらがなんだかやたらセクシーに感じるし、普通に50歳くらいに見えました。

 続けて愛は不死鳥。最初の布施さんの声だけ(マイクはあり)の部分がかっこいい。

 それから(ワンフレーズ)、カルチェラタンの雪。カルチェラタンは、もはや劇。

シクラメンのかほりも安定して良きでした。最後の「僕は何を惜しむだろう」の最後の「う」がただ弱くなるのではなくて、一旦強くなってから段々と小さくなっていく感じに圧倒されました。

 歌い終わって布施さんは下手袖へ。

 バンドメンバーによるインストゥルメンタル。それぞれのソロも織り込みつつ、耳心地良い時間。それぞれイイ。

 下手から再度舞台に戻った布施さん。衣装は少し変わり、黒の蝶ネクタイに白のシャツ、黒のジャケットに黒のズボンの衣装。布施さんといえばこの衣装!って感じです。

MC
・タンゴを聴いていただきました
・メンバー紹介
 ベース川嶋さん→ドラム長谷部さん→ギター小堀さん→パーカッション服部さん→キーボード永田友紀さん(注:金子さんご出産・育児のため代理で入っていらっしゃる模様。)とご紹介
と紹介して「以上のメンバーでお送りします」とおっしゃり井川さんとバスをする安定の流れ。「忘れた(笑)」と言っている布施さんが本当に可愛い。
井川さんの紹介。お父さんがサックス奏者。50年一緒にやっている話。

 そこから音楽が流れて手品でお花を出す布施さん。観客からすごーいという感じの歓声が。そこからピエロ風の動きのマイム。観客からは笑いが。
 
 そこからのピエロ。前奏がしみじみ沁みる…。「消してあげる」のところでフッと息を吹きかける、優しい感じが好き。ネクタイを直したり、途中ジャケットのボタンを外したり、落ち着きのなさも健在(笑)。
「でもね、それでね よかったんだね」の可愛さ。確か一回頬を指差し笑顔をされてそれがまた尊い可愛さ。いや反則…!
 最後の「涙さえも笑って見えるもの」の泣く仕草をしながらの笑みが、本当に切ない…。 

 お次はMr. Bojangles。帽子、杖、鞄、メガネ(Bojanglesさん用の小さい丸メガネ)を身につけ、観客に向かってドアを開ける仕草(とドアが開くギィーっという音)、そして「ハロー!」の流れは同じ。

 この辺り双眼鏡でまじまじ見ていた時に(持って行ってたんかい)、シャンパングラスに入ったお水と"Us."のCDとBojanglesさん用とは別のメガネの3点セットを発見。今回はどれも使いませんでしたね…。

 Bojanglesさんはしみじみしんみりと聞き惚れました。時々やっぱり50歳くらいに見えたり(四半世紀分年齢詐称疑惑)。帽子をとったところでおでこが広く見えて可愛くて「可愛い〜」って心の中で叫んだり。ネクタイが微妙〜に曲がっていてそこも可愛かったり。毎度自分でもなぜこんなに可愛いと思うか不思議なくらい可愛いを連発していました。あぁ、可愛い。最後は踊りながら「ダンス、ダンス、ダンス」。

 曲が終わって、「いやいや…」と言いながらMC。
・パントマイムを習っていた。ヨネヤマママコさんのところで。最近亡くなりましたが。(補足:2023年9月20日に逝去)
・教わったのの1%もできていないですが
・最後のパートです
・民度の揺らぎを感じる
・この島の民が平穏であるようにと思う
・コロナ禍4年で色々と変わった
・音楽もAIが進んでいる
・打ち込みと言ってメロディなどを事前に撮っておくのもあるが
・歌った一小節をAIに入れると、新しい曲が(その声で歌っているように)できる
・ビートルズはうまくやったなと思いますが
 ※補足 ここは最近でたNow and Thenのことを指しているかと思います。
 ちなみにこの曲ではデモテープにあったジョンレノンの声と
 ピアノの音声の分離にAIを使ったそうです。(参照:
https://wired.jp/article/the-beatles-now-and-then-last-song-artificial-intelligence-peter-jackson/

・たくさんの音楽関係の人が離職して歌手もいなくなるかもしれない
・見にくるとなんかこんなの(VRゴーグルのようなものを指していると思われる)を渡されてそれで私が歌ってるのを見る、ような感じで。そっちの方がいいとも思わなくもないですが。
・でも昭和の香りがして恥ずかしいと思うけれども、このような舞台を突き詰めたい
・我々一同いつでもお待ちしております。
・本日はありがとうございました。

 そして慟哭。いや、完璧。今回は特に素晴らしかったです。バンドの皆さんとの調和も。そして布施さんの声も表現力も。(ちなみに屈むのは前回ツアーくらいからやらなくなっている。ある種安心ではある。←)
 なのによく見ると途中お腹のバンドとかボタンをいじっていたりで本当に目が離せない!!!笑 
 最後の時の流れ〜のところでの背景の展開と音の響きが本当に圧巻。(背景に出てくる照明が先に続く道のような感じで、すごく好き。)

 それからついて来るなら。サビのところで手を伸ばす人が今回も多々。「オーイエー」は間奏で言っていたようです(メモ頼み←)
そして2番の「これが最後の口説きの文句」で手をクイっとするところが素敵!さらに「船出のとぉーきぃー」が力強くて最高にかっこいい。短いながらも聴きどころ満載の一曲。これはだいぶ新たな定番になってきた感があります。

 そしてWALK。オレンジのライト。ジャケットのボタンをこの辺りでいつの間にかとめられていました。

 そういえば今回蝶ネクタイは解いてなかったです。チェッ←(解いた時のセクシー加減が大好きなので。すみません)でもタイはめっちゃ触っていたので、気になっていたのかも。

 オペラグラスで見ていたら、目が合った気がします。笑顔が本当に、輝いていて素敵。惚れます。

 にしてもこの曲(WALK)、MY WAYに変わってラストの定番にしても全く違和感がないです。MY WAYからWALKへ。というか、より今の布施さんに相応しい感さえあります。
 MY WAYをWALKし続けている布施さんの気概をひしひしと感じました。
 あまりに素晴らしくスタオベしてブラボーまで叫んでしまいました…!(それでサイリウムを床に落として慌てる35歳←)

 壮大な感じで歌い終わって、布施さんは下手袖へ。と思ったらあっという間に赤いジャケットに着替えて舞台へ戻られました。体感3秒。(流石にもうちょっと長かったと思いますが)蝶ネクタイははずされていました。

 スタンドマイク(だったはず…)をつかみおもむろに「じゃぁ…特別だよ♡」からの君は薔薇より美しい。最初の君薔薇も盛り上がりが凄かったですが、ここまでの流れからの君薔薇でさらに会場は大盛り上がりでした。手拍子、揺れるサイリウム。会場の一体感が非常にありました。

 そして最後はTime to Say Goodbye。君薔薇から雰囲気をガラリと変えて、重厚に歌い上げる姿には毎度感服します。
そしてこの曲が最後と思うとやはり寂しさが込み上げるのでした。いや、絶対また聴きにくるわ。
そして最後のイヨコンテから、バックのドーンという重厚な音、そして幕が上から閉じて終演。

 都内だしきっと早くお帰りになるかなと思い出待ち場所でバタバタと向かいましたが、会場を後にされたのは終演後15分経ってくらいでした。ご自身のお車(運転はおそらく奥様。お綺麗でした…)で会場を後にされたのでした。窓ガラス越しに手を振ってくださり、嬉しい限りでした。

セトリまとめ

MY WAY
君は薔薇より美しい
愛は限りなく(Dio Come Ti Amo)
Tears in Heaven
木蘭の涙
負けちゃいけないよ
ともかくも
青空の彼方星

メドレー
少年よ
霧の摩周湖
愛の詩を今あなたに
落ち葉が雪に
恋のサバイバル
愛は不死鳥

カルチェラタンの雪
シクラメンのかほり
まほろばの国 (パンフには記載あり、初日川口公演では歌唱ありだった模様だが今回はなし。)

ピエロ
Mr. Bojangles
慟哭
ついて来るなら
WALK

君は薔薇より美しい
Time to Say Goodbye

感想とまとめ

 岩手公演から1ヶ月半近くほぼ音沙汰がなかったので、ファン仲間の方と時折心配していましたが、そんな心配はよそにとってもお元気そうで踊りまくる布施さんが見れてとても嬉しい回になりました。
 演奏と歌のマリアージュも前回見た時よりレベルアップしていて、とにかく余韻がすごかったです。セトリのバランスもすごく良いので、「布施さんのライブ行ってみたいな〜」という方に非常にオススメしたいところ。いや関東近郊のチケット、知り合い連れていくためにもう1枚ずつ買っておけばよかったな…←

 次回は12/3(日)ののど自慢の観覧に当選したのでそちらのレポをする予定です!お楽しみに!


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