ウィッチャー3 ワイルドハント

ホワイト・オーチャード_3 (小)

本日は、プレイステーション、PCなどで発売されている「ウィッチャー3」について。ウィッチャー3はポーランドの開発スタジオCD PROJECT REDが開発したオープンワールドアクションRPG。プレイヤーはゲーム内世界でモンスターハントを生業とする「ウィッチャー」のゲラルトととなり、自分の娘を探して旅をしていく。その途上で様々な人に出会い、様々なモンスターと戦っていく。2022年1月現在3000万本以上の売り上げを上げるモンスターソフトとなっています。

圧倒的な品質に圧倒的なボリュームをのせて、送り出された今作。このゲームが本当にほかのゲームと(ほぼ)同じ価格でいいのかと疑いたくなるほどの内容となっています。

ホワイト・オーチャード (小)


●おすすめポイント①:開発スタジオ(CD PROJECT)
開発はポーランドのゲーム開発会社CD PROJECT RED。ウィッチャーの1、2はもちろん、直近の作品としてはサイバーパンク2077を発売しています。このサイバーパンク2077のコンシューマー機対応でやらかして、返金騒動も行われましたが、PC版などはおおむね好評。AAA級のタイトルを定期的に(といってもかなり時間はかかりますが)発売してくれるソフトメーカーとして、ユーザーには非常にありがたい存在。今後もぜひAAA級のタイトルを出し続けて欲しいスタジオです。

このスタジオが発売するタイトルは、中世ファンタジー世界・サイバーパンクの世界等、比較的渋めの世界観のゲームを作る傾向にあります

●おすすめポイント②:ストーリー・世界観

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暗く、重い中世ファンタジーの世界観。国同士がいざこざを起こし、フィールドには戦場跡などが点在している。そこで村人、軍関係者などから依頼を受けながら、生き別れた娘を探すというストーリー。シンプルなストーリーに見えるが、メインもサイドも一筋縄ではいかないストーリーが多く、自分が良かれと思って行ったことが裏目に出るなどして衝撃的な展開になることも。

雰囲気的には人気ドラマ、ゲームオブスローンズに近い。あれをもっとファンタジーよりの世界観。あの作品は要所要所でファンタジー要素が出てきたが、ウィッチャー3では日常的にモンスター・魔法などが出てくる。

主要人物の役職として魔女やモンスターハンター(ウィッチャー)などが存在。加えて、主要人物に王族などが出てくるため、政治的な要素もあり、その点でも楽しめる内容となっています。

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この世界の舞台の一部。DLCも入れると、この地図の3~4倍のボリュームがあります。

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トゥサン地域。場所によってはこのような華やかな場所も。

●おすすめポイント③:キャラクター

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主人公ゲラルトを筆頭にアダルティーなメンツが並びます。(オッサンがメイン)

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ゲラルトの師匠のヴェセミル

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ゲラルトの元?彼女トリス・メリゴールド

●おすすめポイント④:ローカライズ(スパイクチュンソフト)

ノヴィグラド_1 (小)

ローカライズはスパイク・チュンソフトが担当。ローカライズの質は高く、ほとんど違和感なく、重厚なストーリーを体験することが可能です。(ごくまれに「これどういうこと?」というようなテキストが入るくらいです。)吹き替えも主人公ゲラルトの声優、山路和弘さんを筆頭に実力のある方が揃っており、素晴らしい日本語吹き替えを聞かせてくれます。


ウィッチャー3いかがでしょうか。2015年に発売されたゲームなので、少々動作などが古く感じるところもありますが、AAA級のタイトルとして、やっておいて損はないタイトルだと思います。定期的にセールでも安くなるタイトルでもあるのでコストパフォーマンスも高いと思います。是非暗く、重厚で美しい世界に飛び込んでみてください。

●おすすめできる方
・渋いおじさんが好きな方
・暗く・重厚な中世ダークファンタジーの世界観が好きな方
・コストパフォーマンス高い良質タイトルを探している方

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