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スティーブ・ハンクスー水彩画家(3)

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 日本人で #スティーブ・ハンクス という #水彩画家 を知っている人は少ないと思う。私の #小説 の中でよく使用している水彩画、それがスティーブ・ハンクスの作品である。私の小説の中で、さまざまな女性が出てくる。私は彼女らが実在の人物であったり、それに似ている人物であったりする。まったくの虚構の人物などは描写できないのだ。私の中で彼女らのイメージはある。しかし、それを読んでいる人に伝えるのは非常に難しい。

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 ”A piece of rum raisin”では、39才の森博士は、誰もが目を引くような美人ではなかった。体つきはしなやかで背が高く、スラリとしたウェストと小ぶりな胸、長い黒髪に日本人にしては高い鼻。少し離れていても感じる強靭な意志と聡明さを感じさせる女性だった。しかし、20才の絵美は、非常に魅力的な女の子だった。目がまったく大きな久保田早紀という感じだった。

 SF小説バージョンではない方の小説では、彼女が主人公である。心理学に関わる事柄が多かった。彼女の家にまつわる戦前のゾルゲ事件の話、犯罪心理学、チャールズ・マンソンとそのファミリー、シャロン・テートの殺害、ジョン・ヒンクリー、ヒンクリーとブッシュ家の関係、プロファイラー、ピンカートン探偵事務所など、彼女を中心に話は回った。

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 しかし、今回は素粒子物理のお話、明彦の彼女をメグミちゃんが強奪して、彼女の影は薄い。

 しかも、第二ユニバースでは、登場前に既に射殺、殺害されてしまって、彼女の登場はダイアリーの中だけということになる。しかし、有史以来記憶転移を繰り返した人類が集まった結社の秘密など、彼女が関わる部分も多い。それは第二で徐々に明らかにする。

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 第一ユニバースの彼女は、キース・ジャレットのケルン・コンサートを弾くピアノ奏者だったり、急に初めてあった男の子に好きだと言ったり、コケティッシュな女の子なのだ。短髪にしてパーマをかけてイメチェンをはかろうか。


●A piece of rum raisin(note)
 目次ー小説一覧
https://note.com/beaty/m/mc0c2a486fc74
●フランク・ロイドのエッセイ集ー記事一覧
https://note.com/beaty/m/m2927b9ba7a08

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