大國魂神社を美的に見つめる Vol.5 美術パート3
こんばんは。毎日投稿5日目です。毎日投稿めっちゃきついです(笑)YouTubeで毎日投稿されている方の大変さがわかります!
ということで今回は美術面からの考察の第三回ということで、この記事を最後にして大國魂神社の美的面を終わらせていただこうと思います。
前回の記事はこちらからご覧ください。
1.The art of 大國魂神社
ということで前回この木に向かって熱心に拝んでいた地元のおばあさんの話をしました。
そしてこの姿に日本の信仰の美を感じました。
前回もお話しましたが、この木は大國魂神社のホームページには載っていない、地元の人ではない外部の人にとっては単なるイチョウの木なのですが、この地元においてはこの木は熱心に拝むほどの大変重要な木であったということなのです。
素晴らしいですよね。地元にしかない信仰を信じる心というとことに私は美を感じたのです。
これは日本のどの地域においてもあることだと思います。
外部の人にとってはなんでもない祭、小さな祠、木や岩が、地域の人々にとってはとても重要なものであるということは全国で見られると思います。
私は大学の授業で祭と祭礼の違いについて先生が次のようなことをおっしゃられていました。
「祭」は地域の人々のみで行われる、小規模なもの
それに対し「祭礼」は外部の人々が来訪することによって大規模に観光化したもの
日本の祭り、つまり祀りの原型は「祭」なのですが、この古くからある「祭」というものは現在だんだんと数を減らし続けています。
「信仰の心の美」を持つ「祭」というものをのちの時代にも守り継ぐためには、多くの人々がこの「信仰の心の美」をいち早く見出すことが重要ではないでしょうか
今日はここまでです。明日は大國魂神社にまつわるある伝説について、おまけとして話したいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。また明日もよろしくお願いします。
2.おまけ
今回も今日読んだ本という企画です!
今日読んだのはこの本!
この本はなんとあの有名な建築家ル・コルビュジェが記した本です。この本は、毎週末東京古書会館で行われている古本市で購入しました。
まだ四分の一ぐらいしか読んでいないのですが、建築の装飾に限らず、芸術美術一般についても語っていらっしゃる本です
ル・コルビュジェはあの国立西洋美術館の建築を担当した建築家です。
私はこの美術館の内面も外面もとても好きです。特に内部は、海外の美術館みたいな感じで、作品をじっくりと見れるような雰囲気があります。私は建築学上の話は私は詳しく知りませんが、どこかで聞いたのは、作品がきれいにみれるような設計になっているとのことです。
しかし、現在改修ということで休館中で、再開するのは来年の春ということで、新しくなる美術館もとても楽しみです。
では今回はここで終わります。今回も読んでくださり本当にありがとうございました。
コメント等気軽にお願いします!励みになります!
ではまた明日もよろしくお願いします。
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