I

バス停でバスを待つ一組のカップル
「ダーリン!そばにいさせて」
(最終バスも気にならないくらい)

彼女は四六時中彼に愛していて欲しいと願う。
彼女は彼の事で常に落ち着かない様子だ。

「今度こそは!」と思って何度も振られても情熱は止められないのは
男性も女性も同じだ何故なんだろう。

流した涙がやがて「運河」へ変わり「幸せ」と言う大海へ運んでくれるだろう。
あとは流されない様にその手を掴む心構えをするだけだ。

「埋め尽くしてよキミの全てで代わりなんて居ないでしょ?あの子の後気になるんだ(知りたくない)」よ
「ずっとほどけないよう離さないで離れないで」

そう願う彼女どこか無意識に自分と過去(元カノ)を比べてしまう。

この人はどれ程の濃
い(長い時間)愛を味わったのだろう。
そして今はその腕の中に「温もり」と言う「愛」を味わっている。

「知れば知るほど傷ついてく?」
人は弱いのであろうか?先の見えない不安を「相性占い」と言うとても奇妙なモノで確かめようとする。

ある日タロット占いを友達としに行った。
「ねぇ「悪魔のカード引いたらどうする?」と友達が言う
「抜いてもらう?天使は保守したいよね!」
そんな事を友達と話しながら彼女はあれやこれやと色々と「妄想」と言う扉を開き「夢」と言う穴えと落ちていく。
引き当てたい天使のカード、避けたい悪魔のカード彼女の中で葛藤が続く。
その手の中に「幸せ」を掴みたい彼女は心から「お願いします!」と願う。

「埋め尽くしてよ!キミの全てで!代わりなんて居ないでしょ?」
「あの子の存在気になるんだ(知りたくない)ここに繋ぐための…過去なのに…過去だけど!」

彼女は拭い去れない過去に涙する。

「夕日が嫌いになったら、昨日へ巻き戻せたらいいね!」
そう微笑む彼女の照れくさそな笑顔は夕日に照らされ眩しかった。

「どんな不安も見つめているよ(知りたくない)」

「消えることは無いでしょ?全ての痕(知りたくない)」

「ずっとほどけないよう離さないで!…離れないで…」

Darling,I am here now
(ダーリン、私は今ここに居ます)
I always love you
(貴方をいつも愛しています)

彼女の「愛」が永遠の「幸」になり二人に天使が舞い降りる事を願う。

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