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失敗する美容、保育が成長する


美容師・保育士の皆さん

失敗することをどういう風にとらえていますか。


怖い。いやだ。怒られる。もめごとになる。ただ、へこむ。


そんなマイナスのイメージを持つ人がいるかもしれません。


日本の風潮として、失敗したら始末書、責任の所在、

責任の取り方の問題、失敗した人は非難されて当然。

こんな雰囲気がないでしょうか。


昨今、労働生産性の話がありますが、

個人的にこの日本の「失敗恐怖症」が大幅に

生産性を下げていると思っています。

あと幸福度も。


日本は物は豊かですが、生産性も幸福度も世界的に見てかなり低い国です。

だとしたら、社会が当たり前と思うものに従っていると

この低い場所に自然と連れていかれるシステムが社会にできています。


なんちゃってですが、社労士をしています。

色んな会社さんの働き方に興味があり、

色々働き方を調べたりするのが好きです。


この失敗恐怖症の日本を打破する素敵な会社を

見つけました。


大阪の太陽パーツさんです。


(東洋経済さんで紹介されていた記事がこちら)


あなたが会社の社長だとして、

社員が1年分の利益をふっとばす大失敗をしたら、

その社員をどうしますか?

減給?叱責?停職?解雇?


答えは逆にありました。

この会社はその社員が会社に居心地が悪くならないように

表彰しました。失敗を本気で奨励しました。

表面で慰めたのではありません。


その後役員になった人も、失敗せず周りの足を引っ張って

のし上がった人ではなく、失敗を多くした人を役員に登用しました。

失敗した人を表彰し続けました。


そうすると、社員が失敗を恐れなくなりました。

表彰を始めてから20年で売上が10億円から55億円に、

5.5倍になり、45億円も売り上げが伸びました。


評価も減点ではなく、加点方式です。


今一般的に使われている日本の人事制度があるとすれば、

その方法に従っていると、そこに幸せは無いと思っています。


なぜなら、それを信じてきた結果、

日本は労働したくないと思う人が増え、

幸福も感じなくなっているからです。


美容室、保育の現場にも同じことが言えます。


既存の美容室の運営、保育所の運営が本当に正しいのか。

私たちが働いていてそこに苦しさ、嫌さ加減はないのか。

あるんだったら、そこに取り組む時期が来ているのかもしれません。


美容の現場も保育の現場も過酷な労働の象徴のような場所です。


今やっている方法で幸せになれないなら、

全く逆の方法を考えて取り組んで試行錯誤を続ける。


そういったことをできる美容師、保育士を応援していきます。

その方法一緒に考えていきませんか?

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