美容室の保育の課題
美容師の女性比率は、7割~8割が女性と言われています。
もちろん、美容師も結婚、出産を経験する人はいます。
ここで問題になるのが保育の問題。
美容業界で切っても切れない大問題です。
長時間労働、流行りの講習会にお休みの日も出なきゃ
ついていけない業界です。
土日の保育はどうするのか、長時間労働の保育はどうするのか。
働いていて、お客さんの予約が入っていたら、
子どもが保育園で熱を出してもむかえにも行けず
働かなきゃいけない。
一度出産して戻っても、新しいメニューや流行りやらで、
目まぐるしく変化している美容業界についていくのが大変。
かつ働きながら子供を育てるにはどうしたらよいのか。
女性が多いのに美容業界の働きにくさは今も健在です。
美容師に限らず、日本はとても女性が子育てをしながら
働きにくい国です。
先進国で、労働力のM字カーブが起きているのは、
日本と韓国だけです。
ほかの先進諸国では30代、40代の
女性の労働力は下がらず台形を描きます。
これは何を示しているかというと、
やることやれば、子育てしながら働くことはできるということです。
かつ日本はやることやっていない国なので、
日本の基準で、子育てしながら働きにくいという感覚は
世界的に見て異常なことです。
そんな状況も変えなければいけないと、
保育士の勉強も始めました。
筆記9科目の科目別合格&実技の試験ですが、
筆記の5科目はこの四月までにとることができましたので、
来年までには実技含めて保育士の資格を取って、
美容室に保育の知識も伝えられ、働き続けられるような
仕組みづくりを提案できるようにしていければと思っています。
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