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特化した美容室で生き残る


客は減る、単価は減る美容室はどう生き残ればいいのか?

困ったなあというオーナーさんは多いと思います。


独自の路線で顧客を獲得しているオーナーさんにお話を伺っていく中で気づいたことがあります。



独自路線を開発するには二つ方法があります。

1つが、美容業×もう一つの別の自分の得意分野を掛け合わせる方法

ありきたりですが、マッサージだったり、リフレクソロジーだったりです。

ただその組み合わせもある程度飽和してきていますので、
全く新しい視点からの融合なども検討していく美容室さんも増えています。

例えばTVに出て有名なところで行くと、
オタク専門の美容室。

美容室×オタクという斬新な組み合わせで
秋葉原という立地も相まって盛況なようです。

美容室に行くと当たり前のように、
今流行りの髪型雑誌やおしゃれな内装にしていますが、
本当にお客さんが一律にそういった美容室の
ステレオタイプを求めているのでしょうか。


答えはNOだと思います。


こういった自分の得意分野を必ずしも
美容と近しい分野で掛け合わせる必要はありません。

むしろ、美容から離れたところに、
お客様の潜在的な大きなニーズがうまっていると思います。

皆さんは何が好きですか?
音楽?相撲?食べ物?健康?お笑い?山登り?読書?

好きなものがあればそれと掛け合わせると何ができるのか
考えてみれば新しい顧客の創造につながるかもしれません。
ぜひ検討してみてください。

もう一つの独自路線の開発方法は、
お客様に聴く・教えてもらうです。

意外とお客様のニーズを拾えている美容室さんは少なかったりします。

実家にも昔、チャイナドレスの貸衣装はありますか?
結構あまりない要望や問い合わせが入ることがありました。

(子供の時から家の電話をとるとお客さんからの問い合わせがあり、
 レセプションのごとく対応していたことが結構ありました。)

これってすごいヒントかなと思っています。

自分のお店で受けられなかった要望やできなかった対処について、
データを集めると意外と知らなかったニーズが発掘されることがあります。

例えばブライダル関係のシェービングを
専門にやっている理容室オーナーさんと先日お会いしたのですが、
これもきっかけはお客さんの要望から生まれた商品でした。

美容師の皆さん

今一度自分の得意分野のふりかえりと
お客さんに断ってしまったサービスを思い出してみてください。

実は新しいお客さんに出会うためのアイデアの宝庫だったりします。

髪を切って、パーマ、カラーをするだけが美容室ではありません。

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美容室経営者と一緒に悩み考えます。

実家は創業60年を超える法人老舗美容室
美容室の経営のサポートもしています。

「温かく」「面白い」美容室を作りたい

美容室専門 そうま社会保険労務士事務所

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