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ズボラな私を支える、自炊スープの公式

なかなか自炊を続けられなかったズボラな私が、少しずつ自炊を続けられているのです奇跡。
その要因には、自炊の公式(と呼ぶことにした)との出会いがありまして、中でもスープ作りに関する公式を是非とも紹介したいのです。
早速結論的に、自炊スープの公式(以下)です。

【自炊スープの公式📝
好きな野菜 x タンパク質 x 好きなベース

この公式と出会うまで + 公式の使い方に関する話を書きました。
毎日コンビニご飯を食べている稀有な皆様には、こんな風に自炊始められるよ、の サンプル:1 としてお読みいただければ幸いです。

# 対象読者
・お湯を沸かして注ぐ < 対象読者 ≒ コンビニのパックキャベツを袋からお皿に盛れる < 本のレシピを見て料理を作る
・自炊をしたい気持ちはあるが、仕事の忙しさに負けて続かない

続けたいのに続けられない自炊生活

自炊して御飯食べるのって、満足度高いですよね。
何かを作った達成感もあるし、自分の好きなものを選んで食べられるのも良いですね。
そこに魅力を感じてズボラな私もどうにか重い腰を上げて、休日にレシピを見ながら頑張って何か作ってみますが、するとやっぱり満足度が高い。

と、わかってはいるものの、仕事が忙しくて作る元気ゼロな日が続く、飲み会が連日続く、そのようにして自炊できない日がしばらく続いてしまうと面倒くさがりな性格が災いし、またコンビニ飯(といっても、キャベツとサラダチキン。これはこれでうまい)に戻ってしまう日々を過ごしておりました。

ある日、自炊の技術と出会った

noteで色々と記事を読み漁っていた時に、「週3レシピ」という名前で、まるで少ない洋服で着回しコーディネートするように、いくつかの食材を組み合わせて週3日分の献立を紹介している山口祐加さんという方の記事を偶然発見。

そのタイトルから、「毎日は作らなくてもいいよ、週3日だけでいいんだよ、できる範囲でつくりましょう」というような優しいニュアンスを勝手に感じ取り、これはズボラな私にちょうど良さそうだと思い、その中から一番カンタンに作れそうなものを1つか2つ真似て作っていました。

それから山口さんの note 記事を時折見るようになりました。
とある日、山口さんの記事を読み漁っていた時に、「自炊レッスン」という名前の計3回で行われる料理教室が開催されることを知り、そこに参加して教わったのが自炊の技術(コツ)でした。

自炊レッスン参加前後での私の食生活の変化

# 自炊レッスン参加前
ほぼ毎日の夜の食事

・セブンイレブンで「カットキャベツとサラダチキン」を買って、お皿に持って食べる
数ヶ月に一度料理をつくる
・野菜を大量に摂取したくなり、頑張って月一くらいの頻度ですが、重い腰を上げてカレーやスープをレシピみながら作る
・しかし、飲み会が続いたり、仕事や私事が忙しくて作る余裕がなくなって再びキャベツ生活に戻る
・ありものの食材で焼いたり煮たり調理をまれにしてみるが、ありものの食材が焼いて煮て形状が変わっただけのものに仕上がり悲しみが生まれる
# 自炊レッスン参加後の変化 💪🏼
・月に4回は簡単な自炊をする(品数は自由)
スーパーで、ズッキーニやニンジンを楽しんで買う
平日でも、とりあえずスープだけでも作るか、というメンタルになる

と、このように若干ですが変化が生まれたわけです。
野菜を買うのが楽しくなるという素晴らしい変化に、自分でもとても驚いております。
頻度が激しい時は、毎日何かしらの野菜を買ってました。すごい。

特に私に刺さったのがスープづくりのコツ

色々なコツを教えていただいたのですが、中でも特にこのズボラマンにもヒットしたのが、スープづくりのための素材の組み合わせ方です。
で、これをズボラな私用に、更にシンプルにしたものを自炊スープの公式としてご紹介いたします。

📝 公式: 好きな野菜 x タンパク質 x 好きなベース

この3つの要素に、好きな食材を入れて実験するだけです。これは、とてもカンタン。
レシピと思うとあれこれ用意しなきゃいけない面倒さを感じてしまいませんか?感じますよね?私は感じます。

そんな面倒さに心をもぎ取られそうになりますが、この公式は好きなものを選ぶだけでいいのです。
色々試してみていますが、今の所、割と成功率の高い実験ができています。

# 各要素の例
【野菜】きゅうり、トマト、ナス、などから一つ
【タンパク質】豚バラ(おすすめ)、手羽先、じゃこ、卵、などから一つ
【ベース】あごだし(おすすめ)、コンソメ、味噌、などから一つ

このように1つずつ選んで先ほどの公式に入れて組み合わせるだけなので、これはとてもカンタン。
例えばこんな組み合わせ、やり方で作っています。

組み合わせ: 「ナス x 豚バラ x 和だし」のズボラスープ

1.ナスと豚バラ肉を食べたいサイズで切ります。
2.具材が浸るくらいのお湯を沸かしてそれぞれ煮ます。
 ・野菜のほうが火が通りにくいので先に茹でますが、迷ったらあまり深く考えないで煮てしまうのがズボラでも続けられるポイントです。
 ・大事なのは苦なく作り切って、そこそこ美味しくいただくことです。
3.火が通ったタイミングで、自分の好きなベースを入れて味をみます。
 ・この後に塩で味をととのえるため、先に現段階での味をみます。
 ・ベースの中には味の濃いものもあるので、この時点でもちょうどよければ、この後の塩は入れなくて良いと思います。
 ・薄い味にしたいときはここで終わりにします。
4.塩を少しずつ入れては味を確かめ、ちょうど良いところで完成です。
 ・味をみすぎると、濃い味が欲しくなりがちなので、数回でやめるルールを設けています。

やり方: 組み合わせを変えて実験します

新しく考えることはなかなか負荷がかかって、自分がすぐに面倒さに心折れてしまうことを知っているので、この組み合わせから一つ変更してみるだけの実験をしています。

# 組み合わせを一つ変更した例
【野菜変更】ズッキーニ x 豚バラ x 和だし
【タンパク質変更】ナス x じゃこ x 和だし
【だし変更】} ナス x 豚バラ x 和だし+醤油

このように少し変更するだけなので、基本的にいつもと同じスープを作っている感覚です。
また、これはさすがにスープに合わないのでは?と思った野菜をあえて選んでみるのが実験的で面白いのですが、色々選んでみるも何を選んでもまあそれなりに美味しくいただけるのが不思議です。
ここでご紹介した作り方の一例は、私が1日でも長く自炊を続けることを目的としたズボラな手順です。本来、正しい手順があり、もっと美味しくできる方法があるのだと思いますが、まずは作る習慣を定着させることが今の私には必要なので、正しい作り方はおいおい少しずつ身につけて行きたい所存です。

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ズッキーニ x ベーコン x あごだし のスープ

スープはいいぞ!

スープはお腹にたまりますし、野菜も適当に入れて煮るだけだし、ヘルシーなもの(実際はわかりませんが)を食べた満足感があります。
調理としても煮るだけなので、焼き物と違って焦げないし失敗も少ない気がします。
スープだけ作って、後はスーパーで出来合いの惣菜を買ってくるなんてこともします。それだけでもQOLがグッと上がります。
スープだけ会社など外出先に持っていくこともまれによくあります。
ちなみにオススメのスープジャーはこちらです。

サーモス真空断熱スープジャー 500ml JBM-501 KON
・たくさんはいるので、我が家のお玉小さめなのではすっぽり入り注ぎやすいです。
・朝入れた熱々のスープが夕方もあたたかくいただけるくらいには保温性が高いです。

おわりにご紹介

今回の自炊の技術を教わった山口さんのご紹介をします。

note: 山口祐加/Yuka Yamaguchi
twitter: @yucca88

山口さんのnoteは自炊のモチベーションアップに非常におすすめです。
ご自身で実際に購入して満足度の高かったキッチン用品なども紹介されていています。
なんでも形から入るのが大好きな私は、おっどれどれ、とすぐに同じものをポチるのですが、使ってみるとまぁ〜抜群に使いやすい。夜な夜な一人自炊しながら静かに感動するのでした。

自炊生活は続く。

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