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やりたいことしかやりたくない病

尖ってる由縁だと言える。
やり易いことよりも自分のやりたいこと優先主義。
大学生に入ってからも、レポートも自分の書きたいことを優先しすぎて、講師が求める評価基準に合わせないが故に、全然成績が取れなかった。

お笑い芸人を見てても尖った芸人は揶揄されるイジりをされる。
2020のM-1チャンピオン、漫才論争を引き起こすほど我流を貫いたマジカルラブリーでさえ、会場に合わせたウケるものを徹底的に分析して挑んでいた。

やりたいことしかやりたくないとしても、一度世間に評価されないと自分のやりたいことを詰め込んだ好き勝手する表現作品は評価されないことが大半だ。

ここからは売れるための戦略立てだ。
まずはウケやすい作品をつくる。
ここでテンプレ化された、悪役令嬢シリーズのような、お笑いでいう音ネタに走ってはいけない。

最終的に書きたいのは異世界ファンタジー、中高生向け。少年漫画を読む層がメインターゲットとなる。
そのターゲット層に響く作品をまずは書いて、本当に書きたい作品に誘導するのだ。
無難に受けやすいのはSNSを通した人間ドラマ、部活もの、部活ものなら敵が少ないスポーツを選ぶのがいいかもしれない。
M-1優勝を目指す学生コンビを書くとかもいいかもしれない。元題材はすでに扱われている作品ばかりだろうが、劇場に入るまでのインディーズ時代のキタイ花ンや関西の賞レースABC、テレビのユニット番組のオーディションまで細かく具体的に掘り下げる作品は新しいかもしれない。


賞レースに情熱を捧げる主人公と楽しくやれればそれでいい相方…ベタだけど展開の仕方は無限にある。
ジャンルは違えど、書きたいファンタジー作品も目標を追う主人公、書いていれば経験が繋がるはずだ。

売れるためには考えながら書く、戦略を立てる。
より緻密に立てればたれるほど着実に力がつく。

これは毎日1000字に到達するようにただただ思ったことを書き続ける自分への自省である。

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