#5/1000『バズる』 クリエイターのための英語!

「クライアントさんはとにかくエモくてバズる動画がほしいって言ってるんだよね。」「それだけですか?えっと・・・そのソーシャルメディアキャンペーンの目的をもう少し詳しく教えていただけませんか?」

“The client said they need an emotional web movie to create a lot of buzz by all means. ”“That’s it?…well, could you be a bit more specific about the objective of the social media campaign?”

■Toady's note 
create a buzz(バズる)
by all means(とにかく・何としてでも)
Could you be more specific about〜(〜について詳しく教えていただけませんか?)

営業さんからの話を受けたクリエイターあるあるシチュエーションです。そもそもの目的やブリーフがあいまいなまま、とにかく何か出してほしいと言われる真っ青なパターンです。

今日はとても初歩的な間違いをしていました!「とにかく」って言葉、すぐに「anyway」って言ってしまうのだけど、ネイティブチェックしたところ「anyway」はこういう時に使わない、「by all means」がふさわしいと。やはりアウトプットしてみないと使い方も覚えないものですね。

英語の上達は「スキ」から始めよう

英語はまだまだ修行が足りませんが、私がこのタイトルを「クリエイターのための英語!」としたのは、やはり好きなことについて話せるとすごく楽しくモチベーションが続いた経験があるからです。これがチョコ好きであろうと、本好きであろうと、アート好きであろうと。

「クリエイター」という言葉には多少抵抗がありましたが、noteが広く「クリエイター」と使っているので、まあ、いいかなと。

まだSNSが生まれる前の2000年代前半、英語学習の必要にかられた私は「Japan Penfriend」という文通サイト(出会い系サイトではアリマセン。ネットの時代が牧歌的だったので)で、外国人とメールで友達になりたい!と考えました。

「私はヨーロッパやアジアの国を旅行するのが好きです。アートやデザインや映画が好きな人、お友達になって話しませんか」というような告知をあげました。

ドイツ人のグラフィックデザイナー、イタリア人のイラストレーター、オーストラリアに移住したイギリス人、韓国人のキャリアウーマン、など大変おもしろそうな人たちから返信が来て、そのうち頻繁にやりとりができたドイツ人とイタリア人は実際に日本に彼女と一緒に遊びに来て、今でもFacebookでつながっています。

ドイツ人デザイナーは村上春樹とMUJIが好きで、英文もなんとなくミニマムでスタイリッシュ、だけど根底に優しさがある感じ。イタリア人イラストレーターは、江國香織さんと辻仁成さんの書籍のイラストを描いていて、メールでも大変おしゃべりでテンションが高い感じ。2人とも日本のカルチャーに異常に詳しい。

当時TOEIC700点代そこそこだった私にさえ、彼らのキャラが英文でも十分伝わってきたし、私は彼らとクロサワや鈴木清順の映画や、アラーキーの写真の話や、旅行した街の話など、ものすごくディープな会話ができて本当に楽しかった。ボリュームにしてA4 1ページぐらいのメールをひんぱんにやりとりしていたのだから、この経験のおかげで私は今でも英文メールの読み書きには、スピーキングほど苦労はしません。

「Japan Penfriend」サイトがまだあるかなと検索してみましたが惜しまれながら閉鎖されたようです。

今はSNSが主流になってしまったけど、あんなに英文で長く深い話ができたのは、メールならではかも。やっぱり好きなことについて話すほど上達の近道はないだろうなあと思います。


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ベッカム

フリーランスのクリエイティブディレクター/コピーライターです。苦手とするSNSでの発信を克服すべく、とにかく#1000日チャレンジを目指します。外資系クライアントとイギリス留学で苦労した英語の棚卸しからスタート。TOEIC870。
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