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英語学習、大事なのはインプット?アウトプット?


英語学習の方法として、「大量のインプットが必要だ!」とか、「アウトプットこそ、英語習得の近道!」など聞いたことありませんか?

「どっちやねん!」ってことでちょっと考えてみたいと思います。

インプット重視の英語学習方法としては次のことがあげられます。

第二言語習得理論では、まずは大量のインプットが必要と言われています。
単語、文法の知識、構文、フレーズなどをまずは脳内のデータベースに取り込む。
それができてからアウトプットをするのが望ましい。
インプットはアウトプットをできるようになるための基盤作りというわけです。

「オンライン英会話をやっているけど全然身にならない。」という生徒さんがたくさんいます。
これはインプットが足りていない状態で「レッスン」(=アウトプット)をするために行き詰まってしまうパターンですね。


一方、アウトプット重視をすすめる理由としては次のことが考えられます。

特に日本では、インプットをまず完璧にしてからアウトプットをすべきだという考えが根強く、今までの古い教育方針がこのパターンでした。

今では英語ノンネイティブの方がネイティブより多いと言われています。
発音、文法などを完璧にしなきゃ!と気にしすぎるあまり、話すことに臆病なってしまう。特に日本人には多い傾向ではないでしょうか。

ある程度のインプットが済んだら、どんどんアウトプットを始めた方が、より使える英語が身につき、それと同時に自信をつけることができます。

また、アウトプットを繰り返すことで記憶に残りやすく、結果として学習効率が高いと言うふうに言われています。


私個人の意見としては、「人による」ということです。

英語習得の目的はさまざま。

「今年中にTOEIC800取る!」
「海外旅行で困らない英会話を習得したい。」
「オンライン英会話で30分間会話ができるようになりたい。」

また、その人によってレベルも違えば、向いてる勉強法や性格や状況も十人十色。
英語習得のための最適な勉強法は違って当たり前で、一概には言えないのです。

「仕事ですぐにTOEICの点数が必要。」
という方には、まずはTOEICに必要な単語や文法のインプットが必要です。

数ヶ月先の海外旅行へ向けた英会話習得なら、実際に使えるフレーズをレッスンなどで実際に使ってみるアウトプットをおすすめします。

ある程度インプットができている方には
さらなるインプットと並行して大量のアウトプットのトレーニングをおすすめします。

その人に合った習得方法を見つけ出し提案するのも英語コーチのつとめだと思います。

ただどのやり方も「効率的」ではあっても、すぐに習得できるような「魔法の習得術」ではありません。
「地道にコツコツ」、「何度も何度も繰り返し」など、
かなりの努力が必要です。

それを楽しみながら、習慣化していくことが一番の近道なのではないでしょうか。

私のコーチングでは、そういった生徒さん一人一人にあった学習方法で、それをいかに習慣化してきけるか。そして目標達成まで一緒に走り抜けることを大事に考えています。

いろんな学習方法がありふれてる世の中。
私と一緒に自分に1番あった勉強方法で楽しく英語学習してみませんか?

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