ずっと絵を描くのが好きで
小学生から何となく絵を描いてた。
高校は勉強もしたくなかったのもあって
デザイン科に進んだ。
そこでデッサンを学んだけど、自分の興味の無いものを描くってやっぱり難しくて身が入らなかった。
そんなこんなで今就職して全く絵に関係ない職場で、同じ職場の人とも仲良くやれてて
凄く心地いい環境なんだけど、
やっぱり絵を描くことからは離れられなくて、
別に特別好きって訳でもなかったのにどうしてペンを持ってしまうんだろう、描いたら苦しくなるだけなのに。ってずっと思ってた。

だけど最近、どこかからか急にスイッチが入って
仕事から帰ると絵に向き合ってひたすら描いてる自分がいて、
音楽を聞いた時に思い浮かんだ色とか、感情とか、景色なんかを絵に表そうと必死になってて。
そういう時の自分って何よりも楽しんでる事に気がついた。
やっぱりどこか心の片隅でずっと絵が好きだったんだって最近になって気づいた。
絵を描いてる時は苦しいけど、色んな感情が頭の中で混ざりあって、絵を通して誰かに伝えたい何かがある事が嬉しい。
自分をわかって欲しかったんだって今更分かった。
大人になると正直になる事が何よりも難しいけど、絵の世界なら怖がらずに、恥ずかしがらずに表現出来る。
私だけの世界を作ってるあの瞬間が
今は何よりも大切で、今まで見てた景色や会話でさえ新鮮に感じる。
私が素直になれる場所はここなんだ。
絵に出会って良かった。

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