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【前立腺ガン治療日記③】便秘薬は救世主

飲み過ぎには注意

今日もドキドキしながら治療を受けに行く。

今回の前立腺ガン治療のキモは、いかに排尿、排便を上手にコントロールするかということだ。治療が目的の札幌滞在な訳だから、すべての生活を治療優先で考えなければならない。ということはわかっているのだが、12日間、治療だけの毎日というわけにはいかない。

昨日の晩は、旧友が声をかけてくれたので、少しだけお酒を飲みに行く。21:00集合で2時間程度のショートラウンドだったのだが、少し飲みすぎてしまった。旧友も新しい職場になり、いろいろ大変らしい。それでも、かわいい子どものために頑張っているそうだ。気がついたら、お子さんも3人に増えていた。

少しだけ飲み過ぎたなぁと反省して、ホテルへの帰路に着いたのだが、我に返って現実に引き戻される。お酒なんて飲んで、ちゃんと排便でるのだろうか。水分が足りなくなって排尿コントロールがうまくいかないのではないか。ちょっと不安になってきた。

便秘薬は治療の味方

こんな状況も見越して、帰りがけにドラッグストアで「便秘薬」というのを購入してきた。自分の体質的に、あまり便秘になることはないのだが、飲み過ぎがたたると便通が悪くなる。それは、経験則でよくわかっている。念のため、寝る前に薬の量は加減しながら「便秘薬」を飲んでみる。効果は敵面、夜中に何度か便通に襲われる。思った以上に薬が効いたせいか、必要以上に水分ももっていかれた気がする。

今日は午前中の治療だったので、朝起きてから2ℓくらいの水を飲む。酒のせいで持っていかれた水分も取り戻さなければ、いつものコンディションに戻せない。内臓のコントロールは、目には見えないので手間がかかる。

飲み過ぎてしまった感じをお首にも出さず、通院した結果、今回も問題なく事前準備はパス。時間通り陽子線治療を受けることができた。暴飲暴食の失点を、薬を使って辻褄を合わすなんて、本末転倒なことはわかってるのだが、なんとか乗り切った自分を褒めたい。

そして、第一クールよ陽子線治療は明日が最後となる。明日もなんとかパスできるだろうか。

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