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「毎日に彩りが増すパワースポット」沼尻 佳奈 #Beee!メンバーの声

これまでのキャリア

国内大手PR会社に新卒入社して以来、一貫してPRに関するキャリア。国内最大級のファッションショーを初めとする大型イベントから外資系刃物メーカーまでさまざまな広報支援業務を業種問わず担当。上場間もないITベンチャーの広報担当1人目として入社し、サービス広報に加えて社内広報、採用広報等を経営直下で経験。直近では電子機器メーカーの広報に従事し、新製品発表会からリスク対応まで幅広く担う。

Beee!に参加したきっかけは?

在宅勤務が続く中で、PRスキルの停滞を感じていまして…でんさんのBeee!の立ち上げのnoteを読んで、これだ!と思ったことがきっかけです。

というのも、何年も1つの会社で広報をしていると、その会社や業種では一定の成果を出せても、思考が凝り固まって、世の中で通用しなくなるんじゃないかっていう危機意識が常にありました。そのうえ、在宅勤務だと外部からの刺激も少なく、チャレンジする意欲も下がってきているように感じていました。

もともと発起人のでんさんのことは一方的に知っていて、他の様々な活動もウォッチしていました。あまりにも自分と違う形のPRパーソンとして活躍しているので、もっと近くで頭の中を覗いてみたかったのもあります。(笑)

いざBeee!に入ってふと気付いたのは、最近自分で選んで入ったコミュニティってなかったな、ということです。とても居心地がいいし、心からリスペクトできる素敵な人しかいないのは自分で選んだからこそなのかもと思います。

Beee!ならではと思う活動は?

1つ1つの活動がすべて新鮮でBeee!らしいんですけど、最初に「こんなふうにPRと向き合える場所が欲しかったんだ」って痛感したのは、メンバーそれぞれがPRについて相談したい案件を1回に1つ持ち寄る、PR戦略ワークショップです。

特に印象的だったのは、既に広報経験豊富なベテランの方が自社の新規事業の広報プランをテーマとして持ってきたときのことです。既に取り組んでいる内容もチャレンジングで、とても勉強になりましたが、メンバーが「こんなことしたらどうか?」「自分の案件だとこういう場合こういうことしている」など次々と意見が出て、それがとにかく楽しくて刺激的で。しかも、そのワークショップのあと、そこで出たアイディアがPR活動にすぐに活かされていました。さすが行動が速い!

PRっていろいろなやり方があって、可能性を秘めているんだなーと再認識できましたし、みんなが経験やスキルを持ち寄って、共に学んでいくのが、とてもBeee!らしいなと思います。

Beee!に入ってからどんな変化がありましたか?

Beee!以外の場所での活動が、驚くほど活発になりました。毎日に彩りが増したような感覚ですね。

Beee!に入ったことが変化の直接的理由というわけではないです…が、でんさんがよく言う「PRスキルを、自分の生活とか人生を切り開くツールとして使ったほうがいいよ」というような言葉や、Beee!メンバーの行動の量と幅の広さがあまりにぶっ飛んでいることなどに背中を押されたのかもしれません。

noteやPodCastなど自分を表現する活動にも積極的になりましたし、違うコミュニティで出会った人たちをつないで、新しいことを始めるサポートをする機会が増えました。Beee!メンバーで筋トレを習慣にしている人が多いのに触発されて、パーソナルトレーニングにも通い始めました(笑)。

Beee!とは一言でいうとどういう存在?

次の一歩を踏み出すための「パワースポット」の1つです。スピリチュアルな意図は全くなくて、ふんわりとパワーをもらえる場所というか…(笑)。

イベント1つ1つもそうですが、Slackグループで日常で起きたことや気になるトピックスをシェアしあっていて、これがとっても良いです。マレーシアで突然ワーケーションを始める人がいたり、転職を電撃発表する人がいたり。私自身も気になるニュースを共有したらコメントがもらえたり。PRを軸に生きる人たちとのおしゃべりの場は気付きが豊富です。

私はこれまでPR会社、ITベンチャー、メーカーといろいろな業界でPRに関する仕事をしてきたつもりでしたが、黒子に徹するのがプロフェッショナルで、仕事とプライベートは別のことって思いこんでいました。けれど、それらすべてが型にはまりすぎていたなーと。人生とPRの関係はもっとゆるく考えてもいいなって。そうすると、じゃああれやってみようって勇気が湧いてきます。

これからチャレンジしたいこと、取り組みたいことは?

日常の小さなところにこそ物語を見つけて、紡いでいくようなPRの在り方をもっと模索していきたいです。

ハレとケってあると思うんですけど、PRって新製品発表とか資金調達とかハレの場のコミュニケーションを盛り上げることにまず重点が置かれるんですよね。そこに異論はないし、私自身も新製品発表などをアクセントにPR戦略を考えます。けれど、何もない日常にもスポットを当てられることこそが、副業でなく企業に深く所属して広報をしている醍醐味の一つなんじゃないかなーと。

特にメーカーで広報をしていると、エンジニアさんをはじめとするものづくりに携わる方々の日々の努力が無数に積み重なって、ようやく一つのプロダクトが生み出されていくことを目の当たりにしていて…その営みの全てがいとおしいなーと思うんです。そのいとおしさを真空パックするように届けるべき方にお届けして、携わる人たちみんなの日常がよりキラキラワクワクするものになったらいいな、というのが私のPRスタンスのベースにあるなと思います。

けれど、実は特別なニュースがない時のPRってすごく難しくて、すぐなぁなぁになってしまいやすくて。だからこそ、Beee!のような場で刺激をもらいながら、アップデートしていきたいですし、提案し続けたいです。

また、プライベートではまずは「脱・黒子」が目標です。好きなものを好きと発信して、飛び込んでいって、そこからコミュニケーションの架け橋になるだけでなく、私も何かを生み出す側にいってみたいと思います。

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