Unpackingをクリアした

switch版でクリアした。ジャンルはパズルで、プレイ時間は3時間ほど。

基本的なゲームのルールとして、開始時は段ボールに詰められた物品を適切な場所に配置するとクリアとなる。

このゲームの醍醐味は、文章や音声で多くが語られることはなく、プレイヤーは段ボールの中から出てくる主人公の所持品からストーリーを想像することになる、という点。

初めて一人部屋をもらった幼少期、大学入学と同時に始まる一人暮らしの部屋、恋人の部屋に私物を広げる青年期、など一人の人生を荷ほどきという作業で読み解いていく。

時の流れとともに変わっていく価値観や、人生における栄華、転機、そして衰退を、変遷する住みかと段ボールの中身だけでプレイヤーに伝えるその手腕と発想には「賞賛に値する!」というほかない!

ただのパズルゲームとしてプレイするよりかは、「ああ、シャンプーはずっとこれなんだ」「あ!賞状もらってんじゃん!」とか細かな要素に注目してプレイすると楽しめるかもしれない。

オブジェクトごとに用意された個別のSEにこだわりを感じるので、効果音フェチ必見であるということも明記しておく。


一点気になることがあるとすれば、整理整頓が嫌いな人にとっても楽しめるゲームなのかは疑問が残る、ということ。俺は部屋をきれいに整理しておかねば気が済まないタイプなので、オブジェクトの配置なんかも実際に自分が使う立場になった際の利便性を考慮しておこなったりしたが、そうでない人にとっては苦痛な面もあるのかも...と

あとで読み返して気になったら追記。

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