リリース当時にトレンドと一線を期するシステムと世界観で敬遠する人が多いと思われるFF8がついにHDリマスターで発売されたので、ネタバレ一切なしでオススメしたい。あなたの１分を分けてくれ。

「どうして使徒は第三新東京を襲撃するのか？」

エヴァンゲリオンを見ていて、最初不思議に思いませんでしたか。どうして使徒と呼ばれるモンスターが第三新東京を襲撃するのか。
物語が進むにつれて、その理由がなんとなく「アダム」にあるのかな？ってくらいに匂わせて、答えを出さないまま話が進んで終わるのが、エヴァンゲリオンを普通じゃないアニメ作品にしていると思います。
FF8も、どうしてこんな展開なんだ？どうして操作キャラが変わってしまうんだ？？みたいな、プレイしていて謎な要素が、まぁまぁ謎のまま放置されて最後まで完走してしまいます。というか話の中でちょこっと触れられるんですが、大筋と関係ないので見逃しがちです。
そういったメタい要素が満載なので、好きな人にはぶっ刺さります。

「システムはおまけ、ではない」

当時はゲームシステムとストーリーははっきり分かれていました。誰もDQのコマンドバトルについて、「どうして敵は待ってくれてるんだ？」とは言わなかったですよね。
FF8のGFとジャンクション、アイテム錬成のシステムはだいぶ突飛で、やり込み要素なのかなんなのか、とにかく不評だったと記憶しています。
が、FF8におけるそういったキャラ育成システムは、、、、、、、、

「異色だけど、ちゃんとファイナルファンタジー」

はっきり言うと学園モノっぽさやSFっぽさはブラフです。
好き嫌いはともかく、ゲームでこういう表現やストーリーができるんだなぁという作品です。初見の人は是非、リマスター版のリリースを機会にプレイしてみてはどうでしょう。