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“健全な身体に健全な精神があれかし”アシックス【好きな企業】


アシックス、スポーツのメーカー。

確かに、今普通にスニーカーを買おうとしたら、ニューバランスかナイキを選んでしまう自分がいたし、

数年前にアウトレットでランニングシューズを買った時も、ナイキを選ぶ以外の候補すらなかった。

でも、サッカーだとどうだろう。

自分が7年間心血を注いでと言ったら大げさだけど、それこそ、盆暮れ正月以外、飽きもせず毎日毎日、いやサッカー部が休みでも友達とサッカーゴルフしたり、サッカーテニスしたりしてたから、本当に毎日やってた。

そのサッカーでは、それこそ蹴り味にかなりこだわりをもっていて、

正直ブランドやメーカーにはこだわっていなかった。普通のスポーツメーカーならば。

アシックスはサッカーのメーカーとしては寧ろ上位のブランドイメージだったと思う。

先生は、インジェクター2002?かなを履いていたし、ラモスさんの下駄箱を勝手に見た、笑、よみうりランドのヴェルディの練習場では、インジェクタールーゴのイエローからが、夏の青々とした芝生に、ビビッとに映えていた。

話は変わって、アシックスの創業精神。

1945年戦争から復員した後、1949年に神戸市に鬼塚商会を創業。同年改組し、資本金30万円、社員4名で「鬼塚株式会社」を設立。 後にアシックスの社名の由来となった「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかしと祈るべきだ("Anima Sana in Corpore Sano")」という帝政ローマ時代の風刺作家ユベナリスの言葉は、鬼塚喜八郎の戦友で当時、兵庫県教育委員会保健体育課長の堀公平氏が、事業について相談を受けたときに例えに出した箴言。この言葉に鬼塚喜八郎は感銘を受け、スポーツによる健全な青少年の育成を目的に、本格的にスポーツシューズを作る動機付けとなった。


創業者はオニツカタイガーのブランド名にも入っている、鬼塚さん。

上記のような創業精神を持ち、「念じ、祈り、貫く」の著書の中でも、日本の将来を考え、スポーツをやってもらうための靴を作り始めたことがかかれています。

日本メーカー以外のスポーツメーカーがスニーカーや、スポーツとファッションの中間に参入していき、イメージを取っていく中で、後れを取った感が否めないアシックス(やミズノ)は、

Jリーグ開幕当時は、しっかりと憧れを持たれていたことを、その年代には活かしながら、日本独自のブランドして、そして日本を元気にしてきた自負をもって、どうか、この創業精神や、企業の持つ価値、背景を前面に出しながら、戦っていって欲しいと思います。

この本を読んで元気をもらいました、感動ももらいました。

そして、アシックスが好きになり、その会社の精神を応援したくなりました。

今はお気に入りのスニーカーもアシックスです。

でも、昔ながらの、黒にアシックスストライプ(白)のサッカー用トレシュー、スパイクを出して、往年のサッカーファンを喜ばせてほしいと思います。


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