(記)2019年8月1日
目的観を述べたので、今朝の連ドラ「なつぞら」にここで触れます。ヒロインなつの恋人イッキュウと大先輩仲さんのことです。なつもイッキュウも仲もスタジオの皆も全員が見事なアニメを作りたいだろうと私には想われる。そんなこと、あなたも当然に思われるのでないのかな？大概の人は見事な仕事をしたい。人はそんな夢に胸を膨らませて仕事に就きそうだ。夢を持っていたことさえも忘れたり見失ってしまうことはあろうけれど‥です。

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(記)2019年8月2日
(漫画映画の)集団が生れて、その集団の魂はいつ・どう生れるか？集まったメンバーにそれぞれの夢はある。座長に抱いた恋心だけの座員だっているんだよ。集団の一人一人は素材か？人材か？同志か？ライバルか？蹴とばすべき敵か？そんなことは一人一人の脳味噌に秘められていて結果が示されるまでは表面化しない。やさしい素敵な王子様と想い込んでいたが蓋を開けてみたら女衒(ぜげん)とか詐欺師だった例はあなたの周りにも多いだろう？

皆で作った映画の入りは芳しくなかった。坂場一久(イッキュウ)は責任を取るという体裁を整えて責任逃れを図った。(集団の皆に)待遇の面で迷惑をかけることになる‥被害者を見ないで済ましたいイッキュウ。それと同じ理由から「結婚はできない」とするイッキュウ。なつにはそんなイッキュウの心が見える。夢は個々人で異なる。これを同床異夢(どうしょういむ)と言う。なつはこの件をとおして一皮むけた。目的は欠かせないと肌で感じたかな。

同床異夢が悪いとは言わないよ。各人にそれぞれの目標は有っていい。イッキュウになつは素材でしかなかったが‥それは仕方ないと思う。なつはイッキュウに心強い支えであることを期待した‥私にはそう想えた。素材を生かして見事に仕上げたいのは作家の心だ。素材のなつが名看護人のマシュマロのような肌触りの指で直腸に凝り固まった宿便を掻きだしてもらって‥それでヨガルのは余りにも当然と思われても、どこかが何かが違うだろ？

この画像には長年の宿便から解き放たれたなつが顕れていると感じた。因みに、記事「醒めた目」にアップした画像のなつから大きな進化を遂げたのを感じるのは私だけ？今のなつが誰の視線を気にするだろう‥。犬や猫・豚・猿に裸を覗きこまれてなつはちっとも動じない。私はそう感じる。私のトイレを覗きこむゴキブリなら何匹も観たけど、それがどうしたの？恥しいか？宿便から解放されたなつ、他者でなく肝心なのは自分自身なんだよね!?

そうそう、名看護人のネタは「機を見るに敏 ㋑～㊁」として載せた記事からの借文です(念のため)。