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2022/09/25の日記(温又柔の小説が面白かった日)

いつもどおりの6:00起床
連休最終日という実感があまりない。毎日決まった時間に起きるというのは大事だ(と思う)。

網戸を洗った。
網戸を洗うタイミングはとてもむずかしい。え、なんで網戸を洗ってたんだっけ?

昨日も食べたがカボチャプリンなどを食べたりする。
プッチンプリンしかこの世に存在しなかった頃(そんなこと無いんだけど庶民的にはそう)から考えると、こんなにポップでお洒落で可愛くてしかも美味しい食べ物を普通に買って食べることができる世の中は素敵だ。

かぼちゃプリン

温又柔さんの「魯肉飯のさえずり」を読んだ。台湾人の発音では「ロバプン」になるようですね。
母親が台湾人、父親が日本人で、日本で生まれ育った深山桃嘉(柏木桃嘉)が主人公(というか母親も主人公ですね)で、彼女(たち)の生まれや女性であるとでぶつかってしまう壁、親子ゆえの複雑な感情のすれ違い、日本という男性優位社会の絶望感、結婚相手の家族の無自覚な差別、無理をしてでも生きていかねばならないという追い詰められた感情など、ここから感じることは実に様々であった。
「普通の味」「日本人の感覚」など、読んでいて自分のことを指摘されているようで辛くもあった。こうやって私達は女性を、外国にもルーツを持つ人を知らずに傷つけたり差別的に扱っているかもしれない。
もう一度じっくり読んで感想を書いてみたいと思う