マーケット規模が年間2000億元を突破した中国ペット市場

僕は大のネコ好きです。日曜日のnoteには可愛いネコの癒し動画を提供してるのですが、今日は中国のペットたちについてのちょっと真面目な話を紹介。中国のペットマーケットの規模がすごいスピードで伸びてます。

8月15日に亚洲宠物展(Pet Fair Asia)と狗民网(goumin.com)が共同で「2019 China Pet Industry 調査」をリリースしました。

報告書によると、2019年に中国の都市ペット(犬と猫)マーケットが2000億元を突破し、最終的には規模が2024億元に達するだろう。2018年より18.5%増加すると予測しています。

どっちも伸びてるんですが、猫の伸びは20%に届く勢い。

2019年には、国内のペットの犬と猫の数は9915万に達し、2018年から766万の増加が見込まれています。 もはや中国のペットの犬と猫の数が日本の人口を抜くのも時間の問題

飼われてる数の総数は犬の方がネコを上回っています。

また、2019年の1匹のペットの年間消費量(かかるお金)は5561元で、前年より10.9%増加と予想されます。一人当たりのペットの飼い猫の一人当たりの消費量は4755元で、10.3%増加。

4755元って7万円くらいです。中国の人も裕福になってきたのと、ネコの生活レベルも上がってきたってことでしょうかね^^

中でも一番のビックマーケットは上海で年間197億元の消費で1位。調査によると、4つの主要都市(北京、上海、西安、成都、なぜこのチョイスなのだ。。)のペットフード消費市場は2019年に486億元に達すると。

これだけ大きいマーケットなので、たくさんのプレイヤーが参加してます。ペットフード加工の企業は急成長していて、中国国内でのノウハウをためたところは海外にも進出している。中宠って企業は日本、米国、カナダ、ドイツなど50カ国以上で販売していて、5大陸に輸出されているとのこと。

さらにペット医療も伸びてる。瑞普生物って企業は2017年5月からペット病院の分野への投資を4500万元増加させて、主にペット病院のチェーン運営と管理に注力。現在300以上のペット病院があり、年間200万件の相談があるとのこと。

もちろんガチのペットビジネス以外にも、犬ネコ動画をコンテンツにしてtiktokやWeiboなどで配信するもありますよね、この市場規模も入れたらとんでもない数字ですよ。僕も毎日ネコ動画に癒やしをもらってます、もっとペットが身近になる世界が来て欲しいです。


※ここでしか知れない中国情報を届けます、ぜひフォローしてください。
Twitterでも情報発信してますのでこちらもぜひ見てください。

(参考資料)


よろしければサポートをお願いします。Twitterも良かったらどうぞ! https://twitter.com/bijingbball