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男性諸君、我々の未来は明るいよ!中国のAIラブドールを紹介

中国のニュースを見ても、日本のニュースサイトを見ても、Huaweiとアメリカ中国の問題一色ですね。

最近はそれだけではなく、ブラック企業の問題や終身雇用なんてもうやめるから、といった暗く不安になるニュースばかりですよね。

そしてTwitterを開けば意識高いお兄さんやお姉さんが「これからは個人の時代だ、さあ自分のブランド高めよう」「まだ東京でサラリーマンやってるの?」「オンラインサロンに入ってビジネス勉強しようよ」と煽ってきます。

さらに私生活では女の子に振られるし、みんな僕のnoteにコメントしてくれません。もう俺の拠り所は猫の動画だけだよ、生きていくの辛い、パトラッシュ...

中国のブラック企業問題について書いたnote
中国の終身雇用について書いたnote
中国のオンラインサロンについて書いたnote
TikTokのスター猫を紹介しますnote

しかし!
まだ頑張って生きていくことに決めました。なぜなら、素晴らしい未来が僕を待っていると知ったからです!そしてそれは僕にだけではありません。世界中の男性諸君、私たちには素晴らしい時代がやってきますよ。

記事によるとこうです

2017年4月に金三道具は初めて、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPE)の人工皮膚とAI、ロボットの先端技術を組み合わせた、中国初となるハイエンド系ラブドール「WMドール」を市場に投入。「文字どおり温もりが感じられる!」「人形とは思えない!」といったユーザーのクチコミが拡散し、またたく間に大ヒットを飛ばした。頭部にAIを組み込んだWMドールは、ロボット技術を応用して頸部や頬、口角などを電動で動かすことが可能。驚いたり、微笑んだりといった表情を自然に作ることができ、まばたきや凝視などの動きもプログラミングされている。
なによりWMドールは手頃な価格が魅力的だ。既成品は5800人民元(約9万3000円)から、AI搭載モデルも7000元(約11万4000円)前後から手に入る。完全オーダーメイドなら2万~3万元(約32万~49万円)だが、「それでも、世界中で人気がある日本製ラブドールより割安感がある」(劉社長)。ちなみに1977年創業の日本の老舗メーカー、オリエント工業が手掛ける製品は、ボディ単体で40万円ほど。顔、乳房、髪型、陰毛などを細かく指定できるセミオーダータイプのリアルラブドールは65万6000円からだが、これらにAIやロボット機能は搭載されていない。また、米トゥルー・コンパニオン社が2010年の見本市で発表した世界初のAI搭載ラブドール「Roxxxy(ロクシー)」は標準モデルでも1体1万ドル(約110万円)超。今もHPで注文を受け付けているが、事業として成立しているかどうかは不明だ。

なんてことだ、100万円くらいするのかと思っていたらわずか10万円で買えるそうではないか!(日本のは100万円以上する(´;ω;`))

もう秒速でタオバオのアプリを立ち上げて検索してみました。


😍😍😍

タオバオは基本的に誰でも出店可能なので身元不明の販売者が多く偽物もあります。でもタオバオには、Tmallという店舗もあります。こちらはタオバオとは違って、オフィシャルな店となりますね。信頼性がとても高いです。早速売れ行き順で並べてみました。

なるほどなるほど。中国の男性諸君はこういうのがタイプですね。

ほかにもこんなのがあります。

クオリティ上がってきました!

でも値段バラバラですよね、というか1000元(1万6千円くらい)って安すぎるでしょう。疑問だったので、一番売れた商品を注意深くチェックしてみました。

すると、1000元と書かれるのはAIバージョンのプラス料金ですね(Bodyは別料金となる)。そのほかにも、頭だけ購入する場合(箱を開けるときを想像するととても恐ろしい)は1500元で、ドール本体は背の高さによって値段が異なって全部6000元台となります。172cmのAI付いていないバージョンが6900元です。

ちなみに発送はこんな感じで親切です、というか棺桶に入っているかのような...

ちょっと調べたら日本のアマゾンでも買えるんですね、Amazon派はこちらでも良いかも

当然購入者のコメントも見てみました笑

↑「とても綺麗で写真ではその美しさが伝われない。触り心地もいい。よくないところは、開封したときちょっと匂いました。あとは重たい、重たい、重たい、抱くのに疲れる。全体的に良かった。」

...よかったですね、筋トレにもなりそうで。

↑「前からファン、これは2個目です。好きな頭があまりにも多くて。今回の購入もとても満足しています。ドールより芸術品です。本当の人間までは行かないけど満足しています。」

君、二股はよくないよ!そりゃ人間レベルまでいってたらヤバイっすよ、でも我々の欲望はとどまるところを知らないので、そんな時代が絶対来るのでしょうね。

↑頭部を取り替えました。全く新しく感じになりました。

頭部単独購入、いましたね。

↑さらに親切にコメントをしてくれる人がいました。唯一の不満は重たいです。20kgのドールは60kgの人間より重くて体力が必要ですって。

なるほど、人間のように動けないからでしょうか、わからなくもないですね。すごく伝わりました!

↑使い方はまだわかりませんが、髪を綺麗に編んであげました。夢叶えてました。

あれれ何だこの人は、別に使い道は自由ですが、なんか怖いですね。

↑そしていよいよ出ました。「女性はどうでもいいです。ドールだけで十分です」って。ほら、人間が絶滅危惧種になるかも!

そしてとても丁寧なお兄さんも現れました。

↑長い!歯がないことに不満があるって言ってます。そんなに歯がある方が良ければ入れ歯をつければ良いでしょうか笑

618キャンペーンに割引があって、おまけに髪のバージョンを6個もプレゼントするっていいですね。

そして、コメントでは他の評判のいいメーカも見つかりました。

こんな感じです。

めちゃめちゃキレイですよ、というかもはやモデルの人間の女性じゃないですか!?触り心地の良さが売りだそうです。でもAI機能が付いていません。

これも公式店があって早速売り行き順並びを!

へえ。。。。こいうのが人気なんだ。

これは直近1ヶ月で1052台も売りました。金三より全然売れますね、上の記事書いた人、まだまだ情報収集力足りなかったですね。だいたい「金三」ってギャグの名前ですよ、「金三胖」は中国では北朝鮮のキム大統領を指します。三番目のデブって意味ですからね。


そして売り方も日本より進んでいます。

どの店もこのような写真やデータ以外の展示方法以外にも、ビデオ通話で実物の確認や顔選びが可能です。プラットフォームの規制によって展示できない部分もビデオで展示するって、サービスいいですね。

最後に動画です。ちょっと長いですが、触るときの感触が伝わると思います。頑張って探しましたよ笑


終わりにちょっと真面目なことを書いておきますが、近い将来ラブドールやAR技術が進み限りなく本物のSEXに近い体験が可能になったら社会はどうなっていくのかに興味がありますね。もう本物の女性と接することを必要としない男性が増えるのか、男女の関係や価値観が変わってしまうのか、こういった世界での体験と現実世界との区別(モラル)に歪みが生じて、今は考えられないような事件が起きてしまうのではないか など。この分野でも今や世界をリードする存在になっている中国に注目しています。


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