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日本に学ぶ中国。産廃は今後伸びしろ大きいビジネス

今ではいろいろ進んでいる中国。でもちょっと前は欧米や日本の方が何もかも圧倒的に進んでたんですよね。その頃から彼らは海外の良いところを模倣して(パクリも)自分たちの血肉として成長してきました。

この姿勢は今でも健在です。実際多くの中国人は「自分たちはまだまだだ、テクノロジーに関しても日本からたくさん見習わないといけない」と言います。そして日本の良いところを取り入れましょうって投稿はコメントサイトにもWeiboにもたくさんあります。

例えばこんなのが投稿されてました。

「コピー」「金儲け」「日本」「国内」ってタグが付いてますね。。日本のどんなことを国内でやってみてビジネスにできるか?って内容。彼の投稿では2点を取り上げてました。

■産業廃棄物処理業

産業廃棄物処理の問題は中国で良く議論されています。特に電池について。

電池リサイクル産業はすでに今でも間違いなくホットな産業でありながら、多くの技術と規格があまり成熟してない。

↑今後の廃棄量の伸び率の予想、アリババの業績みたいな傾き

中国は電気自動車や新エネルギー車の普及に伴い、バッテリー処理の量が急激に増加するのは必然とされています。

バッテリー廃棄は、適切に処理できないと環境に不可逆的な影響を及ぼす可能性のある多くの有害物質を含む危険な産業です。 同時に、古いバッテリーからリチウム、銅、コバルトなどの貴金属を抽出する方法も大切。

この分野は日本の方がかなり進んでいるとのこと。日本の電池加工産業は成熟した経験を持ち、バイオ、家庭用などあらゆる電池について多くの特許を取得している。 

たとえば、住友金属、トヨタ化学などの企業は、リチウム電池の取り扱いに長年の経験があります。 また、バッテリーから貴金属を抽出することに長けた小さな会社がたくさんあります。

■有機農法および植物工場

中国では有機農業はまだまだ新しいものであり、ほとんどの一般消費者は有機製品の理解を欠いています。

実際、中国の多くの人々もこれに懸念を抱いており、有機農業は完全に無農薬の方法を採用しており、耕作地の汚染を回避し、作物の有害物質を減らすことができます。 

有機農業に加えて、植物工場もたくさんの余地があると。人工光を用いて光合成が太陽無しで行われる「温室」栽培のアップグレード版。 これらのプロジェクトは日本で実際に推進されているとのこと。

日本の有機農業って海外から見たらかなり遅れてると思うのですが、中国は広いから消費者も農家も多様なニーズには需要が多いでしょう。


この投稿に対して、こんなビジネスが良いんじゃないの?のリアクションは心あたたまるものですが。

今後も中国で盛り上がりそうなビジネスについて取り上げていきます。

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(参考資料)


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