⭐️10/14(木)5:00時点の米国株 NEWS⭐

今日はテーパリングと利上げに大きく関係するインフレの経済指標が発表されました。
9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で5.4%上昇し、8月の5.3%から伸びが加速しました。アナリスト予想を+0.1%上回っています。前月比も0.4%上昇と加速しています。
 変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇で6カ月で最も小幅な上昇でした。前年同月比では4%上昇でともに市場予想と一致した。
 最近の石油価格の上昇はまだ統計に反映されていないほか、中古車価格は再び上昇しており、インフレを今後数カ月押し上げる公算が大きいです。
食品や家賃の上昇が目立ち、9月の消費者物価上昇分の半分強を占めました。家賃は0.4%上昇。
インフレ加速が止まりません。テ-パリングや利上げが予想より遅くなることはなさそうです。
イエレン米財務長官はインフレは「一時的」との見解をあらためて示しましたが通常に戻るまでの期間は長めと歯切れ悪いです。しかし「クリスマスに入手しようとしているモノの不足で消費者がパニックに陥る理由はない」と力強い発言もありました。
 また、9月のFOMC議事要旨も3:00から発表されました。テーパリングは11月半ばか12月半ばの開始でおおむね一致です。

マーケットは既にインフレ加速と、来年年末までの利上げを織り込んでいたため、典型的なイベント後の逆の動きとなりました!
ドルが下がり、金利が下がり、コモディティ上昇です。
VIXはさらに低下しました。
5分足で見ると、CPI発表後にマーケットが開いて、指数は窓を開けて上昇した後に売られて下がり、ジグザグしていました。結果ナスダックが一番上がりました。

◉決算◉
デルタ航空は決算は良かったですが次回決算では燃料価格急騰で税引き前ベースで赤字の恐れがあると警告し、株価は下落しました。
結果は、
EPS:予想15¢、結果30¢〇
売上高:予想84.6億ドル、結果91.5億ドル〇
売上高成長率:YOY+199.0%でした。
コロナ後、初の黒字決算です。国内線はコロナ前の72%、国際線は42%回復。
次の決算では、負債220億ドル、売上高はコロナ前の70%まで戻る見込みです。株価は今日▼5.76%

JPモルガン決算
EPSは〇で、売上高は予想と一致です。
売上高成長率は前年同期比+1.0%
貸倒引当金解除は21億ドル、損金5.24億ドルで合計15億ドルの利益がでました。
EPS  予想3→結果3.74 〇
売上 予想29.6B→結果29.64B(一致)
株価は今日▼2.64%

米資産運用大手ブラックロック
も悪くありませんでした。

◉エネルギー◉
 改めてロシアのプーチン大統領は13日、欧州諸国が要請すれば天然ガスの供給を増加させる用意があると発言しました。 中国は9月の石炭輸入を増やしていて、政府は石炭の国内増産と石炭火力発電の電気料金値上げを認める方針だそうです。これなら工場止まらずに冬を越せそうです。ロシアから中国へ石炭送っている #MTL は今日▼1.12%。液化天然ガス銘柄は下落。

◉GAFAM◉
#AAPL  は長期化する半導体不足を理由にiPhone13の2021年生産目標を最大1000万台引き下げる見通し ブロードコムがディスプレーへの電力供給半導体、テキサス・インスツルメンツが無線関連部品の供給に苦慮しているためです。 ▼0.42%

◉情報技術◉
AI等と使って企業を業務を自動化するUiPathと #SNOW が提携発表されました。#SNOW +4.76%

◉半導体◉
スマートフォン用半導体メーカーの最大手クアルコムのCEOは、生産能力を最大化できるような設計にしたため、数カ月先には需要に見合った供給が可能になるとし、2022年初頭には世界的な半導体の供給不足から脱却し始めることができると見通しを示しました。一方、「デジタルフォーメーション(DX)が起きていて、半導体の消費は一段と高くなっている」とし、旺盛な需要は続くとの認識です。 #QCOM  +1.7%

◉ヘルスケア◉
CRISPRセラピューティクスは血液がん治療の試験結果が悪く株価急落。CARーT細胞療法の試験で、患者24人中9人のがん細胞が除去されましたが、投資家はもっといい結果を期待していました。この数日、アーク社は株を買い増ししていて裏目に出たようです。
ARKGは年初来▼22%、ARKKは▼10%

◉金融◉
アップスタート #UPST +3.56% は、ケンタッキー州最大の信用組合であるアバウンド・クレジット・ユニオンと提携しました。AIを活用したオールデジタルレンディングで個人向けローンを提供します。

◉生活必需品◉
バンク・オブ・アメリカは、ウォルマート #WMT -0.72%とターゲット #TGT +2.83% を第4四半期の小売セクターのトップピックに選びました。
理由は大幅な賃上げが終了し、サプライチェーン混乱の中でもより有利な港湾アクセス、長期コンテナを確保し、在庫も抱えているからです。
⭐️以上です🙇‍♂️ YouTubeも宜しくお願い致します⭐️

【10/14(木)米国株朝刊】インフレすごい😱なのに金利低下、ナスダック上昇😍 相場は織り込み済でした❗ ハイグロ株はお祭り✨ https://youtu.be/z-lcbQ9spIA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?