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10/9の週の米国企業主要決算メモと来週の決算予定

🚩10/15(日) スプレッドシートを更新しました。(42回目)
10/9の週の4企業 の決算結果を入力! 
 ✅PEP ペプシコ 株価+1.9%✨
 
(ガイダンスもクリア!順調も高PERで様子見。
 💥最近は食欲を抑える新肥満治療薬の影響が懸念)
 ✅DAL デルタ航空 株価▼2.3%💥
 
(純利益は59.4%増、政府の9月上旬からの職場復帰奨励で出張増✨
  成長率は鈍化中。中東などの戦争拡大はリスク)
 ✅JPM JPモルガン 株価+1.5%✨
 
(✨法人・同士銀行部門以外は決算すごい!売上22%、EPS39%成長!
  ダイモンCEOはウクライナや中東戦争の影響で世界はここ数十年で
  最も危険かもしれないと警告💥)
 ✅WFC ウェルズファーゴ 株価+3.1%✨
 
(いい決算!純金利収入通期見通しを上方修正。
  支払遅延ローン残高が増えてきてるのが気になる。
  預金はMMFにとられ減少。銀行の体力は向上中!)

財務数値等の詳細はグーグルスプレッドシートに記載しています。
🚩スプレッドシートの説明書👇

目次


🚩PEP決算 23Q3 ペプシコ


株価 +1.9%✨
(世界2位の食品メーカー。スナック菓子では世界1位のシェア。飲料、食品、スナックなどの製造販売。200以上の国と地域で事業。売上の半分以上が米国だが海外で成長中。飲料「ゲータレード」、「ペプシコーラ」、食品「クエーカー」、スナック「フリトレイ」.炭酸飲料ではコカコーラに負けている。高PER銘柄)

 10/10(火)寄付前  
PER26.7 PSR2.4(今期PSR2.3)

✅太郎まとめ👇
<順調な成長です。特に中南米での
成長率が高い。今後も期待ですが、PERは高いので様子見。💥最近は食欲を抑える新肥満治療薬の影響が懸念されています。>

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202310101050

<売上など>
⭕️売上 234.5億ドル(予234.3)
✅売上高成長率:前年同期比+7%
⭕既存事業売上 +8.8%(予8.3)
北米(食品/スナック)+7%
北米(シリアル/米/パスタ)+5.2%
北米(飲料)+7.9%
❌欧州37億ドル(予38.7) +1.5%
⭕中南米30.6億ドル(予29.8)+21.6%
❗APAC/オセアニア/中国12.2億ドル(一致)+4.2%

<利益など>
⭕️EPS 2.25ドル(予2.15)
営業利益率17%(40.3億ドル)
 前年同期は20%

<ガイダンス>
⭕️23通年EPS 7.54(予7.49)+13%
 ✨12%から上方修正
⭕️23通年売 950億ドル(予923)
 既存事業売上 +10%(維持)

<CEO>
多くの投資を行ってきたため、今後数年間当社の事業が好調に推移できると信じています。

🚩DAL決算 23Q3 デルタ航空


株価▼2.3%💥
(世界2位の米国航空会社。米国内線が全体の7割以上。世界130を超える国・地域に就航。05年に経営破綻したが再編。
競争が厳しく利益率は低い業界。PSRがすごく低い)
 10/12寄付前
PER6.4 PSR0.38 (今期PSR0.4)

✅太郎まとめ👇
<原油高、給料、メンテナンス費用などのコスト増だが、純利益は59.4%増✨ ただし座席有効マイルあたりの総収入成長率が6四半期連続で鈍化中なのでコロナからの回復終わった感はあるが、政府の9月上旬からの職場復帰奨励で出張増✨ 国際線の旅客収入が35%増!ガイダンスはやや鈍化の見込みでEPS下方修正💥
戦争で10月末までテルアビブへのフライトを運航中止💥
リセッション・戦争悪化は怖いし様子見ですね。>

<売上など>
⭕️売上 145.5億ドル(予145.4)yoy+13%
 (9四半期連続で成長率鈍化中💥)
✅エコノミー66億ドル/ビジネス・ファースト51億ドル

<利益など>
⭕️EPS 2.03ドル(予1.94)yoy+34%
営業利益率13%(20億ドル)
 ✨前年から35%増
💥座席有効マイルあたりの総収入成長率も6四半期連続で鈍化中▼5%。額は横這い

<ガイダンス>
💥通年EPSガイダンス下方修正
⭕️Q4EPS $1.125(予1.11)💥yoyでマイナスへ
❌Q4売上高 $135.85億ドル(予136)+10%へやや鈍化
⭕️23通年EPS $6.125(予6.04)💥6.5から下方修正
⭕️23通年売上高 547.3億ドル(予545.9)

<CEO>
燃料価格の変動は厳しかった。
海外旅行への大きな需要があった。
利益がyoy 35% 増加!
膨大な量のビジネスが戻り始めている

🚩JPM決算 23Q3 JPモルガン


株価▼+1.5%✨
(総資産、収益力、時価総額で世界屈指の規模を誇り「世界で最も賞賛されるメガバンク。投資銀行でナンバー1)

 10/13寄付前 
PER8.8 PSR1.9(今期PSR2.7)

✅太郎まとめ👇
<✨法人・同士銀行部門以外は決算すごい! 7~9月純金利収入が最高!金利上昇とファースト・リパブリック・バンク買収が寄与。通期見通しも上方修正✨
しかし、ダイモンCEOはウクライナや中東戦争の影響で世界はここ数十年で最も危険かもしれないと警告💥 でも貸倒引当金は市場予想より大幅に減らしてますね。預金はMMFにとられ1%減少>

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-13/S2GSB3DWRGG001?srnd=cojp-v2

<売上など>
売上高 398.7億ドル
✅売上高成長率:前年同期比+22%✨
⭕️売上 398.7億ドル(予392.8)yoy+22%✨
✨消費者小口部門 184億ドル+28%
 (ファーストリパブリック分は14億)
💥法人・投資銀行部門117億ドル▼1.7%
✨商業銀行 40.3億ドルyoy+32%
 (純利益もyoy+102%で19.4億ドル)
✨資産管理50.1億ドルyoy+10%
 (純利益は14.2億ドルでyoy+16%)
株式トレーディング収入▼10%
債券トレーディング収入+1%

<利益など>
⭕️EPS 4.33$(予3.87)yoy+39%
⭕純金利収入 227 億ドル(予223)
⭕️貸倒引当金13.84億ドル(予25.2)
  (22年Q2の29億ドルからは大きく減小中!)
✅証券投資純損失 6.7億ドル
✅純利益のうちファースト・リパブリック分は11億ドル
💥JPモルガンのローン残高は前年同期比18%増。
預金は1%減(2.38兆ドル)

<ガイダンス>
✨23通年純金利収入(マーケットを除く)は890億ドル
(前期から20億ドル上方修正✨ 昨年度から33%増✨)
✨通期費用840億ドル(従来845億ドルから下方修正)
✨カードサービス純償却率年2.50%(従来 2.6% )

🚩WFC決算 23Q3 ウェルズファーゴ


株価+3.1%✨
(米国内全世帯の3分の1、小規模企業の1割超を顧客とする。銀行系持株会社で全米第4位の規模。22年12月に自動車ローンや預金口座などの不祥事で消費者金融保護局と和解し37億ドルの支払いを命じられた。)

✅太郎まとめ👇
<いい決算!純金利収入通期見通しを上方修正。支払遅延ローン残高が増えてきてるのが気になる。預金はMMFにとられ減少。銀行の体力は向上中!>

 10/13寄付前 
PER8.8 PSR1.1(今期PSR1.8)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-13/S2GSFVDWRGG001?srnd=cojp-v2

<売上など>
⭕208.6億ドル (予201.1)
✅売上高成長率 YoY +7%
法人・投資銀行: 492億ドル yoy+21%
資産運用・投資管理 370億ドル yoy+1%
消費者金融95.8億ドル yoy+3%
商業銀行 34.1億ドル yoy+15%

<利益など>
⭕EPS 1.48ドル (予1.24)yoy+74%
純金利収入 131億ドル yoy+8%
👇預金総額1.34兆ドル(前年同期1.41兆から減少)
👆貸倒引当金12億ドル(前年同期 7.84億ドル)
👆支払遅延ローン残高818億ドル (前年同期571億)
✨ 株主資本利益率ROE 13.3% (前年8.1%から向上)
✨ 総資産利益率ROA 1.21% (前年0.76%から向上)

<ガイダンス>
✨通期純金利収入 +16%(従来予想+14%)

<CEO>
「景気は底堅く推移しているが、貸出残高の減少や貸倒損失の小幅悪化など、景気減速の影響が出ている」
「金利上昇と投資で、純金利収入と非金利収入の両方が増加。経費は営業損失減で減少した」

🚩来週の決算更新予定16社/テスラ,NETFLIX他


来週の決算予定は注目のテスラやネットフリックス、TSMC等の16社のスプレッドシートを更新予定です!

おわりに


以上です。 ありがとうございました!
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 毎朝朝7:00頃に動画UPしてます! 来週は出張であまりできません🤣

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