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【私の経験談】震災後に多発した心霊現象

今回、震災後の心霊現象について書こうと思ったのは「噂話」とか「デマだ」というネット上のコメントをみてしまったのがキッカケです。

私も賛否あった「タクシー運転手」の心霊体験をされたVTRなどを拝見しましたが、本当の事と納得できてしまうのです。

それは、少なからず私も同じような体験をしているからということが理由になっています。

今回は、私が体験した「心霊体験」をご紹介していきたいと思います。


震災後に私が体験した【心霊体験】

最初に体験したのは、震災から3年が過ぎたころ・・・

私は、避難場所として内陸部に移り住んでいました。

釣りが好きなため、3年ぶりの釣りに地元へ帰った時の事でした。


その日は、仕事を終え夜釣りのため20時くらいに地元に到着・・・

そこから昔よく行っていた常夜灯のある漁港に行き、一人で釣りを楽しんでいました。

その場所は、津波の被害も少なく、民家も少ない場所ですが、

漁港のすぐそばには、交通量が少なくはない道路もあり特に恐怖心も感じない場所でした。


私が、釣りに夢中になっていたその時!

左の視界から人影らしきものが凄い勢いで近づいてきました。

その人影は、白くボヤケているように見えました。

「うわっ!」

と、思わず声を上げて体をのけぞり、人影の方を確認しました。

そこに人は誰もいませんでした・・・



あきらかに「人影だ」と感じたんですが、「自分の勘違いだったのか」とその時は納得させました。


釣りを終え、自宅に帰宅。


妻にそのことを話し、「まさかね・・・」なんて話で落ち着き床につきました。


夫婦で同じ体験をしてしまったのが確信に

やっと眠りについて何時間か経過した時、私は誰かの視線を感じ目を覚ましました。

目を開けると、駐車場が見える窓がすぐに視界に入ってきました・・・

私の寝室は一回にあり、防犯のため、いつもなら閉めて寝るはずのカーテンを今夜に限っては、疲れもあったため閉め忘れ、外から室内が丸見えの状態になっています。


私に向けられている視線は、その窓からでした。


多少寝ぼけていたこともあり、黒い人影が一瞬見えましたが「まさかな」とまた眠りにつきました。


翌日・・・

妻に、昨夜の出来事を説明していると妻は「うそでしょ?」と青白い顔をして答えました。

妻の話を聞くと、どうやら妻も窓の方が以上に気になり、見ていたようなんです。

そして、妻も「黒い球を見たんだ・・・」と昨夜の出来事を話してくれました。

妻が見たものは、「黒い球体の玉」でその球が妻の方へとボワーっと近づいてきたといっていました。


この話を聞いた時、「あれは間違いなくあそこにいたんだ」と背筋がゾクっとしたことを覚えています。


それからも、私達夫婦は事あるごとにこの「黒い球」を見るようになっていきます。

しかも、同じタイミングで・・・数か月間も。


数か月続いたこの現象は、今は起きなくなりましたが、私は「あの時の人影」だったのかなと今でも思っています。

あの夜釣りがこの現象の始まりだったことは明らかでした。


今も、あの漁港によく通っています。

その時は、心の中で祈りをささげてから釣りをするようにしています。

それ以降、その漁港では「心霊現象」を体験することは無くなりました・・・


私が震災後初めて経験した心霊現象です。

この他にも、未だに地元に帰れば不思議な体験をすることが多々あります。


もちろん、被災地にいるのに経験したことが無い方もいるとは思います。

ですが、私が経験したように、心霊現象を目の当たりにされた方も多くいらっしゃることでしょう。


自分が経験をしてしまった以上、「デマ」とは思えない被災地の心霊現象。

「津波で亡くなった方の霊が、自分の家のドアを『ドンドン』と叩いていた」なんてお話も震災直後には多く聞こえてきていました。


その現象自体を怖がるのではなく、「そのくらい悲惨な震災だったんだ」と心に留めておくことこそが、亡くなられた方の供養になるのではないでしょうか。



私の活動について、ご意見や賛同して頂ける方は、コメントにて気軽にご意見を頂ければ助かります。