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紅白戦ノ戦術指南書

どうも。べこ/BECO*27と申します。
年の瀬も近くなり、この季節がやって来ました。
そうです。PUC Advent Calendar2022です。
この記事は3日目の記事となっています。
 
前日の記事はコチラ
感想↓
粘着して癖つかないのすごいと思います。どんな譜面でも自分の持ってる力より少しでも高い曲の粘着すると意味わからんところに癖つけるんですよね。認識出来てるのに指が違う動きをしてしまうんですわ……助けてください

はじめに

今年は後の世代に何かを残せるような記事を書きたいなと思い、私っぽいことってなんだろうと考えた結果『紅白戦における盤外戦術』に至ったので、技術継承の意味も込めて書こうと思います。
あくまでも自論なので参考になる部分、ならない部分あると思いますが楽しく読んで貰えれば幸いです。

盤外戦術とは

まずはそもそもの盤外戦術とはについて話していきます。
紅白戦は紅白の2チームに分かれ、個人vs個人の対戦をして自チームを勝利に導くというものであり、""の力が得点に繋がります。
しかし、紅白戦は紅vs白のチーム戦です。
そこで私はチーム戦ならではの戦術面に注目して紅白戦に参加しました。

PUC内で行われている紅白戦のルールとして特徴的な要素としてあげられるものとして、

  1. 1人あたり3or5曲の課題曲を事前に提出できる

  2. 集まった課題曲が1つの課題曲プールとなる

  3. 課題曲プールから1人あたり1~2曲BAN曲を指定できる

以上の3つがある。
私はこの3つに注目して戦略を練っている。

課題曲提出(自選曲決め)

まずは自選曲を選ぶフェーズです。
自選曲決めの際に考えていることについては私の『紅白戦2022夏SDVX編』に少し書きましたが、せっかくなのでもう一度。

①自分が得意な曲

もちろんこれが大前提だと思います。
その中でも考えるべきは、絶対的に得意な曲なのか、対戦相手と比較して相対的に得意な曲なのかです。
その時その時に合わせてどちらを重要視するのかは変わってきます。

②相手が苦手なジャンル

相手の苦手な曲を入れるのも1つの手段として有効だと思います。
しかし、このルール上ではBANという制度があるので露骨に苦手曲を入れるとBANされてしまいます。
BANされない程度に相手がやってなさそうで苦手そうな曲を入れると上手く刺さったりします。
逆にあえてBANさせる目的でメタ曲を入れるのもアリです。

③ 自分が安定したスコアを出せる曲

特に"どんな環境でも"安定したスコアを出せることが重要です。
紅白戦という1発勝負かつとても緊張する場面でのプレイになるので、いつもと同じ力が発揮されるとは限りません。なのでどんな環境でも安定したスコアを出せる曲を選ぶことが大事です。
他にも、高スコアを出したことはあるけどたまたま繋がった、たまたま光った、ハイエナをしてつまみを回した、適当に擦ったら出たなどのスコアはVF、レートにはなっても本当の武器とは言えないのでここでは選べません。

④BANされにくい曲

後の話にも繋がる話になるのですが、この紅白戦のルールにおいて重要になってくるBAN枠の存在です。
対戦相手には誰がどの選曲をしたのかわからないので、自分が選んだ曲が全て消えてしまうという事態も発生しかねません。
そのため如何に自選を本番まで残せるかが肝になってきます。

⑤自選曲枠の拡張

1人の提出課題曲数は決まっていますが、ここではチーム戦なので、チームメイトと得意曲、武器曲が近い(同じ)場合はその曲を入れることによって実質的な自選曲の数が増えます。

さらにこれを行うことで、相手側の立場に立った時に誰がどの曲を自選曲として提出したのかがわかりにくくなるため、1人に対する対策曲の数を増やさせることができるというメリットがあり、この作戦を複数人で行うことでBANされたとしてもまだ自選が課題曲プールの中に残ってるという状況も作り出せます。

以上の5点を自選曲を提出する際に考えていました。

他選予想とスコア粘着

ここからは課題曲が1つに集まった後の話になります。そしてこれが本稿のメインコンテンツです。

(例)前回紅白戦ウニの課題曲プール

課題曲プールはこんな感じで集まった課題曲が雑多に並べられています。

そのためまずは自チームが選んだ課題曲に色を付けて自選と他選の区別を分かりやすくします。
そこから課題曲の総数を数えて被りが無いかどうかを確認します。
 
その後は敵チーム個人個人の提出課題曲が何かを予想するフェーズに入ります。

提出曲予想

ここからがこの記事の本題です。
他選曲全曲の中から"誰がどの楽曲を提出したのか"を完全予想していきます。
他選曲予想の際に何を意識してどういう所を見ているのかを書いていきます。

まずは、課題曲プールにある曲の対戦相手全員のスコアをチェックします。いわゆるストーキングです。
 
まずは対戦相手の高いスコアを重点的にチェックします。
曲ごとに高いスコアの基準が違うと思うので、主観的に見て「このスコアを安定して出されたら嫌だな」と思うスコアを出している曲を抽出していきます。

自選曲決めの意識で書いたことですが、チームメイトと得意曲を共有出来るように選んでいる可能性があるので、高いスコアの曲が多いことがあります。

その時に考えるポイントとして、

相手目線の対戦カード的にこの曲なら刺さりそうという曲
②アリーナなどオンライン対人戦で自選曲として過去に投げている(SNS等を参照)
③相手チームで特定の曲をリーサルウェポンとしている人がいる曲

この3つを考えて相手チーム個人ごとに該当曲を振り分けていくと、1人あたり提出数+1~2曲くらいまで自選曲っぽいものが絞れます。

予想において大事なこと

曲を予想する時に重宝するスキルとか、こういうことをやっておくといいみたいなものを書いていきます。

①たくさんの人と交流をする

これはかなり大事です。
たくさんの人と交流する中でマッチングとかをする機会があると思います。その時にその人がどんなタイプのプレイヤーなのかどんな曲・譜面が好きなのかどんな曲・譜面が得意(苦手)なのかを知ることができます。

②ストーキング力

不名誉な能力ですが必要な力です。
対戦相手チーム全員の全曲のスコアを粘着出来たら嬉しいですね。
このストーキング力にはスコアだけを粘着するというよりかは、SNSであげているスコアや逆に何故かあげていないスコアを粘着すると曲予想がかなり面白くなったりします。
SDVXなどではスコアを非公開にすることが出来るのですが、外部ツール(Vaddictなど)でスコアを非公開にしていないとスコアが筒抜けなため詰めている曲や伸ばしてる曲がバレバレみたいなこともあります。(前回紅白戦ではお世話になりました)

③曲・譜面への理解度

相手の曲を予想する上で持っておくべきスキルNo.1かもしれません。
CHUNITHMではLv.14,14+、SDVXではLv.17,18と1口に言ってもそれぞれ難所が違ったり譜面傾向が違ったりします。
そのため、対象となるレベルの曲を全てプレイしていることはすごく強みとなります。

また、他の人があまりやっていないようなマイナーな譜面をプレイすることで地味な難所だったりを見つけられるため自選曲の幅が広がったりする可能性もあります。

さいごに

今回は私が参加した紅白戦で数回やってきたことを書いてみました。今後のPUC紅白戦のルールがどう変化していくかはわかりませんが、なにかのキッカケになってこういった別の視点から紅白戦に臨む人が現れたら嬉しいなと思います。

予想が実際に上手くいくかどうかは誰もわからないので、紅白戦を楽しむアクセント程度に思ってもらえると幸いです。

駄文ですが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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