「カメラを止めるな！」を観てない人が羨ましい

※ネタバレなし 8/7(火)「カメラを止めるな！」を観た。それは、私の中で突然に決まったことだった。 前日(8/6)の夜、8/7に会う予定だった友人から、急にキャンセルの連絡が来た。その日の為に娘は幼稚園の夏期保育を予約していたし、夫は夕方まで仕事があるしで、ぽっかり1人の時間ができた。なにしよっかな…友達と1500円くらいのランチをする予定だったし、それくらいの予算があるなら、久しぶりに映画でも観れるなー、と軽い気持ちでスマホを開いて検索した。 とりあえず、“話題 映

雨の日の家はコーヒーの匂いがする

朝、娘を幼稚園まで送っていった。園に着くと、娘は元気に集団の中に吸い込まれていき、私は1人、雨の中傘をさして帰った。 こういう時、改めて、ああ私はもう1人じゃないんだな、と感じる。 雨なのに家を出なきゃいけない。 私が1人だった時にはありえないことだ。 もし雨の日に予定が入っていたら速攻でキャンセルしていたし、家の中でひたすら本を読んで過ごしていた。そういう事をOKしてくれる人付き合いしかしていなかったからだ。 でも、幼稚園は雨でも行かなきゃいけない。娘は長靴と

腹痛が酷くベッドに横になっていたら、本棚から江國香織著「いくつもの週末」を持ってきて、その中の『よその女』を読み聞かせてくれとねだる娘。読んでるうちに眠ってしまった。彼女の後頭部を眺めながら、最後まで読んだ。気づけば、少し痛みが治まっている。幸せな時間。