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プロジェクトマネジメントの重さの感じ方

「プロジェクトマネージメントなんて人と日程を決めて指示すればいいだけでしょ?」そう軽く言われて、なんかムッとしてしまったのはなぜだろうか。

その理由の一つは自分がプログラムを組める人だからかもしれない。仕様検討、作る苦労、課題に対する不確実性、メンバーのプロダクト開発の力量...そんな物を考え、万が一自分が対応する場合の負荷も考えながら進め方を考えるからだ。技術力が不足していれば、自分自身でその不確実性に対応する時間分の積み増しも考慮しておく、そんな事を思うと時間、対価、成果物と向き合う必要があり、マネジメントと簡単に言われるのに反発するのだ。

特に自分がコントロールできていたプロジェクトなら、なおさらで「自分の既存の枠組みを壊したくない」という意識が働く。他人が混ざることによる不確実性への恐怖がそういう意識を生み出している気がする。

もし自分にプログラムの知識が無ければ、日程を決め指示をする事までができる仕事だし責任範囲なので、遅延したり不具合があれば担当者の責任とすれば良いのだろう。マネジメントの責任はもちろん問われるが、半分は実行できなかった人の責任でもあるからだ。

切り分けをし指示を出すことで仕事を分散させていく事が、仕事や会社を大きくする事に繋がってていくのだろう。そう思いながらも課題の多さに頭を抱え、やる事の重さに押しつぶされそうになる事もある。

マネージャーは「決める」事が大切で、エンジニアを「手を動かす」ことが大切と言われる。どちらをやれば良いのか、自分はどちらをやりたのか、やるべきなのか。そのバランスに迷いながら明日も持ち場でがんばります。

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