2023/4/2 阪神競馬場

11R 大阪杯 G1 2000 芝 3日目 Aコース
【はじめに】
阪神2000㍍で行われる大阪杯。
個人的に阪神2000㍍は中山2500㍍などと共にガラパゴス化してると考える。
阪神2000㍍は父サンデーサイレンス、母米国血統がとにかく良く走る。
つまり、力のいる馬場を好走できるパワーとスピードの持続力が不可欠。
先週の降雨、長期開催が進んでいる阪神の芝は痛んで来てはいるが、まだ内が最悪とはなっていない。
小回りらしく先行勢に有利。

逃げ・先行有利、差しも届くがある程度のポジションを4角までに確保する必要がある。

【枠・脚質】
逃げ・先行有利。

【展開】
ジャックドール以外に明確な逃げ馬が不在。
恐らく12秒弱のラップを継続してマークし5F59.4前後と読んでる。
そのまま後半の5Fも同等のペースを刻むので脚を溜めきれない馬にはきつい展開となる。

【注目馬】
ジャックドールのペースについていける馬を中心に買いたい。
スピードの持続力とパワーの両立が求められる。

5枠9番 武豊J ジャックドール (継続) ◎
昨年5着だが、2ハロン目でアフリカンゴールドに後ろから突かれた10.3&落鉄が明確な原因。休み明けの方が良く走り、今回はジャックドール以外に明確な逃げ馬が不在で展開は間違いなく一番良い。

8枠14番 松山J ヒシイグアス (継続) 〇
昨年の4着馬。叩き良化型の馬で、昨年は香港から直行したが、今年は中山記念で叩けたのでローテ的にはうまく調整できている。
上がり勝負にならない方が向いていて実際に勝った中山記念はドーブネが12秒弱のラップを刻み続け、昨年の宝塚記念もタイトルホルダーが逃げた中での2着だった。
外枠に入ってのはポジションを取りたいこの馬には減点だが、操作性のいいこの馬なら松山Jが上手く導いてくれると信じて。

6枠12番 団野J キラーアビリティ (乗り替わりだが騎乗経験あり) ▲
阪神2000㍍特攻の父ディープインパクト、母方米国血統。
舞台は違うが2000㍍での成績が良く、休み明けだった前走G2京都記念(阪神2200㍍)は怪物級だったドウデュースから0.9秒差の5着と考えれば悪くない。
今回の大阪杯は距離短縮となるので一発の可能性あり。

6枠11番 ルメールJ スターズオンアース (継続) △
クラシック2冠馬。初の古馬混合戦で能力の横の比較が難しい。
クラシックで戦ってきた馬たちのほとんどが古馬戦で負けていて世代の評価はお世辞にもよくない。
1週前、最終の追い切りがあまりにも良くて泣く泣く抑えに。

2枠4番 岩田康J ノースブリッジ (継続) △
鞍上と枠を評価、また調教と馬体も過去一番だった。
天皇賞秋では掛かって競馬にならなかったが、G2AJCC(中山2200㍍)では先行集団でしっかり折り合って最後に抜け出て優勝。
2年以上の間放牧に出さず、在厩でじっくり調整した結果がついに実を結んだと感じるし、今回も放牧せずに仕上げた結果を見届けたい。

3枠6番 川田J ヴェルトライゼンデ (乗り替わりだが騎乗経験あり) △
時計のかかるレースが得意でステイゴールド産駒の小回り成績も優秀。
しかし対戦してきたメンバーレベルは高いとは言いにくい。
枠は先行したいこの馬には絶好で鞍上川田Jの今年の成績では消しきれず。

【馬券】
◎〇▲-◎〇▲-◎〇▲△ 3連複 

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