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カナダの大自然でキャンプ!バンクーバーから車で行けるキャンプ場の魅力とは

カナダのバンクーバーに1週間ほど滞在し、うち2日間は、現地に住む友人のアテンドのもと、バンクーバーから車で行ける山奥でテントキャンプをしてきました。

カナダの大自然の中でのキャンプは、日本とはまた違った魅力があったので、実際どんな体験をしてきたのかご紹介します。(キャンプ好き、必見です!)

カナダ旅行の概要

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行き先:カナダ・バンクーバー
日数:6泊7日 ※うち1泊2日:テントキャンプ
構成:旦那、私、私の前職の先輩、旦那の友人
移動手段:飛行機(成田↔︎バンクーバー)、タクシー、友人の車、電車
※カナダでは、まだUberやGrabのようなライドシェアサービスは使えない
荷物:リュックサック2つ

先輩がFacebookに投稿した「バンクーバー行くやついない?」といったコメントに、すかさず「興味あります!!」と乗っかり、あれよあれよと旦那の友人含め、4名でバンクーバーに行くことに。

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バンクーバーにいる先輩の友人達にアテンドしていただきながら(ありがとうございました!)、カヤックに乗ったり、トレッキングしたり、ビーバーを見たり、現地に住む日本人の方々と一緒にワイワイしたり...!

旅行中は、息子を実家の母に預かったもらったため、出産後初の息子抜きの旅行(お母さん、ありがとう!)。

「大人だけなら、あれもこれもやろう!!」と詰め込んだ結果、1週間の旅行のわりには、だいぶ濃密な時間を過ごすことができました。

キャンプ場まで車でGO!着くまでが既にハードモード

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今回、現地の友人に連れて行ってもらったのは、バンクーバーから直線距離で3時間ほどかかるDuffy Lake Road

途中、お昼休憩をとったり、キャンプ場で飲み食いするものを買ったりしながら移動したので、かれこれ片道4時間半ほどかかりました。

また、キャンプ場は山奥にあり、道はうねうねした”いろは坂”のような道。車に酔いやすい旦那の友人は、キャンプ場に着くまでに4回吐きました。笑

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(写真:「動かない地面サイコウ!」と横たわる友人)

旦那の友人の場合、酔い止めを飲むと、その酔い止めで気持ち悪くなってしまうのでどうしようもないですが(悪循環!)、もし行く場合は酔い止め飲んでおいた方がいいような道でした。

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ちなみに、バンクーバーからキャンプ場をつなぐ街道 See to Sky Highwayの途中に大きいスーパーがあるので、そこで食料品を買いました。

私たちは、外国のスーパーの品揃えに目移りしてしまって、あれもこれも買い込もうとしてしまったんですが、現地の友人曰く、日本のキャンプと違って、カナダのキャンプは、

・食品を余らせると、持って帰らなきゃいけないだけでなく、野生の動物達が集まってきて危ない

・日本みたいに1日中ご飯を食べるスタイルではなく、釣りや読書を楽しむオマケに飯があるくらいだから、食にこだわりすぎるのはカナダスタイルではない(だから、晩ごはんと朝ごはんはホットドッグでOK)

とのことで、極力買うものをセーブして、最低限必要なものを購入しました。

ついに到着!まずは、テントを張る

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(写真:一足先に到着していた"キャンプ師匠"のテントがカッコイイ!)

旦那の友人が、いつまた吐くだろうというハラハラ感のある4時間半のドライブ後、キャンプ場に到着!

今回私たちが使ったDuffy Lake Roadのキャンプ場は、First come, first served(早い者勝ち)なので、予約不要。早く着いて場所取りをした人が利用できます。

また、利用費用は、オンシーズンであれば一定のタイミングで、管理人の人が利用料金(1泊約2,500円/エリア)を回収に来るそう。今回は季節外れのキャンプだったので、タダで利用できました!

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着いて早々、日が出ている間にテントを張ります。

私たちは一からテントを張るのが初めてだったので、今回現地で合流された”キャンプ師匠”にテントの張り方を教えてもらいました。

キャンプ師匠は、私たちより1日早くキャンプ場入りしており、釣りをされていたそう。何かわからないことがあれば、全て教えてくれるので、とても心強かったです!

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キャンプ師匠の導くまま手を動かしていると、あれよあれよと2人用のテント完成!

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テントの中は、こんな感じです。

夜は、ここに寝袋を敷いて寝ます。2人用ですが、入ってみるとだいぶ広々しています。

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こちらは8人用のテント!日本じゃなかなか見ない大きさ...!

男3人(先輩、旦那の友人、現地の友人)で寝るのに十分な大きさです。

テントができたら、各自まったりタイム

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テント張りが終わったら、自由時間!

キャンプ場のわきにある川で釣りをしたり、読書をしたり、昼寝をしたり、仕事をしたり(※)。

※ネットが入らないので、ローカルで出来る仕事に限る

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私は、マシュマロを焼きながらみんなで話をしたり、寝袋の使い方を明るいうちに確認したりしました。

カナダの人は、プライベートと仕事の切り分けがハッキリしているので、長い休暇をとって、こういったネットが入らないところでリフレッシュするそう。

「普段頑張っているから、休みの間は連絡しない」と、お互いリスペクトしているので、何かあっても連絡ができないような場所で過ごすことができる、とのことです。

夕方くらいから徐々にご飯の準備を始める

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夕方になって、少し気温が低くなってきたくらいから、火の近くでご飯の準備!

スーパーで買った玉ねぎやパプリカ、ナスをアルミホイルで包んで、3時間くらいじっくり温めたり、ポテチを食べたり。

日本から持ってきた日本酒やビールを片手に(私たち夫婦は、飲めないので炭酸水)、美味しいご飯をちょいちょい摘みながら談笑。

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また、いつもなら昼からビールを飲んでいる旦那の友人が、車酔いの影響でグロッキーなままだったので、見かねたキャンプ師匠がおかゆを作ってくれました。

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ちなみに、キャンプ師匠がおもむろに"くさや”を取り出し、焼き始めたので、人生で初めて”くさや”を食べたんですが、匂いは「う〜ん。。。」、味は「!!!!(美味しい)」でした。

夜は真っ暗!焚き火とご飯で暖をとる

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日が落ちるとグッと冷え込むので、焚き火の周りに集合して、暖をとりました。

キャンプ場に着くまでがすでに珍道中だったので、夜になる頃には疲れもピーク。焚き火でいい感じで温められると眠くなってきます。

一つできたら、また一つ、とゆっくり食材を焼いていきます。

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うまく写真は撮れませんでしたが(さすがにiPhoneではダメでした)、星空もキレイで、プラネタリウムみたいでした。

今回、私たちは森の中のキャンプ場を利用しましたが、湖畔の近くなど開けているところだと、焚き火をしながら星空を眺められるそうです。(ただ、木がないので風がダイレクトに吹いて寒い)

旦那と一緒に「なんかロマンチックだね〜」「来れてよかったね〜」と話しながら、星空を見てきました。

ちなみに、就寝時間はバラバラで、旦那の友人は19:00頃、私たち夫婦は22:00頃、先輩たちは24:00過ぎに各自のテントで寝ました。

明け方は、氷点下を下回ると聞いていましたが、ダウンを重ね着し、用意していただいていた寝袋で寝れば、さほど寒さを感じずに寝れました(ありがとうございました!)

キャンプの朝食は、淹れたてのコーヒーとホットドッグ

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朝7時頃、のそのそと各自起き始め、ある程度覚醒してきたあたりからソーセージや昨晩食べきれなかったステーキを焼いて、パンに挟んで食べました。

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朝の気温は、寒すぎはしないけれども、ダウンジャケットを手放せないくらいの温度。

「少し冷えるね〜」と言っていたら、キャンプ師匠がコーヒーを淹れてくれました!カナダの山奥で、朝からあったかいコーヒーが飲めるとわ!!

パーコレーターという沸騰したお湯の循環を利用して抽出するコーヒー抽出器具を使って淹れてくださったそう。この抽出方法の場合、高い豆よりも大衆向けの豆の方が美味しく淹れられるそう。...渋い!!

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キャンプ師匠は、本当に博識で、朝食後にキャンプ場の周りを散策していると「これがラズベリー」「これはカシス」「実がなる時期に、木に実がなかったらクマが近くにいるってことだから注意」「フンを見れば、その動物が何を食べたかわかる」とのこと。

キャンプって極めたらこうなるのか、ふむふむ、と思いながら話を聞いていました。

Joffre Lakeを見つつ、帰路に

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キャンプ師匠と別れ、バンクーバーの帰り道。Joffre Lakeという、エメラルドグリーンの水が非常に綺麗な湖に寄ってもらいました。

数年までは、秘境の地として隠れた人気があった場所だったようですが、ここ最近は観光客が増え、特にアジア系の観光客が多いそう。

私たちが訪れた時も、中国観光客の大型バスが駐車場に停まっていました。

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(写真:やっと元気を取り戻した旦那の友人/綺麗な水があるところにしか生えない草で遊ぶ大人たち)

確かに、アジアではなかなか見れないレベルの美しさ!

各国から観光客が押し寄せるのもわかります。人生で一度は訪れる価値があるほどの絶景でした。

さいごに

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私たち夫婦は、もともとアウトドア好きですが、「カナダでキャンプをやる」という発想がそもそもなかったので、貴重な体験でした。

日本のようにアクセスがいい場所でこだわりの料理を作るようなキャンプも好きですが、カナダのように広大な自然の秩序を守りつつ楽しむキャンプもテンション上がりました。

息子はまだ生後4ヶ月なので、一緒にキャンプできるのは当分先だとは思いますが、将来的には家族でキャンピングカーを借りてカナダの大自然を巡ってみたいです(ただし、旦那は免許持っていないので私が運転)。 

また、現地で案内してくれた友人や、キャンプ師匠、息子を預かってくれた母には改めて感謝です。ありがとうございました!

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