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居酒屋「少女文学倶楽部」通販告知篇

前回の居酒屋

──ここは居酒屋「少女文学倶楽部」。夜な夜な少女文学の愛好家が集まる店だといふ。ここで見聞きしたことは、決して他言無用のこと。今日も、あちらのテーブルではなにやら、一足はやい暑気払いらしき集まりが行われているようで……

栗原:暑くてレモンサワー以外飲む気が起きない……甘くないレモンサワーくださぁい
紅玉:いや~~今日は私の快気祝いに集まっていただいて……
栗原:初耳の開催理由
紅玉:今思ったので……ちょっと伏せってたので……あ、アップルビームハイボールで。
神尾:ビーム
小野上:これは嵐の予感ですな。
神尾:ビーム??
小野上:神尾くんはビームがほしいのか、そうか
神尾:あ、いいです。間に合ってますビーム★★
紅玉:おいしいよ
栗原:そもそも酒を飲むのに酒を飲む以外の理由がいるんだろうか……アジフライくださーいー
紅玉:栗原さんさすが酒飲みの才能がある。あ、わたしはカマンベールフライで
小野上:たこのカルパッチョ食べよ。いやいや編集長、みなさま、お疲れ様でした~
神尾:スイカください。
紅玉:はいはい、挨拶は乾杯と一緒に……って、え? 誰何(すいか)?
栗原:おい神尾
紅玉:まあいいや。イベントおつかれさまでした!カンパーイ!!!!
神尾:おつかれさまでした!!! 乾杯乾杯!!!!
小野上:かんぱーい!
栗原:かんぱーーい!!
小野上:スイカうまいや(奪った)
神尾:あっ(呆然)
紅玉:(スルーして)イベントお越しになった皆様もありがとうございます! 結局私は振り返りを書いていませんが! 楽しかったですね。
栗原:飲み会初手からカオスになってきたな。イベントの記憶ももうだいぶ遠くなってきましたけど、先月の話なんですよねー。
紅玉:当日はたくさん来ていただけましたねぇ。ありがたいことです。四方八方から知り合いがきて笑いました。あんなに人を指さしたことあんまりない。
小野上:どんな感じかな~とドキドキでしたが、いろんな人とお話しできて、楽しゅう御座いました。
栗原:和やかながら熱気があったね!
小野上:オリジナルの底力みたいなのを感じましたね。
神尾:思ったよりなごやかで、思ったより暑かった。
紅玉:あと電波なかったね。あの電波のなさは久々だった。
神尾:紅玉さんはよく電波をつかまえにうろうろしてましたね。
紅玉:いきなりどこぞの友人からエロ本買ってきてとか連絡が入るからね……。売り子ちゃんさまに走っていただいた。
神尾:スペースはわりと和やかだったんですが、後から聞いたら待機列は長蛇だったらしいですね。展示場まで伸びてたって。
小野上:待機列マジの地獄だったらしいね
栗原:こわい。なつこわい。
小野上:夏は本気でやばそう
神尾:紅玉さんのお使いで水を求めて会場を一歩出たら、そのあと戻ってくるまでにだいぶ時間がかかりました。
紅玉:ごめん……水も買ってきてもらったし後輩の作家さんにおにぎりも買ってきてもらった……エロ本も走らせ……たくさんひとのお世話に……
小野上:べにたま先生のモテモテぶりを実感した
紅玉:モテ……いやわたしも午前あんなにスクワットするとは思わなかった。来る方も大変だったと思うのですが、そんな中来て頂けてほんとうれしかったです~~。やっぱね、このサークルのためにって方もたくさんいらっしゃって。
栗原:まっしぐら! で来てくださった方も多かったですし、はじめての出会いもあったようで、ほんとよかったです。私は最初先生ムーブができてなくて、だんだんべにたま先生の先生ムーブを吸収した
小野上:人はこうやって成長していく……
紅玉:先生ね……先生ってもんでもないのですが、こう、とりつくろいをね……出来たかどうかはわからないんですけども、たくさん嬉しかったです。
栗原:とりあえずお菓子は配れたし、成長したよ! 謎の粉っぽいせんべいは担当編集さんからのものです!
紅玉:差し入れもありがとうございます! お手紙も! 来ていただいただけで本当に! 本も込みで、楽しんでいただけましたでしょうか、だといいですね。私は楽しかったです!! ……というわけで今日は色々お知らせがございます~~
小野上:えーっ、なーにー?
神尾:なーーーーーーにーーーーーー??
栗原:なんだこの茶番は
小野上:(応援上映ムーヴ)
紅玉:みんな~~!!!!!(ファンサここまで)「少女文学第一号」通販が決定いたしました!!! はい拍手!!
神尾:ぱちぱちぱちぱち
小野上:キャーーーーーー! 待ってましたぁーーーーーーーーーー!!!!(気絶するファンたち)
栗原:ステキーーーーッ
神尾:ふーーーー(吹けない口笛)
紅玉:センキュー(棒)ありがたいことに、内容についても大変好評をいただいて。いただいてます? わたしの認識ではいただいてるつもりなんですけど相違ないですよね?
神尾:私も相違ないです。
栗原:そうですね、私は自作は久しぶりのハイファンタジーということで、懐かしんでくださる方が多く、感謝です。商業誌クオリティ! なぜ!? みたいなご感想もいくつかあるんですが、同人は遊びなんで本気でやらないとっていう。
紅玉:手を抜いてどうすんの。仕事じゃないんだぞ。
小野上:またしても名言来たわァ
栗原:今のところそろそろ印刷が上がって、そこから通販開始は半ばくらいという予定ですね。栗原ちひろのboothでお受けしまーす
紅玉:よろしくお願いいたします! 編集長は編集しかしないので、入稿は小野上さんに、通販手配は栗原さんにお任せで~す。いや~~~それにしても、小野上さんの反響がHOTですね
小野上:なんか一部の好事家に受けてるみたいでよかったです!
神尾:小野上さんのは、感想を読むのがたのしい。
栗原:小野上さんは、みんな触れずにはいられないやつ。
小野上:私も私の話を読んでひどい……(喜)ってしてる人を見るとにっこりするよ。ソウルメイトだなって。
紅玉:こわい……。栗原さんのは「早く次!!!」で神尾さんのは「よくできました◎」感想たくさんいただきましたね
神尾:どうもどうも
紅玉:編集長も頑張った甲斐がありました(神尾さんの赤入れを)
神尾:ありがとう編集長。ありがとう。
小野上:編集長のケアが行き届いている。
栗原:赤入れがある同人誌なかなかない。
小野上:べにたま先生のは「ほしかったのはこれだよ感」ある。ななきさんのとめっちゃ呼応してる。
栗原:紅玉さんのは女子のギスギスがよかったです!!
紅玉:紅玉さんは常に読者さんとのプロレスキャッチボールなんで……。ななきさんにはすでに最初の段階で「ななきさん向けです」という風に渡しているので……。他も、だいたい届いてる感じで、また通販でもいつもの読者さんに届いたらいいなと思ってます。
神尾:木間さん「ブルージャスミン」の、好きだったなあ。そうそう! ありがとうこのラスト。と。
栗原:私は「永遠の30min」に少女小説!!!! を感じました!
紅玉:感じたね~~めっちゃ感じた。すごい味わいだった。どちらも。
神尾:なつかしい気持ちが湧きあがりましたね。
紅玉:今回かなり、自分の読書経験が発露されていた感じ。多様でとってもよかった。
小野上:若木先生のも続きが気になるので、編集長よろしく……
紅玉:若木先生のは今後については私がまた頑張ります。私が頑張ります。
小野上:次のゲストも楽しみだな~
栗原:次の……おっと?
紅玉:そうそう、次の……っていいかな。せっかくなので告知その2、やりましょうか。
神尾:わーい
小野上:キャーーーーーーーーーー! 新情報よぉーーーーーーーーーーー!!(楽しくなってきた)
紅玉:はい皆さん再度乾杯の用意して~~。私白のサングリアがいい~。
栗原:(キンミヤ足しつつ)
神尾:(ビールお代わり)
紅玉:「少女文学 第二号」制作決定です!!!!!!!!!!!!!!! 刊行は、11月東京でのCOMITIAを予定しております!!!!!!!!
小野上:パチパチパチパチ
神尾:ぱちぱちぱちぱち
紅玉:イエーイ(乾杯)
神尾:かんぱーい
栗原:おめでとーーーかんぱーーい!!
小野上:めでたい! かんぱーーーい!!
神尾:(スイカお代わりお願いしまーす)
栗原:……ビールとスイカ、合わなくない……???
神尾:合わせます
小野上:つよい
栗原:神かよ
紅玉:第二号は「ファンタジー特集」を予定しております。巻頭は、栗原ちひろさん! 第二話、よろしくお願いいたします!!!
栗原:よかったよかった、続きが書けます!
神尾:続き楽しみにしていたみなさん、よかったね~!!
小野上:神尾くんのは続くのかな~?
神尾:う、うーん。続けられるけど、でも少なくとも次のはまたべつのにします。
栗原:巻頭なので色々キャッチーな感じで……などとは考えず、好き勝手書こうと思います。きらびなかな地獄を見せてやる……ぐびぐび
神尾:楽しみだなあ
紅玉:栗原さんの地獄はでも少女に向ける地獄だから。ところで小野上さんなんですが。
神尾:あ、本題
栗原:そろそろオチか
紅玉:次もやるつもりですか? ……おい、顔あげろ。グ◎ブルから顔を。
小野上:(ばれたか、という顔)古戦場楽しかったね! ね!!!!!!!!
紅玉:今は古戦場の話はしていない!!! 君の作品の話だ!!!!!
栗原:小野上さんはすでに案の段階でダメになったやつがあるのを、知っている……
紅玉:私がダメ出しました。合同誌の方は私が倫理委員会しているんですけども!!! 小野上さん、あのnoteどうなってるの?
神尾:さっそく隔離かあ……
紅玉:どうしてあなた、ひとりでハッピー地獄サーカスはじめてるの?
小野上:あれを合同誌にぶつけなかった私の判断力を褒めてほしいんですよね! えらい! 空気読んでる!!!!!!!
神尾:(黙ってスイカ食べてよう)
栗原:(たこわさ噛みつつTwitter見る)
紅玉:これを寝込む子供の看病しながら読了したわたしの気持ちにもなってください
小野上:正直最高の環境で読んでもらえたなって思ってます(サイコパスマイル)
栗原:おまわりさーーーん!!!
紅玉:次号もこの路線なの!?!? ねえ!!!!(がくがくがく)
小野上:オレはここにいるぞぉぉぉぉぉぉぉ!
栗原:自分がつかまるとは想像もつかない、それが真のサイコパス
紅玉:初耳だよ。あなた10年その作家性を隠して作家をやってきたじゃないの!!!! どうしてここで突然のオープンマインドなの!!!
小野上:今度は合同誌はそんなにひどい目に遭わないやつにしようって思ってるから! 見てこのつぶらな瞳!! 十年以上少女小説を書いてきた作家の瞳!!!!
紅玉:今までひどかった自覚あるんだな……
小野上:お前が開けたんだ――蓋を、な。
神尾:パンドラの箱か。地獄はもう解き放たれた。
栗原:小野上さんからの「サイコパスでーす!!」っていうメールが、たぶんフィルターに引っかかって届かなかった話する?
小野上:あれ、名前に「鬼」がついてたのが悪かったのかなとも思ってるけど、多分そっちが引っかかったんだよね。
神尾:サイコパスも鬼もだめなんじゃないかなあ!!
紅玉:事務用連絡用の少女文学twitter、小野上さんの名前がサイコパスだから「サイコパスがイイネしました」みたいな通知きてヤバイ
栗原:(爆笑)もうだめだ、もう逃れられる気がしない
小野上:自分を理解した正しい名前だからな! じゃあ今度は天使みたいな名前にするわ。「白い羽」がいいねしました、みたいな。
栗原:サイコパス・エンジェル
神尾:こわいこわい
紅玉:あなたの天使って(少女文学第一号参照)
小野上:天使ってサイコパスの才能あるじゃん、大体(暴言)
紅玉:サイコパスの才能あるのはあなたなので。間違わないように
栗原:冷静
小野上:……多趣味です!
紅玉:そう言ってればすべて許されると思うなよ
神尾:本文読む前、小野上さんが「イメージは白い羽が~」とか言ってたから、なんかふわふわした感じのかな~と思ってたんだよね。
紅玉:ふわふわした地獄でしたね……熱烈なサイコパス小野上さんのファンの皆様は応援お願いします!!!! 皆さんのお声次第では、編集長も折れましょう。背表紙が黒い本、考えます。
栗原:折れるというか、隔離というか……それとも少女文学自体が黒く染まるのか
紅玉:別館別冊ですかね。
小野上:みんなで地獄の蓋を開けようよぉ 仕事でも書ける話は仕事で書いたらいいじゃんかよぉ
紅玉:そういう本気を求めてるわけじゃないんだがなぁ!!!!
小野上:神尾先生、案外しれっとやばいのを書く気がしてるんだよね。居酒屋でスイカ頼む精神性には才能が隠れている。
神尾:すいません。根がぴゅあなもので。スイカはおいしかったです。
栗原:天使もぴゅあないきものだよ
紅玉:商業でないものをというのは間違いではないのですが小野上さんがこんな風に強烈に前向きに向かってきてくれるとは思わなかったです。編集長、がんばって受け止めます。容赦なく没にもしますが。
栗原:いまどき案外ホラーの方が仕事になる気もしつつ、別冊出たらそれも楽しくがんばりまーす!
紅玉:あ、11月のコミティア、神尾くん、長編文庫の方も少し考えておいてくれよな。
神尾:ひゅっ
栗原:おっ、神尾先生の番か。編集長、原稿もぎ取ってくれるのでSUKIです
紅玉:編集長、きちんと本気に向き合っているので……
神尾:ハイ……!!
紅玉:栗原さんの長編文庫はこちら、小野上さんの長編文庫はこちらで通販行われております! 小野上さんの、こっちは、怖くないよ!!!
小野上:私は優しくしようと思えば優しくできるんですよ、任せて
神尾:ねえ、小野上さんのだけフォント怖いやつで編集してくださいよ。
小野上:ついにフォントまでホラー文庫になるの????
紅玉:すでにどんなフォントでも怖いんだよ。却下。
栗原:栗原は11月は個人誌新刊はお休みです、次は黄金と〜をまとめた本かな。11月も余裕あったら無配とか、軽いの作りたいですが。
紅玉:紅玉さんはちょっと合同誌やってる限りそちらに全力投球なので、ここは原稿ある神尾くんでしょ。
神尾:ソウデスネ。全改稿の原稿ありますね!!
小野上:11月はどうするかなー、眠らせてあるやつを文庫にするのも楽しいかも。
栗原:おっ、小野上さんも出るのかな。めちゃ豪華。
紅玉:えっ小野上さんそれは背表紙白いやつ? 黒いやつ?
神尾:白と黒並べて葬送文庫とかにすればいいんじゃないですかね。
栗原:冠婚葬祭文庫
神尾:網羅してる!
紅玉:ゆりかごから墓場まで……
栗原:幸せの絶頂からどん底まで
小野上:違うもん! 前に書いた転生ものとかかなって思ってるもん! 地獄は文庫一冊分読ませるのきついでしょ! 少ない頁でさくっと突き落とす!
栗原:いきなりの分別……戸惑いますね
紅玉:さすがサイコパス殺し方をよく心得てる
神尾:だめだ。小野上さんのやつが全部怪文書フォントで脳内再生される。
紅玉:神尾さんもう虜になってるのでは?
小野上:地獄系はね、悪趣味を悪趣味として楽しめる大人の紳士淑女のためのものだからね……(ろくろを回すポーズ)
神尾:(はっ……)
栗原:ソムリエみたいなこと言いだしたぞ
小野上:地獄合宿するか
栗原:普通の合宿! しましょ!!!
紅玉:わーい、合宿だ~。小野上さん合宿で合いの手しかいれないのに……でも楽しいから合宿またきてね。
小野上:合宿先で仕事しないことに定評のある作家です(ハナから何も道具を持っていかない)
神尾:今度はお財布落とさないぞ~
紅玉:大丈夫神尾くんのために現金多めにもっていくからよ。家だけ焼かないようにしてくれ。合宿居酒屋でついにリアル放送しますか(適当
栗原:お面持っていきまーす
小野上:ピー音を自力で用意しないといけないな、リアル放送やるなら
神尾:リコーダー持っていきますよ。
栗原:なんでまだリコーダー持ってんだよ
紅玉:神尾くん……リコーダー……持ってるのか……
小野上:新事実
神尾:えっ、持ってないんですか? アルトリコーダーもありますよ。
紅玉:神尾くん本人の半分でも書く物が面白ければなぁ!!!!!!
神尾:つまりわたしが二倍面白くなれば……
紅玉:この前向きさよ
栗原:バカの天才みたいな思考回路
小野上:書き続ける力が最後は物を言うから
紅玉:あ、リデビューは面白いですよね。面白いです。みなさんお楽しみに

神尾:どうぞお願いします。担当さんの渾身の怪心のPOP
小野上:担当さんホラー文庫の才能あるよ
紅玉:L文庫さんはすごい
神尾:POPから想像するよりは怖くないはずの7月新作をどうぞよろしくお願いします!
栗原:いいとこですよL文庫は! がんばれ神尾先生!!
神尾:(スイカとビールを両手に深いお辞儀)
小野上:まー11月のティアに合わせて、合宿というか集まることはできますからね。そこで何かやってもいいかも。
紅玉:とにかく楽しいことをしながら書いていきましょうね。
栗原:真面目に楽しむ、が目標です
紅玉:そしたら今回はこんなところかな。次回はそうですね、正式に第二号の中身が見えましたらその宣伝居酒屋ということで。おまえら!!!! 11月は!!! ぶっちゃけすぐそこだぞ!!!
小野上:助けて早割ちゃーん!
神尾:心臓ドキドキしてきた
栗原:個人誌ないもん、いけるいけるぅー(前回の地獄を覗き込みつつ)
紅玉:次も地獄につきあってもらうぞ★というわけで、まだまだこれからも、かんぱ~~い
神尾:かんぱ~~~い
栗原:たくさん書こう、かんぱーーーい!!
小野上:かんぱーーーーい!

こうして、今日も「少女文学倶楽部」の夜は更けていく──

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