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白金台から四之橋、仙台坂上を経由して麻布十番まで裏道散歩 2.7km 40分。

東京メトロ南北線の白金台駅から四之橋、仙台坂上を経由して麻布十番駅まで散歩してみた。

スタートは南北線の白金台駅。目の前には八芳園がある。

目黒通り、日吉坂を下って行く。
車道も歩道も広々。

坂道の途中で一方通行を左へ。
住宅街を進んでいく。

途中、聖心女子学院の趣のある入り口があった。
大正時代に創建された旧久邇家(くにのみや)邸の敷地跡らしく皇族ともゆかりがあるよう。この銀杏並木の先に正門があるようだ。

道路の反対側にも何やら由緒ありそうな立派な門。
調べてみると、ここは1933年に、セイコーの創業者、服部金太郎の邸宅として建てられた洋館、歴史的建造物があるらしい。

そんな高級住宅が立ち並ぶ三光坂を下って行く。遠方に麻布台ヒルズが見えてきた。

坂を下って恵比寿通りを渡り、更に進む。
ちょっと庶民的な住宅エリアに。

進んでいくとやがて白金商店街の入り口にたどり着く。
その先が明治通りの四の橋交差点、古川が流れ、上には首都高目黒線が走っている。

なんでもここは歌川広重が浮世絵「名所江戸百景 広尾ふる川」として描いた場所とのこと。江戸時代には橋のまわりに美しい草原が広がる絶景の名所だったそう。観光客が訪れ茶店や料亭もあったらしい。

明治通りを渡ると薬園坂。坂道にイラン大使館がある。壁にはイランの名所の写真が掲示されている。

坂を上り切り、しばらく進むと仙台坂上の五叉路に着く。かつて坂の南側に仙台藩伊達家の下屋敷があったことに因むらしい。

昔よく聞いていたTOKYO FMのラジオ番組 『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー』では、この仙台坂上にあるとされるAVANTIというレストランが舞台だった。

進んでいくとキリスト教会、氷川神社、アルゼンチン大使館やインタナショナルスクールが立ち並ぶ。
神社越しに変わった形の高級マンション元麻布台ヒルズがある。カルロス・ゴーンの事件の時、よくニュースで映っていた。

そんなセレブ感ある通りを進んでいくと、ちょっと入り組んだ交差点へ。
斜め右方向、麻布十番方面へ大黒坂方面へ向かう。(斜め左に曲がると六本木方面に抜ける細い坂道、暗闇坂がある。)

大黒坂を下っていく。正面には東京タワーが見える。

麻布十番のパティオ十番広場。
テレビの麻布十番ロケでたまに見かける場所。

左に曲がってメインストリート、麻布十番大通りへ。夏には麻布十番納涼まつりが開催され盛り上がる場所だ。

老舗の蕎麦屋、和菓子屋、洋品店もある一方で、成城石井、パスタ屋さん、スタバ、タリーズもある。新旧混在して各種の飲食店もたくさん。

麻布十番駅に到着。
庶民的な商店街の先にも高級タワーマンションがそびえ立っている。

約2.7km. ゆっくり歩いて40分ぐらいの道のりでした。

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