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【音楽雑記】#74 ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ(1993年③)

『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』を初めて聴いたのが1993年。この作品自体は1968年のものだが、自分が持っているのは1993年発売の日本版CDだった。

当時、渋谷のCDショップでは、渋谷系と呼ばれるアーティストの作品と同時に、その元ネタ系のCDもポップの解説付でよく陳列されていた。スタイル・カウンシルやアズテック・カメラなんかも並んでいたが、そんな中にこのCDもあったと思う。

このアルバムを聴いて楽曲の素晴らしさに驚いた。
それまで世間にほとんど認知されていない中に、これほどの名盤があったとは。。

このアルバムは「渋谷系の源流」とか「ソフト・ロックの聖典」と呼ばれているらしい。

特に「Don't Take Your Time」「Love So Fine」は濃密なメロディと巧みなアレンジの大名曲。これらの曲がなかったら渋谷系の音楽の展開はきっと全然違うものになっていたと思う。

「ロジャー・ニコルズ」や「渋谷系」についてはwikipediaにも色々詳しく書いてある。


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