御成門駅から裏道、抜け道を使って麻布台ヒルズ裏、六本木一丁目、赤坂TBSサカス横を経て赤坂見附・永田町駅まで歩いてみた。約4km、ゆっくり歩いて1時間ぐらい。
途中、江戸や明治の歴史を感じる史跡もあった一方、再開発された麻布台ヒルズや大規工事中の赤坂プロジェクトの場所も。

▪️御成門駅から切通坂を経て芝給水所公園へ

三田線の御成門駅のA6出口を出ると芝公園の端に出る。
今回ここからスタート。愛宕ヒルズ方面へ向かう。

公園の隣には御成門小学校があった。入り口に「津波避難ビル」との看板がある。
地図で位置を調べると、この辺は海から1.5kmぐらいしか離れていない。
港区だけあって意外と海が近いことを実感。

目の前には愛宕グリーンヒルズ、奥には虎ノ門ヒルズが見える。

歩道橋を渡ってしばらく行くと左手に　切通坂(芝切通)がある。
ここは江戸時代、文字通り切り通しになっていたそう。
坂を上っていくと右手にオランダ大使館、左手に幸稲荷神社がある。
古くは、この神社の付近の街道は人々の往来も多く、江戸時代には寄席や茶屋もある盛り場だったそうだ。

幸稲荷神社の前が水道局芝給水所。
明治に造られた建造物の一部が今も残っている。

横の階段を上っていくと芝給水所公園へ通じている。

上水池の上にある芝給水所公園。児童遊具が設置されている。
サッカーコートも広がっている。

▪️麻布台から桜麻通り、スペイン坂を経由して六本木一丁目アークヒルズへ

芝給水所公園脇の道を真っ直ぐ進むと階段があって、下っていくと桜田通りだ。
目の前に西久保八幡神社があって、そのすぐ隣りは麻布台ヒルズが始まっている。
神社も、なんだか新しく綺麗にリニューアルされていた。
ここまでで約１km

桜田通りを右に向かい、新しく出来た道、桜麻通りの坂道を六本木一丁目方面へ上って行く。

六本木一丁目の泉ガーデン横を通ってスペイン坂を下ると六本木通り、右手はアークヒルズだ。ここまでで約２km

▪️六本木通りから抜け道を通って赤坂（大規模再開発中）へ

六本木通りを溜池方面へ。アークヒルズ横の地下歩道で反対側へ渡る。

六本木通りからタクシーで赤坂方面に向かうときの目印のゴルフパートナー。

ゴルフパートナー横の抜け道、坂道を上っていく。
やっぱりタクシーが頻繁通る。
通り沿いにはよさげなレストランや画廊もあった。

坂の上の目立つ場所に何やら銅像があった。
近づくと勝海舟・坂本龍馬の師弟像。2016年にできたらしく比較的新しい。
案内板によれば、ここは勝海舟が49〜76歳で亡くなるまで暮らした“勝安芳邸”跡とのこと。

坂を下りていくとTBSや赤坂Bizタワーが見えてくる。
手前にあった赤坂新国際ビルは既に取り壊されて再開発工事中だった。
高層ビルの大プロジェクト「赤坂二・六丁目地区開発計画」が進んでいるようだ。
ホテルや劇場・ホールもできて赤坂エンタテインメント・シティになるらしい。

▪️赤坂TBS,サカス坂の上から裏道を青山通りへ抜けていく。

TBS前に到着。ここまでで約３km
ここからサカス坂を上っていく。

サカス坂横の赤坂ACTシアターではハリーポッター公演中の様子。
人だかりがあった。

坂の上から階段を下っていく。

裏道を青山通り、豊川稲荷方面へ上り下りして、しばらく歩くと重厚な門があった。紆余曲折を経て2016年に山脇学園に移設された重要文化財の武家屋敷門らしい。

まもなく２４６青山通りに出る。左手に豊川稲荷があった。

▪️青山通りを下り赤坂見附駅、弁慶橋へ到着

青山通りの坂を右に下っていくと赤坂見附駅に到着。

交差点を渡り弁慶橋へ。
釣りが出来る「弁慶橋ボート場(釣り堀)」がある。

永田町駅に到着でお散歩終了です。