月曜日に入試だ。朝が早い。天気も（ひょっとすると）悪いらしい。嫌だなぁ、早起きするのも、電車が動くか心配するのも……。と思っていたところ、天啓が降ってきた。学校の近くに泊まってしまえばいいではないか。ということで、昨日の夜、急遽ビジネスホテルを予約した。なんだか遠足みたいで、すこしワクワクしている。明日の夕食後に家を出ることにした。忘れ物があるとマズいので、今朝のうちから荷物をリストアップしておく。

それ以外は今日は至って凡庸な１日を過ごした。久しぶりに太陽と再会できたので、午前中から散歩。ゆっくり参考書を読みつつ、出そうな問題、出ると困る問題を考える。一つ思いついて、午後に自分で解いてみる。今のうちに困っておくと、本番で対処しやすい。とはいえ、どんな問題が出るかは決して完全には分からない。準備は不完全でしかあり得ないのだから、その場で上手く対処するしかないのだ。冷静に判断すること。その判断力は、僕には備わっている。

昨日ネットで見つけたジャズのアルバムを二つ聴く。一つは特に気に入って、とりわけ好みの曲を何度か聞く。僕がジャズに求めているのはぐんぐん進むドラムだ。それがあれば、大抵楽しめる。Elvin Jonesのドラムは絶品。ちなみに、Kieth Jarrettのピアノはドラムみたいに推進力を生み出せると思う。そう、僕は最近、Elvin Jonesの参加作品か、あるいはKieth Jarrettの作品しか聴いていない。

実は昨日、新しいアルバムを探していたのにはワケがある。ここ最近ずっとコピーしていたJoe Henderson (sax)のソロが盛り上がってきて、僕のギタースキルでは到底弾けないくらい速くなってしまった。そこで、僕でも練習すれば弾きこなせそうな曲を知りたかったのだ。で、いくつかいいものを見つけたのだが、今日すぐにコピーに入るのは悪手だ。まだ全体の雰囲気が掴めてないし、愛着が乏しい。なんとなくソロの感じを知って、もっと好きになってから手を出すのが良い。しばらくはKieth Jarrettのソロを弾けるところだけコピーしようかな。