「イシューからはじめよ」をまとめる⑤


第4章 アウトプットドリブンー実際の分析を始める

アウトプットを生み出すとは
トラブルをさばく
軽快に答えを出す


アウトプットを生み出すとは
いきなり飛び込まない:サブイシューを見極めその後の道を大きく左右する大切な部分に最初に手をつける。そうすることで本当に検証できるかわかる。大きく左右する崩れてはいけない部分とは前提洞察であり、空(課題の確認)と雨(課題の深堀り)の部分である。

「答えありき」ではない:答えに自分の都合の良いように分析を持っていくこと。イシューからはじめることの反対。



トラブルをさばく
トラブルへの予防策は絵コンテで前倒しに仕掛けを仕込むこと。

トラブル①ほしい数字や証明が出ない
構造化して推定:フェルミ推定
足で稼ぐ:自分で確かめる
複数のアプローチから推定:フェルミ推定を組み合わせ予測

トラブル②自分の知識や技では埒があかない
人に聞く
諦めて次の分析手法で試す



軽快に答えを出す
いくつもの手法を持つ:固執しない
天才とは、仲間に左右されない。問題の本質を常に念頭に置き希望的観測に頼らない。多くの手法を持ちすぐに切り替える。

回転数とスピードを上げる:停滞しないよう丁寧にしない。
60%の完成度のものを再び検証サイクルに回す(80%の時間の半分で80%超えに)


いきなり手をつけずに考えて失敗しても崩れない土台を作ってから行う。失敗しても平気なようにスピードを上げていくつもの手段を考えることが大切。




第5章 メッセージドリブンー「伝えるもの」をまとめる

「本質的」「シンプル」を実現する
ストーリーラインを磨き込む
チャートを磨き込む

「本質的」「シンプル」を実現する
どんな状態が終わりか具体的にイメージ。「イシュー度」「解の質」が高いものが価値がある。ゴールは聞き手が問題意識を持ち、意味のある課題を扱っていることと最終的なメッセージを理解し、行動に移すこと。聞き手は的確な伝え方をすれば理解してくれる「賢い無知」であると想定。


ストーリーラインを磨き込む
3つの確認プロセス:①論理の構造確認②流れを磨く③エレベーターテスト

①「whyの並べ立て」か「空・雨・傘」で整理できているか確認
フレームワークは1つに絞り、オリジナルの名前をつけるのもいい。

②いいプレゼンとは、1つのテーマからサブイシューが広がり流れを見失わず思考が広がること。「紙芝居式の荒磨き」「人を相手にした細かい仕上げ」の順に練習。

③20~30秒で簡単に説明できるようにする。ストーリーがピラミッド構造になっていれば、レベルや時間に応じて何をどこまで説明すべきかわかる。


チャートを磨き込む
優れたチャートとは:イシューに沿ったメッセージ。サポートの縦と横に意味がある。サポートがメッセージを支えている。そのために、①1チャート1メッセージ②縦と横の比較軸を磨く③メッセージと分析表現を揃える

軸の選択をフェアに。軸の順序に意味を。軸を統合合成(もれなくダブりなく)。軸の切り口を見直す(軸の掛け合わせを変えることで分析の差が明確に出たり、基本単位の見直しでうまく抽出)。

③差分表現(差分そのものに意味がある、単位が揃っている場合)と指数表現(変化の度合い%ひ意味がある、単位が異なる場合)などその表現が本当にメッセージを伝えられるかで使い分ける。また、仮設の想定との微妙なズレは貴重な情報である。


本質的シンプルに表現する。分析やストーリー表現が全て言いたいことにつながっているかが大事。


「コンプリートワーク」:結果を生み出すことが大事


昨日、投稿し損ねた涙


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