平成20年特実I_理想答案_20190507

【答案構成】平成20年特・実 問題I 答案構成

平成20年の特許・実用新案の問題Iについて、答案を作成しました。答案の全文は、以下のリンク先で公開しています(PDFファイルをダウンロード)

【解答例】論文式試験 平20年 特実I
クリック⇒ https://benrishi.booth.pm/items/1363961

この問題の答案構成は以下の通りです

問(1)(イ) 新規性欠如
1. Yが出願変更の要件を満たす場合
 準特30②・書類は提出擬制(実10⑩)
 ⇒新規制欠如の主張はできない
2. Yが出願変更の要件を満たさない場合
 Y出願時に、A=a1が販売によって譲渡(実2③)⇒公然実施(実3①2) ∴新規性欠如(実37①2)
問(1)(ロ) 新規性・進歩性以外
 5④違反 5⑥1違反 (実37①4)
問(2)
1. 侵害成否の検討
 a1・a2=Yに係る登録実用新案の技術的範囲に属する(準特70①)
 製造・販売は「業として」(実16)の「製造・譲渡」(実2③)⇒乙は否認はできない
2. 先使用の抗弁(準特79)
(1). 知らないで 日本国内でX出願の際現に、
(2). 「事業の準備」とは 即時実施の意図 客観的に認識できる態様・程度で表明
 =「a1の設計図及び金型を作成」
(3). 「考案の範囲内」とは、a2=a1を小型化 ∴範囲内
3. Y出願時すでにa1は日本国内にあった⇒実案権の効力及ばない(準特69②2) 
                           以上

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【終了しました】
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