【初学者向けリスト】論文式試験の形式的な解答(答案作成)作法の7つの原則
1. 各問ごとに解答する(小問集合形式の場合)
【具体例】
問(1)について
問(2)について
問(3)について
【解説】
(1). 単に「(1)について」と書いてしまうと、後述するナンバリングとの区別が付きにくいため、必ず「問(X)について」と書く。
(2). ただし、「設問(X)について」と書く必要まではない。その理由は、「問(X)について」と「設問(X)について」とで、得点が変わることはないからである。得点が変わらないのであれば、書く文字は1文字でも少ないほうが、筆力と解答時間の節約の観点から望ましい。
2. 解答の最後には「以上」と書く
(1). 書かなければ途中答案として評価が下がる。
「以上」は右端に書く。
「以上」は可能な限り1行改行して書く。
(2). 意匠・商標の答案では、最終行まで解答に用いる場合がある。その場合は最終行の右端に「以上」と書く。それでも書けなければ修正スペースで加筆する。
(3). 小問ごとに「問(X)について以上」と書く必要は全くない。
貴重な解答行数と筆力とのムダである。
3. 解答項目ごとにナンバリングする
(1). 特大項目:「1. 2. 3.~」
(2). 大項目:「(1). (2). (3).~」
(3). 中項目:「①. ②. ③. ~」
(4). 小項目:「(i). (ii). (iii).~」
の順でナンバリングする。
4. 各項目はインデントさせる(「特大項目」を除く)
(1). 特大項目:「1. 2. 3.~」 ⇒ インデントなし
(2). 大項目:「(1). (2). (3).~」 ⇒ 1文字分インデントさせる
(3). 中項目:「①. ②. ③. ~」 ⇒ 2文字分インデントさせる
(4). 小項目:「(i). (ii). (iii).~」 ⇒ 3文字分インデントさせる
5. 各項目の書き出し(1行目)は、1マス開ける
6. 根拠条文を示す場合は、条文場号を()でくくる。
7. 「問題文の引用」と「条文の文言の引用」は、引用する文言を「」でくくる(推奨)
ただし、引用するすべての文言を「」でくくると見づらくなるので、解答の根拠になる文言のみに限定する。
宗教法人としての法人格は有していませんが、お布施・お賽銭・玉串料・初穂料、いかなる名義や名目をもってするかを問わず、すべての浄財は24時間受け付けています(笑)