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「ホームシック衛生 2024」に向かう途中に2008年を思い返すnote。

「BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星 2024」の札幌公演2DAYSがいよいよすぐそこにに迫っている。

先週末見にいったヘイスミの余韻はなかなか抜けてくれないし、ENTHの新譜はかっこいいし、ベランダの先行配信された楽曲もめちゃくちゃ良い。そして突如FOO FIGHTERSを聴きたい衝動まで襲ってきてが、でもなんとか心の準備は万全なところまできた。

初日のライブレポなんかもすべてかわし、SNSのネタバレも全て避けて今日までこれたのも嬉しい。

たかがライブ2本に心の準備、なんて大袈裟かもしれないが、それだけの理由もある。

今回のツアーが2008年に行われたツアーのリバイバルツアーと言うことだけあって、当時を思い返さずにはいられない。それに、この変な記憶力が、意外と当時のライブの日の1日のことを覚えている。
ライブの中身というよりもその日1日のことがけっこう記憶として残っている。なので、当時のことを思い返してみる。

ちなみに2008年のツアーは、厳密には「ホームシック衛星」と「ホームシップ衛星」の2本で、僕が行ったのはアリーナツアーの「ホームシップ衛星」なので、「ホームシック衛星」には行っていない。ライブハウスツアーの「ホームシック衛星」は、この頃からチケット争奪戦がすごかった…。帯広、旭川、どっちもチケットは手元にはやってこなかった…。

2008年4月19日(土)、札幌・きたえーる。

この日は4月なのに気温が初夏ほど高く、上着が必要ないくらいの暖かさ。でもこれが良かった。2024年のツアーは、アリーナ席は全席指定の椅子席。しかし、2008年は、アリーナはスタンディング仕様。そして、チケットにはブロック指定はあるものの整理番号の記載はなし。つまり、並んだ順に入場するということ。当時高校2年生だった自分。この日のライブは、高校の同級生と5人で行った(自分にしてはあまりにも大人数)。当時は、ライブハウスに行けば、前に行ってなんぼだったので、もうそれはそれは早い時間に会場に行った。確か12時過ぎにはきたえーるに着いていたと思う。そして13時からの先行物販を余裕で購入し(今ほど混んでない)、やることはひとつ。入場列待機。ここからオープンまで4時間近くきたえーるの正面入口に胡坐をかいて待った。
なのでこの日の天気はとても有難かった。ただ、少し暑いと感じるくらいには気温も高く、ちょっとだけ過酷だったかもしれない。そしてオープンし、いざ会場に入る。チケットは、Aブロック3枚、Bブロック2枚だった。自分はなぜかAを譲り、Bブロックを選んだ。でも、Bブロックの最前を確保できたので、柵によりかかり、ライブを目に焼きつけることができた。Aブロックで観ていた3人は終演後汗だっくだくの状態だった。

BUMPは、2006年に行った「run rabbit run」ツアーで一部の会場はアリーナで行っているが、北海道では今回が初めてのアリーナ公演。そして僕にとっても初めてのBUMPのアリーナ公演。同じく当時から聴いていてライブに足を運んでいるB'zやミスチルと比べるとステージセットこそシンプルなものの、この規模でBUMPが北海道でライブをすると思うとめちゃくちゃ興奮していた。

当時のセットリストをここで載せようか、と思ったが、今回のツアーがリバイバルツアーってことで、ほとんど構成同じだったら、まさかのネタバレみたいなことになりかねないので、アンコールの曲だけ特記する。

アンコール1曲目は『くだらない唄』。当時、音源とは異なり、藤原基央の歌から始まるライブバージョン。しかし、これ、実はアンコール1曲目を間違えてしまったことを、曲の演奏後に藤原が告白。そして、「もともとアンコール1曲目だった曲を次にやります。」と言ったのち、アンコール2曲目は『K』。そして『ダンデライオン』を続けて演奏し、アンコールが終了。

と思いきや、藤原基央が再びステージに戻ってきて、そして残る3人もステージに戻ってきて、初期の名曲『DANNY』をプレイし、この日のライブは幕を閉じた。

帰り、札幌駅のアピアの中にあるカレー屋『おの』で、カレーを食べ、ライブのことをわちゃわちゃ話して解散した。

当時、物販で買ったスポーツタオルがめちゃくちゃお気に入りで使いまくってた。今は、お気に入りになると一気に使えなくなってしまうので、逆の考えだったのも懐かしい。タンスにしまう時は常に一番上にして、そのスポーツタオルの上に何も重ならないように収納していた。

あれから16年経って、2024年に再びこのような機会に出会えるとは思いもしなかった。けど、BUMPが大好きな人の中にはこれすらも予想してたりする人がいるかもしれない。

中盤でセットリストについて触れたが、「リバイバル」ということで、おおよその構成は同じでくるんじゃないかと思っている。
2008年の時もアルバム曲が日替りで入れ替わる事案があったので、2days行けるのが本当に楽しみだ。
Silver Jubilee、be thereで演奏されていた「アカシア」、「なないろ」のような近年の楽曲は演奏されないと思っている。「SOUVENIR」すら今回のツアーでは演らないと予想している。「リバイバル」とはそういうものだと思うので。アンコールすら昔の曲を繰り出してくると思っている(そうなる期待も込めて)。

あと約1時間半、いざ、真駒内。

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