絶対王者 V.S. 絶対王子
Gmail それはメール界に君臨する絶対王者
たぶん間違いない、世界で一番使われているフリーなのにこれでもかという機能を備え、世界のメール基準までもがその顔色を見ながら動いている絶対王者Gmail。
PHPMailler それはウェブメール界を賑わす絶対王子
対してPHPMailerはこちらもフリーにしてきちんとしたカスタマイズの効く素晴らしいメーラーで私も長いことウェブに組み込んで使っていた頼もしいアプリ。
久々のウェブプログラミング
で、久々にウェブ開発中なのですが、そこで自動確認メールを送らなきゃならなくなってPHPMailerのご登場です。いじるのが久々なので、まずバージョンの確認。私のウェブで使っていたのがVer.5.5。最新版はVer.6.9.1ということで、まずはGitHubから最新版をゲット。しかーし、開いてみるとそこにはVer.5.5の文字が。そこの書き換えし損ねたのかな。何度もダウンロードしたものを確認したけれど、GitHubに上がっているものにも同じ表記だったので書き換え損ねかな。
ともかく、最新バージョンを手に入れたと信じて、ウェブにアップ。
Composer 使わなくても直接requireすれば問題ないのでただアップ。
送信のためのPHPの書き方はググって貰えば大量に出てくるのでここでは省略。で、いきなり本題。
PHPMailerから出したメールをGmailだけが無視する
調べてみるとGmailだけじゃなくてicloudメールにも届かないことがあるらしいのですが、そこは未検証。私の環境でわかっているのは、私の会社のドメイン宛のメールはきちんとそちらで受信できるのに、Gmailに送っているものは迷惑メールにもならず完全無視されている状態。どのフォルダーにも届かないのです。長い旅の始まりの嫌ーーな予感。
ウェブには似たようなのはたくさんあるけれど
新しいGmailのガイドラインは来月2月からとあるので、まだ発動していないはずですが、念の為送信側のメールサーバーのSPFもDKIMもDMARCも設定を見直し。私が契約しているXserverではSPFはデフォルトで入っていて、初期ドメインは自分では確認も変更もできない状態。
そりゃそうでしょう。これを変更したらxsrv.jpから送信される私以外のメール全てに影響してしまうことになりますもんね。でも、内容参照はできるとうれしいところ。
DKIMとDMARCはドメインを選んで、設定追加のボタンをポチッとするだけのとても簡単設定です。再度それができていることを確認して再度PHPMailerからメールを送ってみます。まだまだ沈黙。Xserverに預けている違うドメインにセットを移して試してみても結果は同じ。何度も実験した結果、私のGmailではないメールボックスは謎の状態に。
ずらりと並ぶ決意表明!!
「届くまで頑張りたいと思います」
挫けそうだったけれど、いろんなところから届いているメールのソースを見て勉強。noteから届くメールはamazon利用なんだな、ということもわかりました。
しかし、参考資料は見つからず
ふと、もしかしてとやってみたことが一つ。そしてその結果-->>届いた!!やりました!!
そして届いたメールのヘッダーに見つけたバージョン情報。
X-Mailer: PHPMailer 6.9.1 (https://github.com/PHPMailer/PHPMailer)
ちゃんと最新でした。
何をやったかは、この下。私の10時間を100円で売ります。買ってください。もう懇願。だって10時間かけて手に入れた情報を100円にするのですから、ぜひ。
絶対王者と絶対王子の戦いではなかった。。。間にいた別な魔物