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いよいよMBA事前準備

国内MBA事前準備用の図書が発送されたようだ。

Kindleで読み始めてみると
序文だけで、なかなか面白い内容だ。
(読みおわったら感想をNoteに記録しておくつもり)

私の今までの人生の大半は
他人の業績をなぞることを目標としていたんだなと思う。

学業や仕事、
先人の仕事をなるべく模倣して
誰かとそっくりのことをする。
自分の作品がお手本と似ていれば似ているほど
良い成績、良い成果につながったのだ。

それはトレーシングペーパーで
下絵を写す作業に似ていた。

うまく写せたとしても
自分の描いた絵ではない。

そういうことが嫌になったこともある。

それで一時期、独力で
自分の絵を描き始めた。

下手くそだった。

途端に成績は落ち、成果は上がらず
売れない芸人のような人生になった。

そこから這いあがろうとして
最初から素直に真似を続けていたとしたら
必要のなかったであろう
余計な努力をしなければななかった。

何年かして
今の世界に戻ってきた。(多分そう表現するのが適切だ)
ホッとしたのは事実だ。

さらに何年か経って、
もし、
あのままのオリジナルの下手くそな人生だったら
今どうなっただろうかと考える。

一人の哀れな男の人生は
結局どう辿ったとしても
世の中にはなんの影響もなかっただろうけれど。

なぜそう感じたかといえば、
今、またトレースする人生から離脱してしまったからだ。

今度は若さゆえの過ちではなく、中年の狂い咲きみたいなものだけど。

私は事業承継して
幸か不幸か
トレースするものを見失ってしまった。
(はい、ここ注目!決して不幸なだけではない。“幸か“不幸かだ。)

トレースするものがなければ
自分で描けばいいじゃない。というか描くしかないじゃない。

たとえ、いや間違いなくだけど、それがこどもの落書きのようであっても
自分で描くのは、潜在意識の模倣ではあったかもしれないが、意識的には誰かの単なる真似ではない。


めちゃめちゃでもぐちゃぐちゃでも
私の絵の具を塗りまくってやる。

岡本太郎だってバスキアだって
ラクガキみたいじゃん。

私だってラクガキしたい。

何年も先、
良い世界にするために
自分のイマジネーションを全て使いたい。

売れない芸人が
自分の芸を磨き続け
ある日
世の中に認められるようなこともあるが
それさえも
期待しない。

自分の芸にだけ集中します。まる。

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