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もしかしてわたしの〇〇、低すぎ…?


ズボラなわたしに失望しないひとだけ読んでほしい。
転職して約ひと月、そして世の中が一変して約ひと月。わたしの生活も一変した。


・世の中知らなすぎ問題


今まで本当にニュースとか世の中の出来事とかぼーっと読み飛ばしてきたんだなあと思ったのが、4月頭。

世の中の流れを読んで「本当に読者が求めているコンテンツは何か?」を考える日々。企画職になり、ものすごい量のニュースを毎日インプットするようになった。新聞やネットニュースだけでなく、コンビニのJKの会話に耳をすましたり、バズってるツイートについて考えたり、そういう「なんでもない」ことも全て企画のヒントになる世界。

一消費者として、何も考えないでただただぼーっと生きていた事実を突きつけられて、本当に苦しかった。何でこんなぼんやり生きていられたんだろうって思う。こんなにぼんやりしていたの、本当に悔しい。人生一生勉強だし、ビジネスパーソンとしての基礎を固めなければ…世の中のこと、もっと知りたい。

教員時代は、まず教科で教えることがある程度定められていたし、「時勢にそぐう」というのは二の次どころか一番最後に置かれていたように思う。けれど、この仕事についてまだひと月しか経っていないけれど、この頭を持ったまま教員やってたらもっともっと世の中のこといっぱい取り入れて授業できたなあ…絶対その方が楽しいし面白いし生徒のニーズに合うし…

GOの三浦さんが『言語化力』の中で、

前例をたくさん持っていることよりも、新しい時代の変化について敏感に身体感覚で察知していることのほうがよっぽど大事だ

と述べていて、この感覚が教員時代マジで足りなかったし、今も足りてないなあと感じる。

生徒たちの様子を見ていても、TikTokが爆発的人気だったのだから動画が来るということはわかっていたはずなのに、一向に授業を動画化しようとしていなかったことを反省している。困難校で、知的好奇心の乏しい生徒たちにも届くコンテンツというのは本当に強くて、それってすごく解決の糸口になったのになあ、とか。

高校教師、流行の最先端と言っても過言ではない高校生と一緒に毎日過ごしているのに、全然アップデートされない(する意志がない)のやばすぎる。かくいうわたしも、なるべく若者文化吸収するように心がけていたけど、今の方がもっと情報取れるなあと思う。

ずっと、「アウトプット前提のインプットが大事!」って言われてきたのが、身に沁みてわかった。てゆーか、毎日強制アウトプットなので、必然的にインプットの感覚が研ぎ澄まされる。研ぎ澄まされていかないと、枯渇してしまう。死活問題だ。



・私服ダサすぎ問題


毎日ファッション誌を読んで分析して企画して…と繰り返していると、ファッション誌の企画やる人間とは思えないぐらい私服がダサい…と自覚させられることに。クローゼットを一掃しないといけないかもしれない。

私服仕事だし、ピアスもネイルもオッケーなので好きな格好で仕事できるようになって、着られる洋服の幅も広がった。同時に、まともな服なさすぎでは…?と思うようになったので、この騒動が明けたらちゃんと洋服を買いに行きたいと思う。私服ダサい人の企画書とか、普通にダサそうじゃん?だからわたしも洗練されていかなくては。



・ビジネスマナー知らなすぎ問題


わたしはいわゆる「お茶汲み」をしたことがない。初任者研修で、一通りビジネスマナーなどは習うのだけど(電話の出方とか、名刺交換の仕方とか)電話も、外線は事務室の人が取ってくれていたし、外に出ることもほぼなく名刺交換する機会も少なかったし、来客があってもお茶出したりすることがなかったから今の会社に入って初めてお茶出しして、社会人6年目なのにやばくない!?って思った。なんていうか通り一遍のビジネスマナーを身につけたい。やばい。喫緊の課題って感じ。

いやー、こりゃ「教員の常識、世間の非常識」って言われるわけだわ〜わたし一人にかぎってかもしれないけれど、一人で仕事取れるようになるためには、相手を不快にさせないスマートさが必要だと思う。早く慣れよう。



・情報編集力なさすぎ問題


入社してひと月経ち、最初はインプット過多で死ぬ!!!脳がパンクする!!!!!!!(しかも全然人に会えないから「人に喋る」という形のアウトプットもできなくて辛い〜〜〜)と思っていたのにも少し慣れ、情報を取ることが日常的に行えるようになってきた。

情報が溢れかえっている世の中、点をどうやって線にするかが編集者の腕の見せ所なのに、全然繋げられない。わたし、情報編集力なさすぎ…?

水野学さんも『センスは知識からはじまる』と著書でおっしゃっているように、圧倒的に界隈の知識が足りない。こればっかりは、とにかくやるしかないので、消費者のインサイトを探る訓練を常にしていきたい…


・生活力低すぎ問題


もしかしてわたしの生活力、低すぎ…?
よくあるアラサーのデフォルメ化したマンガに出てきがちなズボラ女=わたしってぐらいマジで生活力がない。

料理はできないし、家は寝に帰るだけだし、引きこもる日は1日の大半をベッドで過ごす。ちなみにわたしはお化粧もベッドの上でするし、本もベッドで読むし、ストレッチも筋トレもベッドの上でするし、場合によってはパソコンもベッドの上で開くし、ベッドに住んでいると言っても過言ではない。あと、寝るのがすきすぎて時間があると一日中寝てしまう。

家事、世界で一番向いてない。

という生活だったのだけれど、リモートワークと強制自宅謹慎(語弊あり)により、なんとかおうち時間を楽しむ方法を模索している。自分のハッピーは自分で作るしかないんだし。

①料理を始めた
なんていうか、外に出られないとなると能動的にできることが限られてくるじゃないですか。映画見に行くとか、ライブ見に行くとか、できなくなっちゃったし。
だからものづくりでもしないと達成感が得られないというか、1日何にもしてないな〜みたいな気持ちになるのが嫌で、料理を始めた。

と言っても、マジで火が苦手なので簡単なものしか挑戦していない。こんなにも物作りが好きなのに料理が苦手なのおかしくない???と思って料理が苦手な原因を紐解いてみたんだけど、とにかく「火が怖い」に尽きる。あと、生の食材が怖い。おぞましい。生肉、気持ちが悪い。

高校で生物の授業を受けているとき、ある時からもう生理的にムリになって教科書も図録も全然見られなくなって、生物は全く勉強しなくなってしまったのだけど、それを引きずっているっぽい。生肉、気持ち悪い。(生物の先生、当時にしてはかなり進んでてYouTubeとかでいっぱい動画流してくれてたんだけど、もう気持ち悪くて直視できなくてずっと顔を伏せてた。生き物が苦手っぽい、動物も苦手だし…)

というのはまあ言いわけなんだけど、どうやったって生命維持活動のためには食事が必要で、3食食べるなら全部美味しい方がハッピーじゃない?それを自分で作れるようになったら最高じゃない?というまあまあ前向きな方針で料理を始めた。

めちゃくちゃ美味しい!みたいなものはまだ作れないけど、自分一人食べるならまあいいか、ぐらいのものはできるようになった。美味しいもの自分で作れたらハッピーだから頑張りたい!!!!!!!次住むならIHのところにしよーっと。


②本読む余裕が生まれた
リモートワークになって、行き帰りの通勤時間がなくなった分、少し生活に余裕ができた。友人と食事に行くこともないので、ゆっくり本を読むことができる(人とごはん食べる時しかお酒飲まないのでもうひと月はお酒飲んでない)。ずっと積読していたものを順番に読み進めていくと、次から次へと読みたい本が出てきて困るね。ハッピーな悩み。

ちなみに今は、ビジネス勉強したいとか言いながらも現実逃避したい気持ちが強いので、小説ばかり読んでいる(村上龍と村上春樹を同時進行で読んでるっていう変なやつ。次は『冷静と情熱のあいだ』が読みたいな〜辻仁成さんの渡仏日記読んでたら読みたくなっちゃった)。小説はその世界に脳内でトリップできるから最高だよね〜オススメの小説教えて、グロくないやつ。



③家で映画を観るようになった
映画館に行けないのでAmazon Primeで映画を観ています。ちょっとずつ。ごはん食べながらiPadで観るのが最近の日課。TVはもう半年以上つけておらずインテリアと化している。笑

今は『牯嶺街少年殺害事件』のリマスター版を観ている。4時間近くあって超長いけど小林司さん(ミスiDを始めた人)がオススメしていたのでこれは観なきゃ!と思って観始めた。

これは台湾映画なのだけど、他国の映画を観るときに歴史を知らないと全然楽しめないことが多いので(これも例に漏れず)今回のウイルスへの対応のこととかもあるし、台湾の歴史を学びたいと思っているところ。歴史から学ぶものってかなりあると思っていて、世界史もっとちゃんと勉強したいな〜〜〜学びたいこといっぱいあって時間が足りない。



④ラジオ聞く時間が増えた
人の声が恋しいというのもあるけど、料理をすると洗い物が出るじゃないですか〜〜それを片す時にもってこいなのが、ラジオ。耳だけで楽しめるって最高だよね、お化粧するときも聞いたりする。最近はstand.fmとかで普通に友人が喋ってるのとかも聞くようになった。オススメのチャンネルなどあれば教えてください。

ちなみにわたしがよく聞いているラジオは、

・Radio Dragon-next-
・高橋みなみと朝井リョウのヨブンのこと
・内山昂輝のワンクール
・ファーストサマーウイカのANN0

あたり。

だいすきな菅野結以ちゃんがパーソナリティを務める「Radio Dragon-next-」、朝井リョウさんの絶妙な性格の悪さとワードセンスが光る「ヨブンのこと」、淡白な性格で映画へのこだわりが聞けるのと何と言っても声が最高に好きな内山くんの「ワンクール」(ムビログが最高にすき)、そして最近始まったウイぽんのANN0。ウイぽん下ネタキツすぎてマジでアイドルか?って思ったりするけど、彼女はトークスキル高くて本当に聞いてて楽しい。元気になれる!『スーパーストライク』からのファンです。


まあ色々あるけど、それなりに楽しくやっています。引きこもり族的には、生活力が向上してていい感じ。

「苦しい中でも楽しさを見つけて頑張る」というのはもうなんかライフワークみたいなもので、10代からずっとそうだから生き方として染み付いちゃってるんだよねえ、楽しめる方法探すプロになりたい。

人と喋ってなさすぎて、人に喋ることそのままのテイストで書いちゃった〜こんな回があってもいっか。わたしと会ったことある人はわたしの声で再生されると思う!またね!

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